ベネズエラ:1000万人を目指す平和を求める署名
- 2019.02.13 Wednesday
- 05:43
「誰かが自分にお金を払ってくれると言う人はいない。私は、ここに来たいから、感じることがあるから、感謝しているからここに来た。」と何かの見返りのために署名しに来たのかと質問に、署名した市民が話した。
開始日の2月6日に署名集め用のポストが全国すべての州でオープンとなった。
それは2月10日日曜日午後5時、ベネズエラの主要な広場で、この都市の繁華街の中心部にあるカラカスのボリバル広場のことだ。平和を求めて署名する人々の列が220人にも達するが、列は素早く進んでいく。政府が1,000万人と予測している署名と米国へ送る手紙の一部となる数冊のノートが置いてある。これは署名集めの5日目である。
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は、2月4日月曜日に、ベネズエラの平和を守り、米国政府の介入主義的行為とこの国に対するクーデター攻撃を止めるように求める全国的な署名集めを行うと発表した。
署名収集用のポストが,開始日の2月6日に全国すべての州でオープンとなり、それは、それぞれの都市の主要な広場に配置された主要な場所とともに、大学、職場、文化センターや、この宣言に参加したいと望んでいる人々の自発的な参加を励ますためにそれ以外の場所にも届けられた。
カラカスにおいても例外ではない。月曜日、繁華街の中心部で大きな人数が途切れることない署名集め6日目が開かれた。毎日、ジャネラ、ホロッポやサルサといった様々な種類の音楽のアンサンブルが演奏するステージが設定された。オーケストラの演奏や、日曜日に演奏したアリ・アレハンドロ・プリメーラのような人気のある歌手のリサイタルも行われた。
偉大な解放者シモン・ボリバルの名前がつけられた広場の中心に設置されている彼の大きな像の右手には、長テーブルに約7冊の署名用のノートが開かれた状態で並べられていた。ボランティアたちが列を見守り、所定の場所へ人々を案内した。署名ノートのそれぞれのページに上部に「ベネズエラから手を引け」というスタンプが押されていた。署名者たちは自分の名前とIDカード、電話番号とサインを書かなければならない。その後広場を離れるか、その時間に行われている催物を広場の隅々までブラブラ見て回る。
彼らは何も支払ってもらうことはないし、署名に対する報酬もない。人々の列を管理するのを助けるボランティアたちにもプレゼントも表彰すらもない。ビデオでスペイン人に質問された時には、列に並んで待っている人たちは、ボリバル革命に対する責任として自分たちの行動を擁護した。
毎日人々がやってきて、既に署名済の多くのベネズエラ人と一緒に歴史に自分の印を残すことが続いているので、署名収集の締め切り日はまだ決まっていない。沢山の人々が参加したことは、政府の1,000万というその目標を達成する可能性が高いということである。(N)
#FromTheSouth News Bits |Venezuelans all over the country have been signing a document condemning US imperialism in Latin America. US journalist Max Blumenthal was in Caracas to see it first-hand on Sunday.#Venezuela @NicolasMaduro @MaxBlumenthal pic.twitter.com/0Gm4AUVdMc
— teleSUR English (@telesurenglish) 2019年2月11日
参考:動画日本語訳(rie訳)
◆平和を求める長い列
News Bits : 国中のベネズエラ人民がラテンアメリカでのアメリカ帝国主義を非難する文書に署名している。アメリカ人ジャーナリストのマックス・ブルーメンタールは日曜のカラカスで最初に見たもの。
ここはカラカスのシモンボリーバル広場。人々がこの地区一帯に看板をあちこち貼り巡らせ列を作ってます。アメリカ帝国主義的干渉に反対し、米国政府に求めている、アメリカのベネズエラへの介入は認めない!平和を維持せよ! ここで署名を求める列は大量だ。1000万署名を得る為に、この区画一帯にどれほどの列が映し出されてるか君らにも観てとれるでしょう。
後ろの方にも行ってみよう。区画一帯が人で満たされている。そして日中一日中人が集まってきて一帯を賑やかにしている。
現文URL:
https://www.telesurenglish.net/news/Venezuela-Long-Lineups-to-Sign-for-Peace-20190211-0012.html
職場では毎日エクアドル人と過ごす日々です。
自分が学んで来た歴史、メディアが嘘だと39歳になって初めて気づきました。現実にかなりのショックを受けています。ヤフージャパンのニュースではアメリカ寄りの記事ばかりで、
実際にベネズエラへ行って自分の目で確かめた記事がないことや、世論から支持を得るための物資支援など、過去の歴史を振り返る日々です。
ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク、リビア、前科があるアメリカの言い分は全て信用出来なくなりました。この様なブログがあることを嬉しく思います。有難うございます。