ブラジル:交通料金の値上げに反対する大規模な抗議

  • 2019.01.12 Saturday
  • 05:23

(Brazil: Massive Protest Against Transport Fare Hikes)

2019年1月11日 telSUR発

People protest against fare hikes for city buses in Sao Paulo, Brazil Jan. 10, 2019.

サンパウロの市バスの料金値上げに抗議する人々。2019年1月10日、ブラジル、サンパウロ。|写真:Reuters

 

「フリーパス運動」が電車、地下鉄及びバスの料金の7.5%値上げを拒否した。

 厳重に警官が配備される中で、木曜日、ブラジル最大の都市サンパウロの公共交通機関の料金値上げに反対してブラジル国民がデモを行った。この抗議を組織したのは、電車、地下鉄及びバス料金の7.5%値上げに反対している「パセ・リブレ・モベメント(MPL)」(フリーパス運動)である。

 新しく値上げされた結果、現在の公共交通料金は1回に付き1.16US$である。MPLのデモ行進は市立劇場から始まり、「値上げに反対するために通りに出よう!」と叫びながら市内を練り歩いた。

 「給料は下がるが、料金は上がる」、「削減にノーを言おう」、「ボルソドリアは人民を略奪したがっている」といったメッセージが書かれたプラカードを抗議参加者たちは掲げた。

 最後の横断幕はサンパウロの新しい州知事ホアオ・ドリアに言及したものである。彼は、右翼候補ジャイル・ボルソナロの支持を広げようとして、最後の選挙キャンペーンでは「ボルソドリア」というニックネームを使っていた。

 ブラジル消費者保護研究所の都市交通の研究者ラファエル・カラブリアによれば、地元自治体が集団移動コストを引き下げるのではなく、料金を引き上げることを申請しているので、値上げはまずい選択だった。

 「値上げは唯一の選択肢と見られている。でも、インフレは毎年発生している。自治体と州政府は、料金を使用者に負担させないようにするには、交通コストの資金を確保する方法を見つける必要がある。」とカラブリアが話し、さらに「市役所は策略を凝らし、その影響を小さく見せようとデータを捏造している。」と述べた。

 「私たちは、どのような公共交通モデルを持ち、どのような都市移動権を持っているのかを問う必要がある。最低賃金はインフレ以下に再調整されたが、サンパウロの料金はインフレ以上に再調整された。誰がこの値上げを心配しているの?4.30ではない!」

 

 「教育、医療と同様に、移動は権利なのだから、この料金値上げは純粋に政治的である。あらゆる権利のように、それは負担させられるべきではない。」と21歳の学生ソフィア・サレスが話した。

 デモ行進はほとんど平和的に行われた。しかし、夜には軍事警察が介入し、あるところではデモ隊に催涙ガス弾が発射された。

 運動の指導者は「サイクリストの広場」でデモを終了しようとしていたが、警察の指揮はこの場所を隔離、封鎖して、抗議の最後の締めくくりを続けることを妨害した。

 MPL社会運動は、すべての市民のために無償で移動する権利を守ろうとしており、FIFAコンフェデレーションカップの時に、ブラジル全土で行われた2013年の大規模な抗議行動と密接な関係を持っていた。(N)

原文URL:

https://www.telesurenglish.net/news/Brazil-Massive-Protest-Against-Transport-Fare-Hikes-20190111-0002.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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