フランス:休暇が明けて、黄色いベスト運動が再び活性化

  • 2019.01.07 Monday
  • 05:48

フランス警察が国民議会へ向かう黄色いベストを封鎖

(French Police Block Yellow Vests From National Assembly)

2019年1月5日 teleSUR発

Yellow vest protesters in Paris.

パリでの黄色いベスト抗議行動。|写真:Reuters

 

社会的、財政的公正を求める黄色いベスト運動は、休暇中の人数の減少から復活した。少なくとも、103人が逮捕された。

 土曜日にデモ隊が国民議会に近づこうとした時、黄色いベスト抗議行動とフランス警察の間で衝突が起きた。

 運動が衰退してしまうのかと心配させた休暇中の参加人数の減少だったが、食事や家族との集いの後、フランス人民は再び通りに現れた。

 警察の報告によれば、パリだけで103人が逮捕された。

 抗議参加者たちは、後で国民議会へとデモ行進するために幾つかの地点に集まった。人々がシャンゼリゼや歴史的な証券取引所に集まってマクロンの辞任を求め、この結集は反乱ではなく、「これは革命だ」と警告した。

 「1000億の脱税、無策」と抗議参加者たちは、財政の公正化を求める草の根運動と明確に関連させて非難している。

 土曜日のデモは社会運動指導者エリック・ドゥロー(Eric Drouet)が逮捕されたことによっても刺激された。彼は水曜日に無許可抗議を組織したことでフランス警察に逮捕された。ドゥローは木曜日に裁判を保留された状態で釈放された。

 ドゥローの弁護士ケオプス・ララは声明で、彼の依頼人は「恣意的に逮捕された」と述べ、彼が水曜日に参加した集会は許可が必要なデモでは無かったと主張している。

 ドゥローは、これまでも12月22日の抗議行動中に木製のクラブを持ち歩いていたことが問われて逮捕されたことがある。

 金曜日に、フランス政府は、扇動者の唯一の目標は政府の打倒であるとして黄色いベスト抗議を撥ね付けた。燃料税を拒否することから始まった大衆の反乱は、多くの人が「金持ちの大統領」と見ているエマニュエル・マクロン大統領に辞任を要求する財政の公正化を求める運動へと変わっていった。

 マクロン大統領は今年最初の閣僚会議で、法と秩序が回復されなければならないと発言したと政府広報官ベンジャミン・ギリベウが記者団に述べた。「黄色いベスト運動は、未だに抗議を続けているが、政府を打倒する暴動を助長する扇動者のものになった。」

 フランス政府が黄色いベストの抗議参加者を撥ね付けるのはこれが最初ではない。11月に動員が始まった時、マクロンは彼らを悪党と呼んだ。しかし、抗議が数週間に亘った12月中旬には、大統領は、問題の燃料税の撤廃、最低賃金の引き上げと年金生活者の税金の削減などの譲歩を強いられた。

 「我々は変化を求めるフランスの願望を最大限に満足させる必要がある、何故なら我々を権力に就けたのはこの願望だからだ。我々は保守主義に対して妥協し過ぎかもしれないが、それを変えなければならない。」とギリベウが話した。しかしながら、抗議に拍車をかけているのは保守主義ではなく、全面的な労働改革や年金改革などのマクロンの反労働者階級の改革である。

 マクロンが2017年5月に大統領に就任して以来、彼の政策に対する不満の高まりと共に彼の支持率は記録的な低さに転落した。

 木曜日に発表された調査によれば、55%のフランスの国民が黄色いベストが抗議を続けることを望んでいる。(N)

原文URL:

https://www.telesurenglish.net/news/French-Police-Block-Yellow-Vests-From-National-Assembly-20190105-0007.html

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM