モンサントが米国の裁判で敗れる

  • 2018.08.12 Sunday
  • 06:33

モンサントがラウンドアップ裁判で2億8900万US$の支払いを命じられる

(Monsanto Ordered To Pay Cancer Patient US$289M In Roundup Trial)

2018年8月10日 teleSUR発

The jury found that Monsanto had failed to warn Johnson and other consumers of the cancer risks posed by its weed killers.

陪審は、モンサントが除草剤が引き起こすガンの危険性をジョンソンとその他の利用者に警告しなかったと判断した。|写真:Reuters

 

モンサントは、世界で最も広まった除草剤グリホサートがガンの原因であることを否定し、人間が使用しても安全な化学物質であることを数十年の研究が示していると発言している。

 金曜日、カリフォルニア陪審は、ラウンドアップなどの同社のグリホサートをベースとした除草剤がガンの原因であり、損害賠償として2億8900万ドルを支払うことを主張した男性が訴えた裁判で、モンサントに責任があることを認めた。

 学校のグランド管理人デワイネ・ジョンソンの裁判は、グリホサートがガンの原因であると訴えた最初の裁判だった。ドイツのコングロマリットに625億US$で買収に続いて、バイエルAGの一部門であるモンサントは、今、米国内で5000件以上の同様の裁判を抱えている。

 カリフォルニアのサンフランシスコの最高裁判所で陪審は3日間審議した後、除草剤が引き起こすガンの危険性をジョンソンや他の利用者に警告しなかったことを認めた。

 その裁判は、補償に3900万US$、懲罰的損害賠償に2億5000万US$と裁定したとロイターが報道した。

 モンサントは評決に上訴すると述べている。「今日の決定は、800以上の科学的な研究と再調査が、…グリホサートがガンを引き起こすことはなく、したがってジョンソン氏のガンの原因ではないという事実を裏付けているという事実を変えることはない。」と同社は声明で述べている。

 モンサントは、世界で最も多く使用されているグリホサートがガンを引き起こすことを否定し、数十年の科学的な研究が人間が使用しても安全な化学物質であることを示していると主張している。

 2006年に提訴されたジョンソンの裁判は、ラウンドアップとモンサントのもう一つのグリホサート除草剤レインジャープロが原因であると主張しているリンパ系のガン、非ホジキンリンパ腫の彼の症状が重篤化しているために裁判は急いで進められた。ジョンソンの医師は、彼が2020年を超えて生きていることは難しいと述べている。

 カリフォルニアの州立学校の元害虫駆除責任者だったジョンソン46歳は、1年に最大30回除草剤を使用していた。

 ジョンソンの弁護士ブレント・ウィスナーは、「数十年間、グリホサートとその製品であるラウンドアップがガンを引き起こす可能性があることが分かっていたことを証明する」社内文書を陪審員が初めて認めたと話した。彼は「利益よりも利用者の安全を第一とする」ようモンサントに求めた。

 4週間の裁判で、陪審員たちは統計学者、医師、公衆衛生の研究者とグリホサートがガンの原因であるかどうか意見を異にする疫学研究者の証言を聞いた。

 米国の環境保護庁は2017年9月に、数十年のグリホサートのリスク評価に結論を出し、人間に発がん性のある化学物質ではないと判断した。しかし、2015年に世界保健機構のガン部会はグホサートを「人間に発がん性の疑いあり」に分類していた。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Monsanto-Ordered-To-Pay-Cancer-Patient-US289M-In-Roundup-Trial-20180810-0014.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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