アルゼンチン:教員組合が48時間ストライキへ

  • 2018.08.01 Wednesday
  • 05:16

ラテン・アメリカの教員ストライキでは、賃上げや労働条件の改善だけでなく、教育予算の拡充や教育の質の向上をも要求している。


アルゼンチン:教員組合がマクリ政策に反対する48時間ストライキを開始

(Argentina: Teachers' Unions Begin 48-Hour Strike Against Macri Policies)

2018年7月30日 teleSUR発

Teachers Unions in Argentina protest during a strike earlier this month on July 10, 2018.

2018年の今月7月10日のストライキ中に抗議行動を行うアルゼンチンの教員組合。|写真:Norberto Noto

 

「公共教育の荒廃という国民的な課題がある。」と教育労働者組合(UTE)の書記長エドアルド・ロペスが記者会見で語った。

 アルゼンチンの教員組合が、労働条件の改善と「パリタリアス」(インフレ率に対応する賃上げを確立するための政府と組合の会議)の再設置を要求して48時間ストライキを開始した。その会議はマウリシオ・マクリ政府が導入した新自由主義政策によって中断されていた。

 このストライキは48時間継続することを計画しており、6州(ブエノスアイレス、連邦地域、コリエンテス、チャコ、サンタクルスとティエラ・デ・フエゴ)の教員が要求の圧力を掛けるために参加する予定である。

 「公共教育の荒廃という国民的な課題がある。」と教育労働者組合(UTE)の書記長エドアルド・ロペスが記者会見で述べ、非常に少ない給与の増額だけでなく、教材や適切な教育の質を確保するための条件の不足をも挙げた。

 ストライキを行う教師の大規模な結集が計画されており、現地時間火曜日のAM11時にブエノスアイレスの政府建物前で抗議行動を行う。

 ストライキの背景にある主な理由は、マクリが同国の教員組合から交渉力を奪おうとして教育労働者と全国政府間の会合が中断されたままであることと見られている。

 「アルゼンチンの教育は州毎に管理されており、だから、すべての州が賃上げおよびその他の要求について教師との交渉となる。」とバリロチェの人類学者で知識人であるラウタロ・ヒアノラが月曜日、現在の中断状態の政策を説明しながらテレスールに話した。

 「キルチネル政府の時には、教師との『パリタリア』会議は全国的だった。」とヒアノラが話した。クリスチナ・フェルナンデス・デ・キルチネルと彼の夫である故ネストル・キルチネル政府の時は、組合が一つとなって交渉でき、地方と全国政府の両方に対して要求する強い立場を持っていたとラウタロ・ヒアノラが説明した。

 その後、全国政府は全国的なインフレ水準に見合う適切な給与水準を維持することを州政府に圧力を掛けることになる、と彼は付け加えた。

 ところが、「マクリ政府は、アルゼンチンのすべての職種での15%の最低賃金の引き上げを定め、全国的な「パリタリアス」を撤廃した。しかし、今インフレ率は約25%に上昇している。」と述べ、そのような賃上げでは、この国の教員やその他の労働者は上昇するインフレ率を生き残るために必要な金額をはるかに下回る状態に置かれることになるとヒアノラは警告した。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Argentina-Teachers-Unions-Begin-48-Hour-Strike-Against-Macri-Policies-20180730-0013.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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