コロンビア:FARCが初めて参加した国会が開会

  • 2018.07.24 Tuesday
  • 05:51

2016年にFARCとコロンビア政府が和平協定を結んだ結果、FARCは議会政党になり10人の議員が認められた。しかし、政府は和平協定を誠実に履行しておらず、和平協定締結後だけで400人以上の社会運動活動家が殺されている。


コロンビア議会開幕:サントスがFARCの議員を歓迎し、モックス上院議員が尻を見せる

(Colombian Congress Inauguration: Santos Welcomes FARC Legislators, Senator Mockus Bares Buttocks)

2018年7月21日 teleSUR発

Colombia

金曜日、コロンビアの新しく選出された議員たちが宣誓した。|写真:Reuters

 

サントス大統領がFARC議員を歓迎し、平和と生活のための連合は和平交渉を保護するための14の法案を提出した。

 議会での最後の演説で、退任するコロンビア大統領ファン・マニュエル・サントスは解散したコロンビア革命軍からできた政党『人民革命代替勢力(FARC)』の10人の議員を歓迎し、2016年の和平協定によって着手した道をこの国が継続していくことを要請した。

 「FARC党の議員たち、今や武器を捨て、真実に貢献し暫定裁判に出席することを受けいれ、憲法と共和国の規範を尊重することを誓った諸君、この民主主義の殿堂へようこそ。」とサントスは発言した。

 10人のFARC議員のうち、8人だけが宣誓した。

 イエスス・サントリッチ、彼は和平協定が結ばれた後、麻薬ネットワークに参加したことで告訴され米国による送還要請に直面しているのだが、彼は拘束され、議会に姿を現すことはできなかった。FARCは事件全体が平和を妨害するために準備され、企てられたものだと主張している。

 イバン・マルケス、彼は和平協定の交渉責任者だったが、彼もまた和平協定違反に抗議して上院に席を置かなかった。サントリッチ事件で示されたように解散したゲリラに司法的な保証がないと主張している。

 

 平和のための特別司法(JEP)に関しては、大統領に選出されたイバン・デューケの民主中道党によって直前に押し付けられたことが暴露されたように、和平協定の内容の最近の修正と民兵組織と国家治安部隊による社会運動やコミュニティの指導者に対する殺害が増加していることが和平協定を深い危機へと落とし込んでいる。和平協定がハバナで調印された後、400人以上の社会運動家とコミュニティ活動家が殺されている。

 これらの事実にもかかわらず、サントスは「コロンビアが平和に生きることにふさわしいので、平和の拡大に気を配るようにと」新しい議会に要請した。

 中道左派と『寛大なコロンビア(Decent Colombia)』、『民主戦線(Democratic Pole)』、『グリーン同盟』と『FARC』といった進歩派の議員は僅か49名に過ぎない。彼らは和平協定を保護し、守ることを約束している。彼らは議会での重要な指導的な立場を取ることはできない。

 コロンビアの与党『民主中道党(Democratic Center)』は、エルネスト・マシアスがグリーン同盟の候補アンタナス・モッカスに81票を獲得して破った結果、上院議長を務めることになる。地元メディアによれば、マシアスは元大統領で民兵組織と繋がりのある政治家アルベルト・ウリーベの親しい友人である。

 

 代議員の多数がアレハンドロ・チャコンを選出したので、『自由党(Liberal Party)』が下院の議長を務めることになる。

 『民主中道党』はデュークが提案した和平協定の変更を進めることを明言しているが、元大統領や副大統領候補グスタボ・ペトロとマリア・ロブレドが率いている何人かの左翼議員たちは、デューケ政府が提案している協定や変更を支持することを明言している。

 ペトロとロブレドはコロンビアの大統領選挙で2位となって、上院と下院の議員となった。「平和と生活ブロック」が優先的に主張している一つは、驚くべき率となっているこの南アメリカの国での社会運動指導者の殺害を止めさせることである。

 ロブレドはこの傾向に抗議して議員となった。「今日の私の共和合国議会における宣誓もまた、生活を守るという抗議の叫びでもある。もうこれ以上社会運動指導者を殺すな!」

 

 『民主戦線』の上院議員で平和のためのブロックの指導者であるイバン・セペダによれば、『La U.』として知られている『統一党(Unity Party)』の会員議員フォン・ハイロ・カルデナスのように、この同盟に参加している他党の議員もいると話している。

 金曜日の新しいコロンビア議会の初日には、平和同盟は14の法案と民兵組織と闘うための法の改訂、労働者の権利を改善、水道利用の保証、議会の代表権を行使するためにコロンビアの武力紛争の犠牲者と認められる平和のための一時的な16地域の創設を提案した。

 このブロックの議員たちは新しい防衛大臣に任命されたギジェレモ・ボテロにメッセージを送った。彼は社会的な抗議行動を規制することを提案していた。「この政府では社会的結集が奨励される。」と『民主戦線』の上院議員アレクサンデル・ロペスは話し、デューケが宣誓を予定している8月7日に和平協定への支持を示すためのデモに参加するように繰り返し述べた。

 最後に、このブロックは、グリーン同盟の上院議員アンタナス・モッカスが議会の開会セッションでズボンと下着を落としたことで笑いと論争を引き起こした。彼はアルバロ・ウリーベに次いで2番目の得票を得ていた。

 この行動は退任する上院議員エフライン・セペダ議長の演説中に行われた。モックスによれば、それは「教育上の行動」であり、彼の同僚アンヘリカ・ロサノ上院議員は、モックスはセペダの役に立たない介入を話している時に何度も黙るように要請していたと説明した。

 モックスは、同じ効果:静粛と注意喚起を求めるために、国立大学の学長だった25年前と同じ行動を取った。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Colombian-Congress-Inauguration-Santos-Welcomes-FARC-Legislators-Senator-Mockus-Bares-Buttocks-20180721-0001.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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