グアテマラのフエゴ火山噴火の医療支援にキューバ人医師たちが活躍

  • 2018.06.15 Friday
  • 05:52

大規模自然災害に真っ先に駆け付けるキューバの医療救援隊だが、グアテマラには20年前から駐在していた。世界中の災害時のキューバの医療支援には頭の下がる思いだ。米国は「人道」を口にするなら、軍隊ではなく、災害時に医師を派遣したらどうだ。


キューバ人医師がグアテマラのフエゴ火山の犠牲者を支援

(Cuban Doctors Assist Victims of Fuego Volcano in Guatemala)

2018年6月11日 teleSUR発

The Cuban Medical Brigade first arrived in Guatemala in 1998 to help the Central American country during Hurricane Mitch.

ハリケーン・ミッチに襲われたこの中央アメリカの国を援助するために、1998年に始めてキューバの医療救援隊がグアテマラに到着した。|写真:Prensa Latina

 

キューバの医療支援隊は、悲劇的な出来事に必死に取り組んでいるグアテマラ医療チームを助けるために日夜働き続けている。

 フエゴ火山噴火の最初の瞬間から、グアテマラに派遣されているキューバ医療支援隊(BMC)は、悲劇を伴いながら必死に取り組んでいる人々を助けるために日夜働いているとキューバとグアテマラのメディアが報道した。

 救援隊は20年前からこの中央アメリカの国に派遣されており、その時から地元の地域社会と関わり、人々と交わりながら、違う文化や風習を学んで来た。

 悲劇の発生から、キューバ人医師たちはエスクイントラにある「ホセ・マルティ」学校に滞在している。そこは、今では噴火によって最も影響を受けた地域の一つのためのシェルターとなっているが、地元や外国の医師やボランティアが休息をとっている間の、12時間の夜間の交代勤務を引き受けている。

 そして、シェルターで長い夜を過ごした後、彼らは通常勤務のためにエスクイントラ病院へ戻っていく。

 噴火によって最も影響を受けた村の一つエル・ロデオの幾つかの家族は、学校で休息を取っており、救助が必要な約900人を支援できるように準備されている。医師たちは部屋を訪れて、自然災害の被害者と患者の世話をしている。

 キューバ政府は、エスクイントラに派遣されている26人のメンバーを助けるために、この悲劇を救援する間、グアテマラの約22県すべてに救援隊を派遣した。

 ニオビス・デュベルゲル・メルゲンディア(病理学者)とディナ・ラファグエ・マジョス(伝染病学者)が、避難した人々のリストを見ながら日曜日に病気の調査を行った。

 救援隊の調整者であるレルマル・クインタナ・マルティネスは、避難者の過密状態および適切な換気と医療サービスが不足していると、呼吸器系と消化器系の感染症を助長すると話している。「我々はこの状況を管理するためにすべての人をチェックしており、どんなに緊急の場合でも素早く行動を取る。」とクインタナが話した。「見ての通り、沢山の子供と老人がいる。彼らはいつも呼吸系と胃腸系の病気に最も弱い。」「我が医師たちは、県の幾つかのセンターで、予防の行動を取るために、どのくらいの家族がいて、どんな病気を抱えているのかを把握するために積極的な相談活動を行っている。」と彼は述べている。

 ホセ・マルティ学校に非難してきた被害を受けた人々のうち一人の世話をするキューバ人医療救援隊。2018年6月10日。|写真:William Trujillo, Prensa Latina

 

 ソーシャル・ワーカーであるフィアマ・ロクソナ・ダルドイが『プレンサ・ラティノ』紙に、コミュニティのほとんどが影響を受けている地域であるエル・ロデオ、ラ・レイナ、ラ・トリニダドとサバナ・グランデからの約200家族を保護しなければならなくなってから、キューバ人医師たちは特に立派に活動してくれていると話している。

 「我々は大変感謝している。彼らはいつも非常に思いやりを持って、惜しみなく、忍耐強く、日夜、子供や女性と老人の世話をしてくれている。」とダルドイが述べている。

 カーサ・サロではその学校近くの体育館もまた、避難所として使われており、救援隊と地元の医師たちは、寄付された医薬品を分類し、患者や住むところを無くした人々の世話をしている。

BMCの全国調整役であるユーリ・バチスタは、グアテマラの16県に様々な特殊技能を持った431人の救援隊メンバーがいると話している。そのうち、245人は医師で、136人が看護婦となっている。その中には2回目、3回目の医療ミッションとなっている者もいる。

 日曜日にグアテマラ保健相のカルロス・サトーは、エスクインタの人々を世話するために、さらに医師を派遣できないかグアテマラにいるキューバ代表部に要請した。キューバ大使カルロス・デ・セスペデス・ピエドラは、グアテマラの人々を支援するための救援隊の派遣を再確認した。

 「米国の大量虐殺的な経済封鎖に勇敢に抵抗しながらのあらゆるキューバ人の医療支援をすべての人々は高く評価してくれている。次のマルティの言葉は、フィデルが我々に寛大さを教えた思想と一緒にあらゆるキューバ人の心の中にある。『世界のすべての栄光はトーモロコシの実になじむ。』今日の我々の栄光はグアテマラの人々に奉仕することであり、我々は最後までやり遂げる。」とデ・セスペデスが話した。

 噴火の後、キューバ大使はグアテマラのヒミー・モラレス大統領にお悔やみの言葉を述べ、救援隊の派遣を申し出ていた。

 ハリケーン・ミッチによる被害を受けた人々を支援するために、1998年11月5日に救援隊が始めて到着した。彼らは、その時から409,166回の手術と43,748,222回の診療を行って来た。(N)

動画再生はここ

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Cuban-Medical-Brigade-Assists-Victims-of-Fuego-Volcano-20180611-0007.html

 

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>

趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM