ニカラグア:野党の暴力的破壊行動が続く

  • 2018.06.02 Saturday
  • 08:53

ニカラグアの暴力破壊行動は、丁度昨年のベネズエラと同じように、メディアによる政府非難を引き出すために、死者を出すことと破壊することだけを目的としている。


ニカラグア:オルテガ、最近の野党の暴力に続く平和への呼び掛けを再開

(Nicaragua: Ortega Renews Call For Peace Following Recent Opposition Violence)

2018年5月31日 teleSUR発

Demonstrators stand behind a barricade during clashes with riot police during a protest against Nicaragua

ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領に反対する抗議で、機動隊との衝突でバリケードの背後に立つデモ隊。2018年5月30日、ニカラグア、マナグアで。|写真:Reuters

 

「ニカラグアの所有者は、地域や政治イデオロギーに関係なく、すべてのニカラグア人だ。」とオルテガが話した。

 ニカラグア野党勢力による一連の暴力行為の後、ダニエル・オルテガ大統領は平和への呼び掛けを再開し、ニカラグアは、オルテガを大統領から追放するために対立を利用している国内外の様々な勢力組織のものではないと宣言した。

 「ニカラグアは我々すべてのものであり、だから我々はここに居る。ニカラグアの所有者は、地域や政治イデオロギーに関係なく、すべてのニカラグア人だ。」とオルテガが水曜日の母の日のイベントに集まった数千人の支持者の前で話した。

 オルテガは、野党の辞任要求を拒否し、1960年代の武装対立から1990年代の和平合意までの平和に至るニカラグアの「長い道程」を大衆に思い出させた。

 「悪魔は平和であった国を破壊する準備をしている。ニカラグアは和解能力で世界から称賛されていた。」と彼が話した。

 大統領は、先週、暴力に直面して、交渉が中断された野党グループと和平合意を締結する意志も表明した。

 「我々は皆、神と法の前で同じ権利を持っているので、所有の多少にかかわらず、すべてのニカラグア家族のために平和を、すべてのニカラグア家族のために安全を我々は求めている。」とオルテガが話した。

 暴力的抗議と警備隊との衝突は、政府支持派の非常に沢山の個人に死をもたらせた。多くの場合、彼らは武装した抗議活動家の標的とされたのである。それは数人の抗議活動家の死をも引き起こした。

 水曜日、幾つかの野党グループが特定の標的に一連の暴力行為を行い、ビルを破壊し、多くの人を負傷させ、少なくとも5人が死亡した。

ニカラグアのダニエル・オルテガ政府に反対する抗議行動で機動隊と衝突しながら、サンディニスタ・ラジオ・ステーションに火を点けたデモ隊。2018年5月30日、マナグアで。|写真:Reuters

 

 手製の迫撃砲で武装した野党グループは、母の日のオマージュのためにマナグアへ向かうサンディニスタのキャラバン隊を攻撃し、2人が死亡、警官を含めて少なくとも12人が負傷した。

 エステリ市長フランシスコ・バレンスエラは、キャラバン隊は覆面をした人々によって石、手製の迫撃砲と銃器で攻撃されたと話している。

 「我々は3時間か4時間の間、彼らと話をした。それは難航したので、通り抜けようとした時、我々は残忍な待ち伏せ攻撃を受け、攻撃された。幾人かの同僚が怪我をした。当然であるべき集会の平和、安全と平穏という点では、度を過ぎた暴力という状況にある。」と彼は話した。

 別の情報では、集会を離れようとしたキャラバン隊がもう一つの攻撃を受け、少なくとも4人のサンディニスタの青年が殺された。

 エステリでは、あるグループが徴税事務所の建物を攻撃し、略奪し、火を点けたが、怪我をした人はいなかった。

デモ隊が正面に火を点けたちょうど2日後、国営のラジオステーション、『ヌエバ・ラジオ・ジャ』(新ラジオナウ)もまた攻撃され、火を点けられた。政府に批判的であった、『100%ニュース・チャネル』と『ダリオ』ラジオステーションの両事務所も攻撃を受けた。

 

 あるグループは農業と家畜の協同組合の建物に火を点け、チナンデガ市では市庁舎を管理していた人々が攻撃された。

 野党と政府派グループとの衝突が中央アメリカ大学(UCA)、国立工業大学(UNI)とマナグアの大聖堂の近くで報告されており、少なくとも一人が死に、8人が怪我をした。

 さらに、銃と手製の迫撃砲で武装したある野党グループがダニス・マルテス国立スタジアムを攻撃し、略奪した。

 

#ニカラグアの「平和なデモ隊」が、新しい国立野球場#デニスマルテスを攻撃する前に、AK47という戦争用武器と銃を見せている。

 

 衝突と攻撃の最中に、幾つかの最も過激な野党グループによる暴力が見られてはいたが、前進する唯一の道は平和の構築であると述べて、オルテガはすべての党に対話を継続するために集まるように要請した。

 政府は、米州人権裁判所と米州機構に最近の暴力事件の捜査を許可し、抗議行動における死者の捜査と真相究明するための様々な分野の人で構成される独立の専門家グループを作ることに合意した。

 「今日、協定は調印された。我が政府は、正義を持って、あらゆる暴力行為を捜査することをもって対話のテーブルに着くことを約束する。我々は全体的に、礼儀正しいマナーですべてのテーマについて対話を要請する用意がある。」と副大統領ロサリオ・ムリージョが話した。

 カソリック教会は双方の間の対話を取り持とうとしているが、彼らは最近、町に暴力がある限り対話を継続することはできないと話している。

 木曜日に発表されたプレス・リリースでは、仲裁及び統一政府は4月以来行われた犯罪を非難し、いかなる暴力の責任と暴力に関係する準軍事組織の存在を拒絶し、平和を構築すること及び、人々が望むものを達成するために真相を究明することを再確認した。

 ニカラグアの政治危機は、提案された社会保障改革に反対する抗議行動が路上に現れた4月中頃に始まった。社会保障改革提案は、年金支給開始年齢の引き上げをしないために、使用者と雇用者の双方の積立金を増額することによってこの制度の財政危機を乗り越えようとしたものであった。

 労働者の0.75%引き上げに対して、使用者は3.5%の引き上げとなる。オルテガ大統領はこの改革を撤回し、暴力のスパイラルを避けるために対話を呼びかけた。

 このような状況にもかかわらず、暴力的な抗議行動と国家警備隊との衝突は続いていた。ニカラグアの暴力騒動で数十人が亡くなり、沢山の人が怪我をしている。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Ortega-Calls-For-Peace-Amid-Opposition-HomeMade-Mortar-Fire-20180531-0015.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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