アルゼンチン:IMF介入に反対する大規模デモ

  • 2018.05.27 Sunday
  • 05:49

「祖国は危機にある」:アルゼンチンはIMFと緊縮を拒否する

(‘The Homeland is in Danger:’ Argentines Reject IMF, Austerity)

2018年5月25日 teleSUR発

Tens of thousands gather at Buenos Aires

ブエノスアイレスの象徴オベリスクに集まった数万人の人々。|写真: @Aslanredes

 

労働組合、社会運動と人権組織が、IMFの協定が2001年から2002年のような新しい経済危機を産み出すのではないかと危惧している

 金曜日、「祖国は危機にある」という旗の下に、マウリシオ・マクリ大統領の緊縮政策と国際通貨基金(IMF)が課している条件を拒否するために、数万人のアルゼンチン市民がブエノスアイレスの路上に溢れた。

 アルゼンチン独立宣言の第一段階とされている1810年革命の5月25日の記念日にマクリ政府とIMF間で交渉された協定に反対するために、大規模な抗議が労働組合、社会運動、人権組織、政治組織と宗教組織を団結させる。

 デモ隊は、マクリ政府を特徴づけている公共サービス料金の値上げと賃上げ交渉する労働者委員会に被せている上限を拒否した。

 「こんなに料金が上がるのを見るのは恥ずかしい。月末までやり繰りできない。」と一人の婦人がアルゼンチンのTV局C5Nに話していた。「私は毎日食料を配給している。」と退職者が同局に話していた。

 ペソの切り下げを止めるためにマクリがIMF融資を要求しているという状況で、彼は最近、アルゼンチン財務相ニコラス・デュホベネを「全権大臣」に任命し、デュホベネに財政、内務、雇用、エネルギー、輸送、農業、生産、近代化と観光省に関する拒否権を与えた。

 この行動は赤字削減政策を適用するには必要と見られているが、更なる公共料金の値上げ、更なる公務員の削減や社会支出の削減を含み、300憶US$に達すると見積もられているIMF融資を受けるために要求されている。

 組合の指導者オマール・プライニは地元のラジオ局に、もし政府が「180度方向転換しなければ、社会衝突が起きるだろう」と述べた。プライニは社会セクタに結集を継続することも呼びかけた。

 進行中の抗議行動は、デモ参加者が愛国心を示すために、アルゼンチンの国歌を一緒に歌って終わる予定となっている。

 アルゼンチン国民はIMFの経済介入に反対している。何故なら、数百万人を貧困に追いやった2001-2002年の経済危機は、自由貿易、金融市場の解放と社会支出の削減を含むIMFが強制した構造調整策を適用した直接の結果であったと多くの人が信じているからである。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/The-Homeland-is-in-Danger-Argentines-Reject-IMF-Austerity-20180525-0008.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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