ブラジル:元大統領ルラ解放にかすかな希望が

  • 2018.05.09 Wednesday
  • 05:29

ルラの裁判がサンパウロの裁判所へ移され、モロ判事は外されたため、ルラ裁判の逆転判決に僅かな望みが出てきたという記事です。


1か月経過、ブラジルの左翼はルラの解放のために闘い続ける

(One Month on, Brazilian Left Continues Fight for Lula's Freedom)

2018年5月7日 eleSUR発

Former Brazilian President Luiz Inacio Lula da Silva arrives at Federal Justice, with senator Gleisi Hoffmann (R) for a testimony in Curitiba, Brazil, May 10, 2017.

クリチバでの証言のために上院議員グレイシー・ホフマン(右)と一緒に連邦裁判所に到着した元ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ。2017年5月10日。|写真:Reuters

 

一方で、ブラジル最高裁は今週木曜日の判決でルラの12年の判決を逆転するかもしれない。

 ブラジルの元大統領ルイス・イナシ・ルラ・ダ・シルバが、収賄とマネーロンダリングの容疑で12年1ケ月の懲役判決を受けて、収監されてから1か月が経った。

 しかし、ルラはあらゆる希望を失ってはおらず、最高裁の判決を待っている。最高裁が、彼の裁判が憲法に違反しているという判決を下せば、彼に自由を与えることができる。

 労働者党(PT)と罷免されたディルマ・ルセフ大統領などの指導者たちは、ルラは政治的に投獄されたと主張している。ルラが刑務所にいながらも、ルラは世論調査ではまだトップであり、10月7日の選挙の同党の候補者になる予定である。

 

「群衆がルラの解放を要求してサントス・アンドレ広場に詰めかける!歌手ベス・カルバーロがステージを降りたばかりで、今度はアナ・カーニャスが上がっている。すべての国の指導者たちが、政党を越えてこの歴史的なメーデーにクリチバにいる。」

 

中央統一労働組合(CUT)は、セルヒロ・モロが逮捕状の発行を要請した後、ルラが2日間支持者に囲まれて過ごしたサンパウロの金属労働組合を中心として、全国で様々な抗議と活動を行っている。

 「5月7日は不当な政治犯に対する闘いの日となる。それはルラ解放運動の日となる。ルラはミシェル・テメルが改訂した労働法を撤回することのできる唯一の指導者であり、候補者である。」とCUTの書記長セルヒオ・ノブレが話した。

 

「クリチバでの抵抗は先住民の人々からも増援を得ている。カインガング族の40人以上の人が、ルラの潔白と自由を守るためにマリサ・レチシア・キャンプに加わった。写真:Ricardo Stuckert」

 

 先月、ブラジルの最高裁の第2法廷は、ルラの汚職裁判に関連するすべてのオデブレヒトの取引証言の抗弁をサンパウロの連邦司法省へ移し、この裁判からモロ判事を外した。

 これはルラの支持者にかすかな光を与えるもので、最高裁がルラに対する有罪判決を取り消す可能性に望みを託している。彼は裁判所とメディアを批判して、「彼らが、私が(今年の大統領)候補者になることを望んでいないのであれば、私に反対して投票すればよいことだ。私の立候補を妨害するために策略や計略を謀るべきではない。」

 データフォルハによれば、2011年に83%の記録的な支持率を持ったまま大統領を退任しているので、彼が法律的な苦痛を与えられ、投獄されているにもかかわらず、今年行われた、『フォックス・ポプリ』、『データフォルハ』、『データ・ポデル360』、『パラナ研究所』、『ナショナル・コンフェデレーション・オブ・トランスポーテーション/MDA』と『lpsos』のすべての選挙世論調査でトップに立っている。

 ルラが就任していた2期の任期中に、沢山の社会保障が実施され、数百万人のブラジル国民を貧困から抜け出させ、国連の世界飢餓マップから同国を排除させた。彼の最も野心的で成功した計画の一つは、2003年に開始した家族手当で、それは貧困ライン以下で暮らしている家族に給付金を支給するものだった。お返しに、給付を受けた家族は子供たちが学校に出席している事、予防接種したことを証明しなければならない。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/One-Month-After-Lulas-Imprisonment-20180507-0014.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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