シリアへのミサイル攻撃に対する世界の抗議行動

  • 2018.04.16 Monday
  • 06:30

OPCWの査察によって嘘がばれる前に急遽ミサイル攻撃。化学兵器で殺すのはいけないが、ミサイルなら殺してもいいという論理はどこから来るのか?


米主導のシリア攻撃に対する国際的な反戦抗議

(Global Anti-war Protests Against US-led Aggression in Syria)

2018年4月15日 teleSUR発

Protesters burn an U.S. flag during a demonstration outside the U.S. embassy against air strikes carried out in Syria, in Athens, Greece, April 14, 2018.

シリアに対して実行された空爆に反対して米国大使館の外でのデモ中に米国の国旗を燃やす抗議参加者たち。ギリシャ、アテネで、2018年4月14日。|写真:Reuters

 

米国主導のシリアに対して反戦の抗議デモが、米国、インド、メキシコ、トルコ、キプロスと英国などの国で行われた。

 世界中の多くの都市で左翼や反戦活動家たちが週末にかけて街頭デモを行い、フランスとイギリスの支持を得た米国のシリア政府への攻撃を非難し、糾弾した。

 米国では、ニューヨークとワシントン、シカゴ、ポートランドなどの大きな都市で抗議のために数百人が集結した。マンハッタンでは大統領の決定に抗議するためにトランプ・タワーの前でデモを行った。

シリアへのミサイル攻撃の後、ホワイトハウスの前で抗議するデモ隊。2018年4月14日、米国ワシントン。|写真:Reuters

 

メキシコシティでは、活動家たちが米国大使館の外に集まり、出身国に関係なく、すべての人の権利を求め、メキシコと米国間の壁の建設を拒否する横断幕と旗をフェンスに吊るした。

メキシコ、メキシコシティ、2018年4月14日。|写真:Reuters

 

 チリのサンチャゴでは米国大使館前にデモ隊が集結し、シリアの旗を靡かせてスローガンを叫んだ。彼らはチリ警察と対峙し、数人の抗議参加者が逮捕された。

チリ、サンチャゴ、2018年4月14日。|写真:Reuters

 

ロンドンでは、ストップ・ザ・ウォー連合(STWC)のメンバーがテレサ・メイ首相の邸宅の外で、彼女がシリア攻撃に参加するのを自制するように求め抗議した。英国に住むシリア人など、いろいろな背景を持つ人々が抗議に参加した。

 

 抗議者たちは、政治家、有名人、学者と労働組合指導者が署名した、「トランプとメイ、あるいはマクロンが提案しているようなこれ以上の軍事的介入は解決とはならない。」と宣言した手紙を読み上げた。

 

 ギリシャでは、シリア政府への攻撃に抗議するためにアテネでギリシャ共産党が組織した集会に数千人の人々が参加した。

 ギリシャ警察によれば、6,000人から7,000人の人々がシンテグマ広場から米国大使館までデモ行進を行い、反帝国主義のスローガンを叫んだ。機動隊が大使館への行く手を阻んだが、抗議参加者たちはその前に「アメリカ人、人民の殺戮者」と描いた。衝突は報告されておらず、抗議は平和的に行われた。

ギリシャ、アテネ、2018年4月13日。|写真:Reuters

 

ギリシャ共産党代表ディミトリス・コウツォンバスは、シリアを攻撃するために「バシャル・アサドによる化学兵器の使用という見え透いた言い訳」を信じているギリシャの政治家を批判した。

 「帝国主義者はまたもや現地の人々の血を流させた。彼らはでっち上げの証拠を使って国を破壊し、攻撃した。」とコウツォンバスが話した。

 インドでは、インド・マルクス主義者の社会主義者統一センター(SUCI-M)のメンバーと反戦活動家たちが日曜日コルカタで空爆に抗議するために結集し、マクロンやメイのスケッチと一緒にドナルド・トランプを模した人形を燃やした。

 抗議参加者は、「立ち上がれ、シリアへの米国のミサイル攻撃に抗議せよ」とか「シリアに対する米国のミサイル攻撃に抗議を」といったメッセージが書かれた横断幕を掲げた。

 キプロスでは、左翼活動家たちが、日曜日にリモサル近くに地中海の島の「海外領」にあるイギリス王室空軍基地RAFアクロチリのゲート前で抗議した。

リマソル市の近くにあるキプロスのイギリス軍地基地RAFアクロチリのゲート前で抗議を行う左翼活動家たち。2018年4月15日、キプロスで。|写真:Reuters

 

 シリア政府、ロシア及び米国軍事筋によれば、米国とイギリス及びフランスは土曜日早くにシリアに向けて100発以上のミサイルを発射した。シリア軍は発射された105発の内70発以上のミサイルを防空手段によって撃ち落としたと発表した。

 国連安全保障会議は、土曜日、ロシアが提案した米国主導のシリア攻撃への非難を求める決議案を否決した。ロシアとボリビア、中国だけがその決議案に賛成した。

 一方、世界化学兵器監視団OPCWの査察官が土曜日にシリアへ到着し、東グータにあるドウマというシリアの町で毒ガス攻撃があったと疑われている現地調査をする予定だった。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/World-Protests-Western-Aggression-on-Syria-20180415-0008.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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