トランプのベネズエラの『ペトロ』禁止は裏目

  • 2018.04.11 Wednesday
  • 06:07

トランプが仮想通貨『ペトロ』を無料で宣伝してくれた。


トランプのペトロに対する禁止は裏目に出たとベネズエラが発言、投資家が倍増

(Venezuela Says Trump Ban on Petro Backfires, Doubles Investors)

2018年4月9日 teleSUR発

The Venezuelan cryptocurrency "Petro" logo is seen as Venezuela

ニコラス・マドゥーロ大統領が閣僚会議で話している最中に見えるベネズエラの仮想通貨「ペトロ」のロゴ。|写真:Reuters

 

その政策は米国にとって「ブーメランのよう」だったと、ベネズエラのブロックチェーン観測所の事務総長が話した。

 ベネズエラのブロックチェーン観測所の事務総長ダニエル・ペーニャによれば、ベネズエラの石油に裏付けされた仮想通貨ペトロに対する米国大統領トランプの禁止命令は、この仮想通貨を無料で宣伝してくれたようなもので、投資家の人数を2倍にしてくれさえした。

 ベネズエラのニュース週刊誌『クアトロ・F』とのインタビューで、ダニエル・ペーニャは仮想通貨の未来について、ボリバル国に対する米国の制裁と国際的な経済戦争を回避するために考えられた政府の戦略について語った。

 「我々は米国から仕掛けられるあらゆる攻撃に準備している。この処置はペトロに影響を与えることはなく、むしろ米国にとってはブーメランのように振る舞っている。何故なら全世界でペトロを購入したいという関心が急激に高まったからだ。」とダニエル・ペーニャが地元放送局で述べた。「トランプが発表した購入禁止は、広告として我々を助けた。制裁の後、ペトロを購入したという顧客が増えている。」

 3月に、トランプ政府は米国内でベネズエラのいかなる仮想通貨に関連する取引をも禁止する命令を発行した。

 「ベネズエラ政府による、あるいはそれに代わる者が発行した、あるいは2018年1月9日以降のいかなるデジタル通貨、デジタル・コイン、デジタル・トークンにおけるファイナンスの提供及びその他の取引に関係する、米国人による、あるいは米国内でのすべての決済は、この命令が効力を持った日から禁止される。」と命令に書かれている。

 しかし、どうもこの決定は裏目に出た。「数日後、ペトロの関する関心が倍増した。以前であれば顧客の数は日々400位だったものが、トランプの禁止以降は800人が関心を寄せている。間違いなく、それは必要悪だった。」とペーニャが主張した。

 彼は、国際的な金融システムの攻撃にもかかわらず、ペトロの経済的利益は3か月から6か月に内に現れ始めるとも断言した。

 「米国大統領ドナルド・トランプは、そうするために時間を割いている。それを考えて見てください。このことのために時間を割くということは、我々は正しい道を進んでいることを意味する。」

 ペトロは3月22日に販売期間を開始し、すべての国有企業はその決済を受け入れることが必要となった。すぐに不動産会社もそうすることが必要となる。

 ペトロを使用することと通常のボリバルを使用することとの違いを尋ねられて、仮想通貨を使用することには沢山の優位性があるとペーニャは話した。「中でも、ベネズエラ経済のインフレ策謀を突き破ることだ。仲介人は消えるだろう。それは方向性のある購入になるだろう。決済の待機時間は削減される。なぜなら決済は銀行システムよりもずっと速く処理されるからだ。」と彼は述べた。

 彼は、ペトロを採用したベネズエラの業者は、採用を推奨する国の計画の一部としての税制上の優遇措置を受けられることになると付け加えた。ペトロは「間違いなくコストを削減する」と述べて、彼は話終えた。

 先月ペトロの販売開始直後に、ニコラス・マドゥーロ大統領が市場でのペトロについて語り、ボリバル政府を攻撃している人々を批判した。

 「私は世界からの敬意を求める。経済力に関係なく、我々は他国の金融戦略を台無しにしているのではない。国の発展と幸福、平和や経済成長のための金融資源を作り出そうとしていることに対して、ベネズエラは何故、嫌がらせを受けるのか?」とマドゥーロ大統領は述べた。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Trumps-Ban-on-Petro-Encourages-Investors-20180409-0009.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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