ジュリアン・アサンジの外界遮断に著名人たちが抗議の書簡

  • 2018.04.02 Monday
  • 05:25

著名人たちが、エクアドル政府にイギリス大使館に保護されてきたウィキリークスの創設者のインターネット接続を遮断したことに抗議している。


チョムスキー、ブライアン・エノが#再接続ジュリアン・アサンジをエクアドルに要求

Chomsky, Brian Eno Demand Ecuador #ReconnectJulian Assange

2018年3月30日 teleSUR発

WikiLeaks founder Julian Assange speaks on the balcony of the Embassy of Ecuador in London, Britain, May 19, 2017.

ロンドンのエクアドル大使館のバルコニーで話すウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ。2017年5月19日。|写真:Reuters

 

ノーム・チョムスキーとスラボイ・ジジェク、ブライアン・エノなどの著名な人物がウィキリークスの創設者が外界と接続できるようにすべきと要求している。

 著名な知識人と社会活動家や芸術家たちのグループが、ウィキリークの設立者ジュリアン・アサンジのインターネットや電話のアクセスを回復し、表現の自由という彼の権利を尊重することをエクアドル政府に要求する公開書簡に署名した。

 「ジュリアン・アサンジの事件が、単なる法律的な事件などでは決してなく、基本的人権を守る闘いであることが明らかになったとすれば、今である。」と書簡に書かれている。

 ノーム・チョムスキーやスラボイ・ジジェクだけでなく、ロック・ミュージシャンンのブライアン・エノ、映画監督オリバー・ストーン、元CIAアナリストであるレイ・マクガバン、女優のパメラ・アンダーセンや元ギリシャの財務大臣ヤニス・ファルファキスといった著名な知識人たちがその書簡に署名している。

 エクアドルはアサンジのインターネット・アクセスと外界への窓を閉鎖し、彼が政治的問題にコメントすることを自制するという約束を破ったと主張している。

 エクアドル政府は、アサンジのコメントがエクアドルと他の諸国、特にヨーロッパ諸国との関係を損なう可能性があると主張している。

 「もしエクアドル政府がこの下劣な行為を止めないのであれば、自由と自由な発言のために立ち上がる勇敢な国家ではなく、迫害の代理人になってしまうだろう。」と書簡に書かれている。

 

 署名者たちは、エクアドルの行動は、政府に米国が圧力を掛けられていることが暗示されていると主張している。すなわち、「以前の大統領の下で、エクアドル政府は、米国の弱い者いじめに対して勇敢に立ち上がり、政治難民として政治的避難場所をアサンジに提供した。国際法と人権という道徳規範はそれを支持する。」

 アサンジは、そのためにスペイン政府から批判されているが、カタロニアの独立運動などの国際的な社会運動のプロモーターであった。

 「最近、カタロニアの大統領カルレス。プチデモンがドイツで身柄拘束されたことに対して彼が批判的なツイッターを書き込んだことで、その後米国やスペイン、イギリス政府が圧力を掛け、エクアドル政府は、アサンジがインターネットや電話を通じて外部世界と通信するのを止めさせるために電子的な妨害装置を設置した。」と書簡は続けた。

 スペイン政府に代わってプチデモンを逮捕したドイツ政府の決定をアサンジは最近批判した。エクアドル政府が外界との彼のアクセスを遮断する数日前に、アサンジを「惨めな小さなミミズ」と呼んだ、ヨーロッパとアメリカ諸国担当のイギリスの外務副大臣アラン・デュキャンにアサンジはツイートで返信した。

 「二つの国連憲章違反によって8年間起訴されることなく拘束されている政治犯として、私は「惨め」に違いないと思うし、背は高い方ですが『小さい』人間で間違いはないが、蛇よりも土壌に生気を与える健康的な生き物、『ミミズ』でありたいと思う。」とアサンジは火曜日にツイッターに書き込んだ。

 この書簡はまた、エクアドルの市民として、国際的に保護される個人としてアサンジの人権が守られるように要求し、エクアドル大統領レニン・モレノに「ジュリアン・アサンジの隔離を今止めるように」要請している。

 「もし、ジュリアン・アサンジの言論の自由がないのだとしたら、我々が様々な意見を持っているにもかかわらず、我々の誰にも言論の自由が無いことになる。」と書簡に書かれている。

 アサンジと国連はウィキリークスの設立者が2012年以来エクアドル大使館に任意に引き止め中の状態にあり、イギリス当局によって状況の説明を拒否していると考えている。イギリスは、彼は自発的に建物に入ったのであり、彼が行動の結果を受け入れる準備が出来たら、彼はいつでも出ていくことが出来ると話している。

 スウェーデンの検察はアサンジに対するレイプ裁判を公開したが、後に証拠がないとして取り下げた。彼は一度も犯罪で起訴されたことはなく、彼の支持者は、彼が内部告発者としての彼の立場によって国際的に迫害されているのだと主張している。(N)

 

署名リスト

パメラ・アンダーソン:女優で活動家

ヤコブ・アペルバウム:フリーランス・ジャーナリスト

レナタ・アビラ:国際人権弁護士

サリー・バーチ:イギリス/エクアドルのジャーナリスト

アリシア・カストロ:2012-16年のイギリス駐在アルゼンチン大使

ナオミ・コルビン:カレッジ基金

ノーム・チョムスキー:言語学者で政治理論化

ブライアン・エノ:ミュージシャン

ジョセフ。ファレル:ウィキリークス大使で真相究明ジャーナリストセンターの理事

テレサ・フォルカデス:ベネディクト会のモンセラート修道院の修道女

クリス・ヘッジ:ジャーナリスト

スレコ・ホルバト:ヨーロッパ民主主義運動(DiEM25)の哲学者

ジャン・ミッシェル・ジャーレ:ミュージシャン

ジョン・リリアコウ:元CIA対テロ幹部で元米国上院外交委員会の幹部捜査官

ローリー・ラブ:コンピュータ科学者で活動家

レイ・マクガバン:元CIA分析官、大統領補佐官

ジョン・ピルガー:ジャーナリスト、映画製作者

アンゲラ・リヒタ:ドイツの舞台演出家

サスキア・サッセン:コロンビア大学の社会学者

オリバー・ストーン:映画製作者

ヴォーン・スミス:イギリスのジャーナリスト

ヤニス・ファルファキス:経済学者、元ギリシャ財務大臣

ナタリア・ビアナ:調査ジャーナリスト、ブラジルの『アヘンシア・パブリカ』の共同ディレクタ

ヴィヴィアン・ウエストウッド:ファッション・デザイナーで活動家

スラボイ・ジジェク:バークベック人間研究所の哲学者

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Intellectuals-Demand-Internet-Access-for-Julian-Assange-20180330-0005.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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