ブラジル・ルラへのインタビュー

  • 2018.03.31 Saturday
  • 06:28

元エクアドル大統領コレアが、元ブラジル大統領ルラに行ったインタビュー記事です。


ルラ:ラテン・アメリカのエリートは民主主義を求めていない

(Lula: The Latin American Elite Doesn’t Want Democracy)

2018年3月29日 teleSUR発

Former presidents Rafael Correa (left) and Lula da Silva

元大統領ラファエル・コレア(左)とルラ・ダ・シルバ。|写真:EFE

 

ルラが話した。「ラテン・アメリカのエリートは民主主義を求めていない。自分のために、腹が減ったと叫んでいる貧困者でしかない。」

 エクアドルの元大統領ラファエル・コレアが、火曜日、ブラジルの元大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバにインタビューした。二人の進歩主義的な指導者はラテン・アメリカの現状について話し合った。

 コレアは、ルラ政府が経済成長と共に貧困を削減する成果をあげたが、同時に国家機関を強化することにもなったことを思い出しながらインタビューを始めた。コレアは2011年に民主的な選挙で選ばれたディルマ・ルセフの弾劾を残念がった。こうした文脈で、ブラジルでは何が起きているのか?とコレアはルラに尋ねた。

 ブラジルのルラによれば、あらゆるものが2013年の抗議と共に変わり始めた。ブラジルは「特権的な地位にあった。BRICS(新興経済組織)の一員であり、国際的な主役の一つになったが、米国はラテン・アメリカの一部が独立したものと見るのに慣れていなかったのだと思う。」

 「ブラジルにおいては、メディアと司法制度、検事当局及び警察の間にある協定が存在した。まず、メディアを通して人を犯罪者扱いし、それからその人が非難されると、彼らは司法プロセスを実行する。私の場合、メディアが嘘を報道し、その嘘が、検察に送検される警察の捜査へと繋がり、訴訟手続きとなる。」とルラは降伏しないことを誓いながら説明した。

 彼が大統領に立候補することに反対しているエリートの犯罪性を厳しく非難しながら、「ラテン・アメリカのエリートは民主主義を求めていない。自分のために、腹が減ったと叫んでいる貧困者でしかない。」とルラが述べた。

 コレアは国際関係とラテン・アメリカ統合に話題を移し、「ブラジルのような国が不安定となり得るようなどんな誤りを我々はしたのだろうか?」と尋ねた。

 ルラは、ブラジルのエリートは彼が米国を越えて南アメリカを支持したことを決して許さなかったと説明した。「ブラジルのエリートと外国のエリート、特に米国のエリートとの利害の間に繋がりがあると確信している。」とコレアに話した。

 また、彼はチャンスを逃がしたと認めた。「我々は根拠のない高揚感によって、我々が可能にした色々なことによって有頂天になっていた。それが国家組織に十分な注意を払わなかった理由だ。」その意味において、ディルマ・ルセフの違法な弾劾を阻止する可能性のあった地域統合メカニズムとしての南ブロックを強化することが出来なくなったことを、彼は残念に思っている。

 「ブラジルの問題はオバマに始まった。そして彼は、おそらくは民主主義者…だった。ブラジルと彼らの関係においては、ブッシュとコンドリーサ・ライスは、オバマやヒラリー・クリントンよりもずっと民主的だった。」(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Lula-The-Latin-American-Elite-Doesnt-Want-Democracy-20180329-0020.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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