3月5日は、没後5周年となるチャベスの命日

  • 2018.03.09 Friday
  • 05:46

世界各地でチャベスの追悼行事が行われました。米国の軍事介入の危機が高まる中、カラカスでは「我々は皆ベネズエラ」というテーマの下で、国際連帯会議が開かれています。


死後5周年に南アメリカとカリブ中がウーゴ・チャベスを追悼する

(Hugo Chavez Commemorated Across South America, Caribbean on 5th Anniversary of His Passing)

2018年3月6日 teleSUR(By: Earl Bousquet)発

Hugo Chavez commemoration ceremony takes place at the Miraflores Presidential Palace ahead of the ALBA leaders summit in Caracas, Venezuela.

カラカスでのALBA指導者サミットに先立って行われたミラフローレス大統領官邸におけるウーゴ・チャベスの追悼式。|写真:teleSUR

 

ベネズエラ政府と人民は故指導者の栄誉を讃え、この国では一連のイベントが開催され、またこの地域中で様々なイベントが行われた。

 伝説的なベネズエラの指導者ウーゴ・チャベスの没後5周年記念祭が、2018年3月5日にベネズエラとラテン・アメリカ、カリブ(LAC)中で、幾つかの都市やコミュニティでの追悼行事と共に行われた。

 アルゼンチン、ボリビアやキューバから、バルバドス、セントルシアとベネズエラ自身まで、ラテン・アメリカとカリブの人民の闘いを飛躍的に前進させた先住民出身のベネズエラ大統領を追悼し、賛辞を贈るために組織された公式行事に人々が集った。

 

【最初の賛辞】

 LAC地域からの最初の賛辞はカラカスで開かれている第15回ALBAサミットから送られた。ALBAサミットには、ボリビアのエボ・モラレス、キューバのラウル・カストロ、ドミニカのルーズベルト・スカーリットとニカラグアのダニエル・オルテガなどのこの地域組織の指導者が参加していた。

 チャベスの後継者ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領が議長を務めるこのサミットは、故指導者に賛辞を贈っただけでなく、ベネズエラが外国の干渉を許さないで自分の未来を決定し、自分の問題に対処できるように加盟国が支持することを繰り返し主張した。

 カラカスにあるミラフローレス・パレスでALBA指導者たちが会合している間にも、ベネズエラ各地でチャベス追憶の色々な行事が行われた。

 国営TV局は亡くなった指導者の前向きな言葉と行動を思い起こさせる番組を特集し、また個々の地方、コミュニティ、機関などが同じような追悼行事を組織した。

 

【海外代表】

 たくさんの海外代表も世界中から行事に参加するためにベネズエラへやって来た。米国、カナダ、アフリカ、アジアとヨーロッパから、もちろんLAC地域からも。

 アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、エルサルバドル、ホンデュラス、ニカラグア、パラグアイとウルグアイといった南アメリカのほとんどの国では、それぞれの政治、連帯運動と組織が代表して出席した。

 カリブの代表は、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ドミニカ、ドミニカ共和国、ハイチ、セントルシア、セントビンセント及びグレナディン・スリナムが出席した。

カラカスの選ばれた7つのコミュニティへの訪問に続いて、国際訪問団は、街を見渡せる丘の上にある、彼の追悼ために永遠の炎が燃えているチャベスの公式墓地に集まった。

 そこで訪問者たちは列に並んで、故ベネズエラ大統領の墓所へ歩み寄り、個人それぞれの言葉を奉げた。彼の原則と政策は、その地域と世界中から共感され、称賛されていた。

 

【公式行事】

 ベネズエラの行事に先立って、アルゼンチンで多くの人が参加した公式追悼式が開かれた。そこでは発言者たちはベネズエラの自己決定を支持することを繰り返し主張し、外国からの、特に米国によって、さらにはヨーロッパ連合(EU)とスペインからブラジルとコロンビアまでの、近くや遠くの国や機関によって続けられている攻撃を非難した。

 バルバドスを拠点とするカリブ人政治活動家デビッド・コミッソングによって、極端に良い条件で燃料製品をLAC諸国に提供してくれるペトロカリブなどの幾つかのカリブ諸国支持の機関の設立などのチャベスの功績を称賛する特別声明が発表された。

 

【特別賛辞】

 特別公式賛辞は、サンタルシアでも表明された。そこではベネズエラ・ボリバル共和国大使が、カストリエスのコウバリルにある教会で、カソリックのモンシニョールであるパトリック・アンソニーが申し入れたユーカレスト式の祭事を開催した。

 ベネズエラ大使レイフ・エスカロナは、「独立、主権と我が偉大な大地のための疲れを知らない戦士」とチャベスを呼び、彼は「大きな希望を体現し、社会変革のための大衆の要求に道を与えた」と話した。

 エスカロナ大使は、チャベスの指導性は「貧困に対する着実な闘いを特徴としていた。その中で、彼は国家機関を改革し、多数の人に利益をもたらし、障碍者、子供と青年、女性、老人、先住民とすべての部門の人々の権利を認識させる公共政策を保証し、人種差別と階級主義の障壁を打ち壊した。」と述べた。

 この島の外交団の首席司祭である外交官は、チャベスは「社会プロジェクトに情熱的であり、ベネズエラの人民に希望を取り戻させたし、プライドを取り戻させた。」と思いだしながら話した。

 エスカロナ大使は、「彼の毎日の姿勢や教えのおかげで、我々はボリバル、我が民族の英雄を取り戻し、今日がある。我々自身をボリバリアンであり、チャビスタであると考える」ことをチャベスは確かなものにしてくれたと話した。

 「チャベスのような人を我々に与えてくれたことを神に感謝したい。彼はベネズエラ人の生活に尊厳を与えた。それから、我が国の発展のために彼が残したものと計画を我々は継続しているのです。」と彼女は話しを終えた。

 チャベスの宗教的追悼式に参加したのは、セントルシア総督ネビル・セナック卿、元総督デイム・ピアレッテと元首相ケニーD・アンソニー、カストリエス市長ピーターソン・フランシスと

地元の要人、およびLAC諸国の代表たちだった。

 

【連帯会議】

 一方、火曜日、カラカスでは国内から約400人が参加した特別会議の開会などの行事が続いていた。そこではベネズエラの副大統領タレク・エル・アイサミ、制憲国民議会議長デルシー・ロドルゲス、情報相ホセ・ロドリゲスと外務大臣ホルヘ・ロドリゲスが演説した。

 火曜日の会議では、故大統領の弟で、与党ベネズエラ統一社会党(PSUV)の対外関係担当副議長であるアダン・チャベスも演説した。

 会議は、「Todos Somos Venezuela」(我々は皆ベネズエラ)のテーマの下で、公式の追悼式とベネズエラ全国の連帯活動の3日間の開会を知らせた。

Earl Bousquetは、セントルシアを拠点に置くカリブ人の熟練ジャーナリスト。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/opinion/Hugo-Chavez-Commemorated-Across-South-America-Caribbean-on-5th-Anniversary-of-His-Passing-20180306-0011.html

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM