ペルー:フジモリの恩赦に抗議拡大

  • 2017.12.30 Saturday
  • 06:15

我が国では、フジモリは日系人として好意的に見られているが、現地では独裁者と見られている。


ペルー:「フジモリ・ネバ―・アゲイン」全国デモで4人が逮捕

(Peru: 4 Detained in ‘Fujimori Never Again’ Nationwide March)

2017年12月29日 teleSUR発

Protesters carry a giant Peruvian flag through the streets of Lima.

リマの通りを巨大なペルー国旗を運ぶ抗議参加者。|写真:Reuters

 

「恩赦を取り消し、クチンスキーが辞任するまで、我々はデモを止めない。」と左翼の『拡大戦線(Broad Front)』のマルコ・アラナが予告した。

 ペルーの内務省は、木曜日に全国的に行われた「フジモリ・ネバー・アゲイン」デモで4人が逮捕されたと報告した。そのデモには、人権活動家、学生、芸術家、政治家や被害者家族が参加していた。

 12月24日に、PPKとして知られる現大統領ペドロ・パブロ・クチンスキーが、元独裁者のアルベルト・フジモリに「人道的」恩赦を与えた。フジモリは人権に対する罪で25年の刑に服していた。恩赦によって国内外で激しい非難が湧き上がった。

 国連の当局者は、恩赦は、「粘り強い努力によってフジモリを裁判へと引きずりだした被害者や証人の顔を引っ叩くようなものだ」と表現した。

 恩赦に対する地元の怒りは、PPKに向けられてきた。多くの人は、PPKが弾劾からフジモリを救おうとしている議会内の「フジモリ主義者」勢力と政治的取引をしたと思っている。最初に大統領の住居に戻ろうとしたのは、恩赦が発表された翌日の月曜日だった。

 木曜日に、抗議者たちは、チャントを歌いながらリマの裁判所の外でPPKの人形を燃やして抗議した。「ペルー、我々は愛している。我々がペルーを守る理由はそれだ。」その後、彼らは愛国精神を表すためにペルー国家を歌った。

 現地時間でおおよそ午後8時15分頃、抗議のグループは決められたルートを外れて行き、警察の催涙ガスで追い散らされた。抗議が、サン・イシドロ地区のPPKの自宅に行こうとした時、もっと大きな衝突が発生した。

デモでフジモリとPPKに扮装した参加者。|写真:Reuters

 

 抗議は、クスコ、チクラジョ、アヤクチョ、ピウラ、アンカジョとペルビアン市でも行われた。そこでは市民が広場や大きな一角を占拠して、怒りと非難の声をあげた。

 「みんな出て行け!腐敗、搾取者。」「恩赦は侮辱だ」と「PPK:汚職と虐待」が昨日のスローガンの一部だった。

 リマでは『拡大戦線』の議員マルコ・アラナがデモに参加した。

 「我々は、恩赦を取り消し、クチンスキーが辞任するまでデモを止めない。」とアラナが予告した。

 抗議の一人が逮捕された。|写真:Reuters

 

 1992年にペルー軍によって一人の教授と9人の学生が誘拐された、カンテュタ大学の学生などの大学生も参加した。カンテュタの虐殺は、フジモリが有罪判決を受けた罪の一つである。

 フジモリは、『シャイン・パス』と『テュパク・アマル』革命運動組織に対する戦争で、強制失踪と裁判なしの殺人に関連している。元大統領は、1996から2000年にかけて約30万人の女性に強制的な不妊手術を指示していた。

 人権と遺族の家族組織は、次のデモは1月11日に行うと発表した。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Peru-4-Detained-in-Fujimori-Never-Again-Nationwide-March-20171229-0009.html

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>

趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM