ラテン・アメリカ、ロシア革命100周年を祝う
- 2017.11.08 Wednesday
- 05:34
10月革命の100周年を祝うために集まったベネズエラの人々。|写真:Twitter / PartidoPSUV
ボリビアのエボ・モラレス大統領は、革命100周年を迎えたロシア人民を称賛した。
この地域全体で様々な催しを行って、ラテン・アメリカ中の沢山の人々が集まって、ロシア革命100周年を祝った。
ベネズエラでは、労働者たちが、カラカスの自主国有電話会社(Autonomous National Telephone Company)から、ミラフローレスの大統領官邸までデモ行進を行った。
「我々は、革命家であり、社会主義者として、この国際的な祝賀行事に参加する。」と、この結集を呼び掛けた、ベネズエラ統一社会党の中央委員会の委員であるフレディ・ベルナルが話した。
ペルーでは、共産党が、ペルー電話労働組合のホールで、ロシア革命を祝うイベントを開催している。一連の行事は、ウルグアイでも行われている。
一方、ボリビアでは、エボ・モラレス大統領が、独裁と不平等に対する闘いの実例を話して、革命100周年を迎えたロシア人民を称賛した。
「ロシア革命は、100年前のこの日、勝利した。団結した農民と労働者は、世界で最初の社会主義国家の建設をやり遂げた。」と、モラレスはツイッターに書き込んだ。
ボリビア政府は、「ロシア革命100周年」と題した国際会議を開催する予定であり、そこで、同時に基調演説も行う予定の副大統領アルバロ・ガルシアが、ラテン・アメリカの左翼運動へのロシア革命の影響を分析する予定である。この会議は、ラパスの中央銀行ホールで行われる。
その他のイベントが、木曜日まで、ペルー、チリ、ブラジルとラテン・アメリカ各地で行われる。
ロシア10月革命は、ユリウス暦によれば、1917年10月25日、グレゴリオ歴によれば11月7日に蜂起した。
それは、1917年の革命の2段階目であり、窮乏化に抗議して、元のロシアの首都であったペトログラードの主要大通りネフスキー街に繰り出した大勢の婦人たちの抗議が先頭に立っていた。3日ないし4日以内に、ツアーリの君主制は、打倒された。(N)
原文URL: