ベネズエラ:社会主義社会の建設の闘い

  • 2017.11.05 Sunday
  • 06:35

ボリバル革命の大きな仕事、「革命的民主主義」、「社会主義経済モデル」、「文化的、倫理的変革」が残されている。


ベネズエラのもう一つの闘い

(Venezuela’s Other Battle)

2017年11月3日 teleSUR(By: Elias Jaua)発

A supporter of former Venezuelan President Hugo Chavez stands outside a military hospital.

陸軍病院の外に立つ、元ベネズエラ大統領ウーゴ・チャベスの支持者。|写真:Reuters

 

ベネズエラでの新しい本物の人間的な社会を誕生させるには、ボリバル革命の基本的な仕事が残っている。

 選挙闘争を勝利で乗り越えて、ボリバル革命は、毎日、理想の戦略的な闘いを遂行しなければならない。

 これは、単に理論的な討論の問題ではなく、実際に、政治的倫理を実生活へ適用しなければならないという問題である。この点に注目して、我々が、少なくとも、3つの面で、その適用を深化させる必要があると考える。

 

1.革命的民主主義

 我々は,単なる選挙の関心事の先を見据え、コミューンやコミューナル・カウンシルのような大衆の自治の経験を強化して前進させ、同様に、革命の最初の十年で開始された、社会化されたコミューン的、共有的な、都市だけでなく、農村の労働者の所有の新しい形態を強化し続けなければならない。

 この分野では、司令官チャベスが我々は何も恐れないと言ったように、批判と自己批判、社会的監査と、草の根の疑問を巻き込みながら、チャベス主義がベネズエラに導入した新しい民主主義的な文化を取り戻すことも必要である。それどころか、我々が、前進可能であるためには、それが必要である。

 批判は裏切りだと言った陳腐な主張によって、革命的民主主義の批判的な文化を悪者扱いすることは、解放的で、多元的な我が革命の精神を殺すことになる。本当の裏切り者は、美味しいところをポケットに入れながら、決して批判することのない腐敗した連中であり、ベネズエラの司法から逃げ出す時には、彼らは、帝国からの証人保護を求め、彼らの腐敗した詐欺と策略の沼地に、我々すべてを引きずり込もうとする。これらの連中が、本当に、裏切り者なのである。

 

2.社会主義的経済モデル

 チャベスのボリバル社会主義は、混合経済を提案しているが、我々は、それを、ただ民間部門と事業を混合させた形態と混同すべきではない。実際、これは、民間部門の存在と重要性を認識しながら、非資本主義的な所有関係と生産関係を発展させる革命の問題である。

 その点で、私は、社会主義的経験を強化し、建設することに関するいかなる放棄をも、ボリバル革命によって開始された初期の控えめな社会主義経済モデルの内部で、資本主義への復帰のプロセスがないか、より深刻に、懸念しながら見ている。

 我々は、もし、我々が現実にボリバル社会主義を建設するのであれば、もし、我々が資本主義的民間部門を強化し、公共部門を非国有化すると決定するのであれば、議論が必要である。

 

3.文化と倫理的変革

 ボリバル革命は、多くの理由の中でも、交代協定に表れた腐敗した政治制度に対する対応として発生した。1999年の憲法制定議会を持った時、旧体制の間に行われた、明白な強盗に対する個人的な責任を罰しなかったことは、間違いだった。

 処罰されないことは、犯罪を実行する主たる動機である。健全性を失くしてしまうと、公共部門や民間部門の両方共に、腐敗した組織は、善良な新しい官僚と、いくらかの新しい指導者でさえ誘惑することを許した。

 しかし、この問題は深く、そして、個人的、集団的に、控えめな社会生活の価値を造り上げることを基礎とした文化的変革という政策が深まっていないということである。その代り、反対に、文化的分野で、我が社会の消費主義的構造に対処することなく、拡大された経済的、社会的権利によって、我々は無限の要求を作り出した。そして、いかなる犠牲を払ってでも富を求めるという結果をもたらした。それは、次に、犯罪と汚職を高いレベルへ押し上げた。

 我々には、この分野で修正すべき沢山の仕事があり、私は、共和国の検事総長によって始められた勇敢な反汚職キャンペーンに敬意を払い、支持する機会を得ている。24時間裏切りを行っている、これらの腐敗した個人と手を切ろう。

 その上で、誠実に仕事をする文化を作り、物質的だけでなく、もっと根本的に、精神的な面でもまともな人生を達成する方向へ前進を加速させよう。

 今、我々は、新しい選挙を闘っており、自治体の選挙での勝利を求めているが、このもう一つの闘いを忘れないようにしよう。そこには戦略的勝利がある。すなわち、新しい本当に人間的な社会の誕生がある。これを達成するために、我が司令官リカルド・メネデスが思い出させてくれたように、我々は、いつも、チャベスへ帰らなければならない。

 

注:この記事は、Cubedebateにスペイン語で発表され、Tortila con Salが英文翻訳した。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/opinion/Venezuelas-Other-Battle-20171103-0010.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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