エクアドル:カナダの裁判所で、先住民がシェブロンに勝利

  • 2017.11.03 Friday
  • 06:21

シェブロン(テキサコ)が、エクアドルのアマゾンで大規模な環境汚染を引き起こし、未だに放置したままで、裁判に負けても賠償費用を支払っていない。粘り強い闘いが必要となっている。


エクアドル先住民の勝利、カナダの裁判所が、有害物質を漏えいさせたシェブロンの主張を棄却

(Victory for Ecuador's Indigenous People, Canada Court Rejects Toxic-Spilling Chevron's Case)

2017年10月31日 teleSUR発

Cofan indigenous Women from Ecuador at the foot of the water body that shows the ecological destruction by the oil company..

石油会社による環境汚染を示す水たまりの傍に立つエクアドルのコファン先住民の女性。|写真:EFE

 

カナダの裁判所が、この裁判を妨害するために償還請求であるとして、シェブロンの裁判費用の要求を棄却した。

 エクアドルの先住民組織は、もはや、石油の大企業シェブロンが以前から要求していた、100万US$の裁判費用を支払う必要はない、とオンタリオの最高裁判所が判決を下した。

 裁判所は、この裁判を妨害するための償還請求であるとして、シェブロンの裁判費用の主張を却下した。

 「経費の保証に対する要求は、裁判の正当性が要求したところでだけ作成されなければならない。」と控訴裁判所は述べた。「裁判所は、事実上保護されることを狙った要求が、その利点から裁判を阻止するための訴訟戦術として利用されないことを保証するために、慎重であらねばならない。

 「シェブロン社とシェブロン・カナダは、年間数十億ドルの収入がある。約1,500の子会社を持つ国際的な複合企業からなるこれら二つの会社のどちらも、収入のほんのわずかな割合にしかならない、あるいは、ならないと想定される裁定費用の保護を必要とすると信じることは難しい。」と裁判所は、その声明に書いている。

 この決定は、その地域の先住民の人々にとって重要な勝利となる。その結果、彼らは、先祖の土地に引き起こされた数十年の損害と住民に生じたトラウマの賠償として95億US$を請求して来た、5年に亘る闘いを継続することが可能となる。

 「我々は、エクアドルの被害を受けた人々への裁判を妨害するための、シェブロンのこのむき出しの陰謀をカナダの裁判所が却下したことに感動していると、この裁判の陣頭指揮を執ったエクアドルに拠点を置く非営利団体、アマゾン防衛戦線を代表してゴールドマン賞を受賞したルイス・ヤンサが、述べた。

 エクアドルの先住民組織は、1993年に石油複合企業に対して、最初の裁判を起こした。エクアドルの原告の代表弁護士パトリシオ・サラサールは、話した。「オンタリオ控訴裁判所のこの決定は、非常に重要である。24年は、どんな訴訟にとっても、明らかに長すぎるが、環境汚染の結果として、先住民組織に深刻な被害を引き越しているこの件は、特にそうである。」

 

 シェブロンは、熱帯雨林とこの地域の先住民の人々に深刻な影響を与えた湖へ数十億ガロンの有害廃棄物を投棄した石油大企業として、「アマゾン・チェルノブイル」を引き起こしたことで有名である。この汚染は、ガンの異常発生を引き起こし、そこの多くのコミュニティでは、家族の衰退が見られている。

 「上訴人の土地への環境汚染が、彼らの生活の糧を得る能力をひどく阻害していることは、疑い得ない。もし、我々がエクアドルの判決の根底にある認定を受け入れなければ、この認定は、我が裁判所でも弱められることはなかったが、テキサコは、上訴人の不幸に貢献したことになる。」と、裁判所は声明のなかで述べている。

 シェブロンは、2013年にエクアドルで先住民コミュニティに対する裁判で敗訴したが、その裁判所の判決を拒否し、さらにエクアドルにある資産を売却した。しかし、先住民コミュニティは、彼らの権利と引き起こされた損害のために闘い続け、カナダの裁判所へ闘いを持ち込んだ。カナダの最高裁判所は、一度、2015年にシェブロンに不利な判決を下しているが、石油大企業は、この判決を拒否するいくつかの主張を行い、裁判所には管轄権がないと主張していた。(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/news/Victory-for-Ecuadors-Indigenous-People-Canada-Court-Rejects-Toxic-Spilling-Chevrons-Case--20171031-0031.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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