合衆国下院、ニカラグアに対する投資制限法(NICA法)を承認
- 2017.10.05 Thursday
- 05:50
ニカラグアの国旗を振るサンディニスタ解放戦線の支持者。|写真:AFP
NICA法は、一般的には、ベネズエラの重要な地域の同盟国を害するために合州国による攻撃と見られている。
合州国が、ニカラグアに対する国際的な融資を妨害する法案を可決させたことから、サンディニスタ政府は、主権の侵害であり、「後退した」政策を行っていると合州国を非難した。
「調和と国民の結束を持つ政府は、異なる時にも、同じように確固とした態度で、ニカラグアの人権に対する、この不合理で、攻撃的で、有害な法律に関する我々の立場を表明して来た。すなわち、我々は、この法律の構想は、ニカラグアの主権を侵害するものであり、あらゆる政治的、社会的、文化的、そして、あらゆる者の生活を改善し、我が聖なる、統一された永遠に自由な祖国で、楽しく、調和のある、幸福な生活を推進するために、発展させられる経済プロセスを否定するものであると考える。」とニカラグア政府は声明している。
ニカラグアは、「対立を未だに克服できないでいる一部の北アメリカの議員の側にある、後退した、介入主義的な無礼な立場と、人民の意志と平和に矛盾する利害に直面していることを理解している。」と声明は述べている。
NICA法として知られている、2017ニカラグア投資制限法は、満場一致で下院で承認され、国際的な財政融資からニカラグアを締め出そうとしている。
この法律は、サンディニスタ政府に、いわゆる「ニカラグアにおける人権侵害と民主主義の後退」に対する制裁を科すものである。
ニカラグア政府は、火曜日に再び、民主主義と「調和、出会い、理解、安全と反映の道」に邁進すると繰り返した。
合州国政府内のニカラグアの主権を攻撃することに対する蔓延した支持は、ニカラグアもその一つだが、ベネズエラの重要な同盟国や支持者に対する攻撃の一つだと一般的に見られている。
もう一つの重要なベネズエラの同盟国、キューバもまた、合州国による15人の外交官の追放に見られるような、新しい攻撃に直面している。
「主な焦点は、ベネズエラに適用されているような、NICA法を超える経済的制裁を避けることである。」と、ニカラグアの米国商工会議所の議長ボスコ・ノグエラが話した。(N)
原文URL: