ベネズエラ革命を急進化する人民

  • 2017.09.09 Saturday
  • 10:48

最近1年半に亘り、ベネズエラで研究をしている、食料主権の研究者であり活動家でもあるクリスチナ・シアボニとのインタビューです。ベネズエラの日常生活の様子がよく分かります


人民自身がベネズエラのボリバル革命を急進化させつつある

(The People Themselves Are Radicalizing Venezuela's Bolivarian Revolution)

2017年9月3日 teleSUR(By: Farooque Chowdhury and Fred Magdoff)発

CLAPs distribute food directly to communities.

CLAPは、コミュニティへ直接配布している。|写真:@ClapOficial

 

私はカラカスでの毎日の生活で強調したい主な事は、実際に、人民が進み続けている事だ。この現実とニュースによって報道されるものとの間には、大きなズレがある。

 帝国主義者の干渉の中で、ベネズエラの人民は、彼らの社会を再編成するという仕事を続けている。ベネズエラの実生活の様子は、主要マスコミがまき散らしているニュース報道とは全く違ったものとなっている。食料主権の研究者であり活動家でもあるクリスチナ・シアボニとの以下のインタビューは、我々が通常得られるよりも、ベネズエラ人の生活の違った光景を見せてくれる。このインタビューは、進行中の政治と政治への人民参加だけでなく、食料と医療の状況が網羅されている。このインタビューは、2017年8月に、ファルーケ・チョウデュリーとフレッド・マグドフが行ったものである。

 

【毎日、我々は、ベネズエラ関連ニュースで主要メディアによって責められて続けています。ベネズエラでの最近の経験を共有したいのですか?】

 

クリスチナ・シアボニ:もちろんです。私は、食料主権の活動家で、博士号を持つ研究者です。私は、元々は合州国出身で、私の研究機関は、オランダに拠点を持っていますが、ベネズエラに1年半住んで、ここで食料政策を研究しました。この研究がここで行われたことは、まったくダイナミックな時期でした!そのうちの最も重要な事の一つは、カラカスのエル・バジェの労働者階級の近隣地域の友人(家族)と一緒に過ごしたことでした。これは、都市に住む労働者階級の住民の多数が直面している日常的な現実を、直接垣間見させてくれた。同時に、カラカスの別の場所へ訪れる機会を持ち、その他の現実を目撃するために、ベネズエラ23州の内半分以上を旅してまわった。

 カラカスでの日常生活について強調したい主な事は、実際に、人民が進み続けている事である。市場は忙しくしており、子供たちは路上で遊んでいる。文化活動が開かれている、などなど。カラカスが戦争地帯であるかのように、ニュースで報道されていることと、この現実には大きなズレがある。例えば、警備隊と直接対峙しているマスクをした抗議活動家の画像は、この都市の比較的裕福な地域に限定された抗議活動のものがほとんどである。エル・バジェのようなコミュニティにとっては、日常生活は、通常と大差ない。この都市の別の場所であれ、抗議活動家が道路を封鎖した時、より広範囲に移動しようとするのに影響を与えたことが唯一違ったことである。通勤、通学、約束などが、し難くなった。そして、その時、もちろん、進行中の経済の不安定化活動の影響が表れる。この件について、すぐに取り掛かりましょう。

 私が強調したいその他の事は、数年以上に亘って、ボリバル革命を有名とした草の根組織と動員のすべてが、非常に生き生きとして、今でも活動的であることである。このことは、より多くの人に話したいと思っていることである。これは、主流メディアの関心には全く存在しないが、代替えメディアでさえ、この報道に関しては怠慢である。そして、あまりにも全く、現地でものすごい量の元気づける活動をしている人民、コミュニティと運動がまるで見えないかのようである。

 

 

【あなたが滞在していた(る)地域では、食料事情(入手性)は、どうですか?】

 

 私はベネズエラに初めて来た2016年3月頃は、食料を入手することは、私と一緒に暮らしていた家族や、エル・バジェやその他の労働者階級のコミュニティの家族にとって毎日の大きな負担でした。ベネズエラ人にとって欠かせない毎日の主食のパンの一種、アレパの主材料であるトーモロコシ粉は、スーパーマーケットの棚から無くなっていた。調理油、粉ミルク、砂糖といったその他の日常の必需品もそうだった。これは、多くの家族にとって、ストレスと不安の主な原因となっていた。ほとんどの人が、これらの商品を入手する唯一の方法は、限定された量を入手できる店の外の列に並ぶか、あるいは通常価格の何倍もの値段で、並行マーケットで購入するしかなかった。私が主張したい2つの側面は、ベネズエラでは決して全般的な食料不足ではないが、キーとなる食品が不足していた。そしてまた、トーモロコシ粉を含む消えた商品の多くは、多分、偶然の一致ではなく、この国最大の民間の食品会社によって管理されていた。その会社の所有者は、目立つ政治的反対派のメンバーだった。

 この状況は、今、CLAP体制、食料の生産と供給地域委員会のお陰で相当改善されている。2016年春に私が到着してすぐに始められ、今や全国的に存在しているこの委員会を通して、コミュニティは、スーパーマーケットの棚から消えた基礎商品を入手し、分配するために、直接、政府と協力して自身を組織化している。私が一緒に住んでいる家族は、今では、トーモロコシ粉やその他の必需品が入った大きな包みを毎月受け取っている。

 大半はCLAPのお陰で、食料品店の外に並ぶ行列は劇的に減少し、それが存在を続けたとしても、並行マーケットの持っていた影響力も減少した。全般的にみれば、エル・バジェだけでなく、私が訪れたカラカスや全国の他所のコミュニティにも、非常に大きな安心感がある。このことは、食料入手の問題が、今、解決されたということを言っているのでは、まったくない。より斬新な活動に関わるCLAPもあるが、ほとんどのCLAPは、商品不足によって証明された、ベネズエラの食料制度の根本的な亀裂に対処するための、よくて応急処置に過ぎない。ベネズエラの食料主権の活動家たちは、より深い変革の構想を持っており、実際、この方向に向けて活動し、最近数十年のこれまでの取り組みを離れて、従事している。これが、私の研究が焦点を当てているところです。

 

【あなたが滞在していた地域で、食料暴動や食料品店からの略奪を経験しましたか?】

 

 私が1年半住んでいたエル・バジェでは、今年4月遅く、ある夕方、略奪を目撃しました。これは、主に若い男たちのグループが実行したもので、私が個人的には確かめることはできませんが、彼らは、その代価を支払わされたという話がある。

 悲惨なことに、あるグループが、建設中のパン屋に押し入り、むき出しの生きた電線に触れて、数名の命が失われた。略奪は、主要にはコミュニティのメンバー自身の手によって止められた。彼らは、略奪者と対峙するために通りに出た。そして、それ以来、そのようなことが繰り返されないことを確かなものとした。この陰気な瞬間に、私が感動したことは、その対応のレベルである。翌日早く、近隣住民が外に出て、大挙して道路を清掃し、壊れた店先を修復した。それから、大きなコミュニティの集会が、メイン広場で開かれた。

 また、私は、何が起きたか、何故起きたかについて、コミュニティ内の討議における政治的分析の鋭さと意識の高さに感動した。その夜を除いて、エル・バジェは、反対派のデモが集中したより裕福なコミュニティとは対照的に、まったく平和であった。

 

【あなたが滞在している地域の医療状況、すなわち、現在の病気/健康問題の有病率、ヘルスセンター/病院の運営、薬剤やその他の健康管理商品の入手性はどうですか?】

 

 ここには進行中の相反する2つの事があります。一方では、医療へのアクセスに関しては、エル・バジェのようなコミュニティでは、以前よりも今の方が良い。大抵の場合、かつては、人々は医療を受けるためにコミュニティの外へ出かけていて、余裕があれば、そうしていた。今日では、私が暮らしているところから歩ける範囲で、産科病院やリハビリセンターのような大きな施設だけでなく、エル・バジェには、主要な通りの角に点在する政府の『バリオ・アデントロ』プログラムの特徴ある青い屋根の診療所があります。

 ボリバル革命を通して、医療は無償で利用可能です。私が一緒に住んでいる友人の二人が、最近、新しい眼鏡を手に入れ、そのうちの一人が、特殊な身体的セラピー・セッションを受けました。これらは、すべてのコミュニティのメンバーが受けられる高品質のサービスで、費用を請求されることはありません。他方で、近隣の息子が、抗けいれん薬を入手することが出来なかったり、慢性的な健康障害を持っている別の人は、いつもの薬を入手することが大変だった。このような状況は、全国で繰り返し拡大している。薬剤や若干の医薬用品の不足は、大きな問題です。そして、もっと悪いことは、食料品の不足と同じで、薬剤の不足もまたつくり出されたことを示す証拠があります。

 有名なベネズエラのエコノミスト、パスカリナ・クルシオが、薬剤の輸入に責任のある主要な薬剤会社が、政府から以前よりも沢山のドルを受け取っていながら、薬剤の入手性が悪くなっていると文書にまとめている。

 いずれにせよ、これに対処するには、更なる行動が必要である。私は、次の事も言っておきたい。とんでもないことだが、幾つかの政府支援のコミュニティの健康センターが、暴力的な野党のデモの標的の中の含まれていたことです。

 

 

【国内的なレベルの政治的混乱のせいで、この地域での経済的/生産的活動が停止することがありましたか?】

 

 エル・バジェでの主要な経済活動は、公認、非公認の両方の経済を通じた小売りです。そこには大きなショッピングセンターがあり、同じように、多くの自営店と露天商が沢山並んでいます。ショッピングセンターと路上市場は、忙しいままですが、高いインフレ率のせいで、ここ最近は、人々のお金はそれほど回っていません。インフレは確かに小売りに被害を与えています。私は、物事が停止することはなかったということはできますが、多くの小売業者が、困難な状況であるであることは確かです。

 私は、特に、多くの非合法の露天商を心配しています。通貨不足問題もあった時、多くの人々が、電子カードのデビッドカードで支払いを選んでいたからです。大きな露天商には、自身のモバイルカードリーダーを持っている者もいて、ピンで支払いを受け取るために、小さな露天商の一部は、大きな露天商や近くの小売店と協力関係を結んだりしています。しかし、人々の減額した可処分所得は、通貨問題と一緒になって、彼らに被害を与えていることは確かだと思います。

 私はまた、反対派の連中が設置した障害物の経済的な影響も心配しています。障害物は、私は最初に挙げたように、広域の移動を邪魔していました。エル・バジェの小売りにどれほどの影響を与えたのかははっきりしませんが、私が出かけるのが好きだった、市内のあちこちに毎週開かれる農民市場がありました。それが、障害物のせいで何度も閉鎖されました。私は、閉鎖される度に、食料品のロスと農民と行商人の経済的コストの両方を考えています。そして、全国的に繰り返されているに違いない同様の状況について考えます。

 食料品不足に戻れば、もう一つの面についても話したくなります。それは、彼らに起こった、多くの臨機応変で、創造的な反応です。私自身を含む多くの家庭は、窓台や中庭などに、自分が育てられるものを栽培しています。そして、都市農業が、一層、主流になり、新しく形成された都市農業省が助けてくれるようになります。多くの人々が、新しい料理革新を一緒にもたらして、あるいは、棚から消えた商品の代わりをさせるために、古いものを蘇らせつつあります。例えば、私たちは通常、アレパを作るために、今では、家でトーモロコシを粉に磨り潰します。それは、より健康的で味も良いのです。

 加工されたトーモロコシ粉は、CLAPのお陰で、今や、少し入手し易くなったけれども、多くの人は、自分でトーモロコシを磨り潰しています。人々はまた、沢山ある、オオバコ、キャッサバとスイートポテトのようなでんぷんの代替え物からアレパを作ることを経験しています。今や、新鮮なトーモロコシ粉のパン生地のような販売商品が突然飛び出してくる新しい零細企業だけでなく、近所間での物々交換の準備をよく目にしています。

 家庭やコミュニティのレベルがまさにそうです。社会運動によってリードされている、商品不足に対峙する非常に革新的な取り組みもあります。これには、生産者と消費者を直接つなぐプロジェクトだけでなく、スーパーマーケットから消えた商品の代替え物を主役の職人が作る、カラカスで毎月開かれている大きな大人気のマーケットもあります。2,3の例を挙げただけでも、その発端から2年弱で数万人の人々に広がっています。あるケースでは、これらの社会運動が推進した取り組みが、CLAPのように政府が支持する取り組みと結びつき、彼らの影響力が拡大しつつあります。

 

【市場でのショッピングでどんな経験をしましたか?】

 

 ベネズエラでのこれらの日々では、食料品の買い物は、まったく冒険的かもしれない。スーパーマーケットは、間違いなく、超現実的です。まず、普通の雰囲気があっても、他人が沢山いる間に、ある商品が無くなっていることに気づくことになります。買い物リストに入っているかどうかキチンと見ておかないと、このような買い物競争のようなことになってしまいます。この点は、最近、食料輸入の促進や違法価格の厳重取締りを通じて、政府によって部分的に対策されてきています。その結果、消えていたいくつかの商品が、以前よりも高い価格ではありますが、現れ始めています。

 インフレは、食料価格を恒常的に押し上げるので、確かに、一つの問題です。私は、パスカリナ・クルシオの著作を取り上げてみます。彼は、インフレがどうなるかを注視してきました。インフレは、これまでずっと、ベネズエラの石油を中心とする経済の副産物であったし、意図的に悪化させられています。

 この頃、私は、できるだけスーパーマーケットを避けて、青空市場や露店を選択しています。そこでは、新鮮な食品が、あちこちにあり、スーパーマーケットよりもずっと手頃な価格です。私は、この都市の最大の青空市場から地下鉄で一駅離れたところに住んでいます。そこは毎週、賑わっています。そこの商品のほとんどを仲買人が売っているが、生産者から直接、新鮮な生産物を購入できる市場でもあります。そこには、月一度の、私がすでに述べた代替え市場もあります。私は、そこが大好きです。一つの市場というよりも、それは、食料主権問題についての教育と組織化のための中心地でもあります。

 

 

【ここで、私達は、このインタビューのデリケートな部分に入ろうと思います。それは、今のベネズエラを支配している政治的状況です。そこで行っている政治活動ではどのような経験がありますか?あなたが滞在していた地域での物語の中心となるものをお願いします。】

 

 エル・ベジェは、ボリバル革命の活力源を形成している、コミュニティの組織化や政治動員といった種類の活動拠点です。計画されたものと自然発生的なものの両方を結集するコミュニティが、普通です。私がそこに到着してすぐ、人々の中心的な話題となっていた主要問題の一つが、食料分配、特にCLAPを経由した分配の問題でした。私は、ベネズエラで人気のある熱いシチューの大きな鍋の周りを囲む、コミュニティのサンコチョに参加しました。そこでは、エル・バジェのいくつかのCLAPのリーダーたちが集まって、物流と政治の両方について語り合いました。構想は、緊急の食料分配を超えて、コミュニティの自治を大きく拡大し、かつ、この国の民間の強大な食品業界の複合企業の力を弱めるために、社会・経済活動を基盤とした新しいコミュニティのタイプにまで進んで行きました。

 その時、5月1日に、憲法を改訂するために制憲議会を提案し、ボリバル革命の成果を守りながら、革命過程を深化させるというマドゥーロの発表は、エル・バジェを、ほとんど電気エネルギーというべきもので生き返らせました。それ以降、『コンスティテュジェンテ(制憲議会)』が、近隣住民の間の会話から、エル・バジェにあるPSUV本部で開かれた社会運動の会議に至るまで、議論の主要なテーマとなっていました。私が目撃した議論は、広く始まりました。例えば、制憲議会の目標や同じやり方で市民が憲法を書き換えた1999年最初のプロセスと比較したり、そしてますます、集中していき、例えば、改訂や強化が必要な特定の条項に絞ったりしていました。この7月30日の選挙の日は、エル・バジェでの最高の祝福の日となり、それ以来、人々は、制憲議会での実際の業務を始めたように、多くの活動が実施されて行きました。

 

【野党によって組織された、いわゆる国民投票の経験を聞かせてください?】

 

 野党による国民投票は、何人かの人が参加していましたが、エル・バジェでは全く話題にすらならなかった。それは、同じ日に行われた憲法制定議会選挙の予行演習によって全く陰に隠されてしまいました。

 

【制憲議会選挙についての経験は、どうでしたか?】

 

 お話した通り、制憲議会選挙の日は、エル・バジェでは大きな一日でした。私は、何度も、近くの投票所へ行きましたが、そこは数ブロック先まで長い列が作られていました。ムードは、まったくお祭りのようでした。そこから、私の友達と一緒にバスに乗って、大きなスタジアムの近くに設置されていた「緊急投票所」へ行きました。

 ベネズエラに関する最近の見出しに混乱させられた人たちのために、これは説明する価値があります。いわゆる反対派の「平和的」、「親民主主義的」なデモ行動は、制憲議会の投票に参加しようと考えていた人々に対して脅威を与えていて、自分のコミュニティで、特に強い反対派がいるコミュニティで投票することに多くの人々が怖がったままでした。この恐怖には、根拠がありました。これらのデモ参加者が暴力に訴えてきたことは良く知られたことです。そのうちのいくつかがフィルムに記録されていますが、何度も生きたまま焼かれたことがありました。そんな訳で、安全を恐れて自分のコミュニティで投票をすることが出来ない人々のために、代替えの投票所が設置されました。この投票所には、私達が着いた時には、この大きな首都地区全域からの人々で、長い行列ができていました。私達がそばを通り抜けたり、バスの中から見かけたいくつかの、少なくとも3か所の投票所もまた、外に永い列ができていて、その日の遅くまで続きました。

 

【あなたが滞在していた地域での経済的、あるいは政治的課題についての討論、あるいは議論について話していただけますか?】

 

 特に制憲議会の面での討論の最大の話題は、革命をできるだけ新鮮なままで、特に、この過程に入り込んだ最近の20年を維持する方法でした。特に関心が高いのは、発散される人民の権力、あるいは構成者の権力(constituent power)と政府の確立された権力、あるいは、構成された権力(constituted power)との間のバランスでした。ボリバル革命の初期には、この二つの間の境界は、当時、彼らも区別ができない程、不鮮明でした。

 現在に至るまで不鮮明なままですが、これらの境界のいくつかは、より明瞭になりました。だから、新鮮なものとして、できるだけ、草の根と直接に繋がり、責任を持つリーダーシップをどうやって維持するかに関する討論や議論がありました。また、ボリバル革命を推進していく「主体的な参加型民主主義」のプロセスをどのように深めるかについての討論や議論がありました。

 (故大領領ウーゴ)チャベスの最後の演説で、最も強調されたことは、コミューンの建設を続けることの重要性でした。コミューンは、国家から直接人民へと権力を移転することを意図した市民主導の社会構造なのです。実際、コミューン建設への大きな奮闘がありましたが、例えば、コミューンよりもCLAPに強調を置く政府と一緒に、現在の困難に直面して、コミューンが政府の優先順位の中で後回しにさせる懸念がありました。多くの人は、この制憲議会を、ベネズエラにおける大衆権力の一層の前進に大きな道を開くものと見ていますが、このプロセスが、チャベス主義者の支配層と呼ばれている者の手ではなく、人民の手に、革命の基礎である草の根の手の正面に置かれなければならないと主張しています。

 

【あなたが滞在している地域で、気が付かれた人民の全般的なムードは、どのようなものですか?】

 

 心に浮かぶ最初の言葉は、決意のムードです。もし、制憲議会選挙を進めるならば、ベネズエラに対して合州国が「強い行動と素早い経済的制裁」を取るというホワイトハウスからの直接の脅迫がありながらも、エル・バジェやその他の人々は、記録的な人数で参加しました。今では、弱い者いじめとますます拡大される攻撃の中で、コミューンと運動は、憲法を改訂するために職場や地域で活動しながら、自分たちの政治制度の中で、直接民主主義に参加する権利を行使し続けています。私が最も感動したことは、人々がボリバル革命をもっと深め、急進化させていると同時に、彼らが、現在の多くの差し迫った課題に対処するための提案を強固なものとし、行動を強固なものとしている時に私が目撃している現実主義と革命的展望のバランスです。

 

【あなたの経験をお聞かせくださってありがとうございました。ベネズエラの現実の状況を理解するのに役立ちました。】

 

このインタビューは、2017年9月1日に、MR Onlineに最初に掲載されたものです。

 

ファルーケ・チョウデュリーは、バングラディシュのダッカに拠点を置くフリーランス・ライター。彼の英語の著作には、「Micro Credit, Myth Manufactured」、「The Age of Crisis」、「What Next? The Great Financial Crisis.」がある。

 

フレッド・マグドフは、植物と土壌に関するベルモント大学の名誉教授で、永年に亘る政治経済学の話題のコメンテーター。彼は、ジョン・ベラミー・フォスターとの共著、「The Great Financial Crisis」、「What Every Environmentalist Needs to Know About Capitalism」があり、Monthly Review Pressから出版されている。

(N)

原文URL:

https://www.telesurtv.net/english/opinion/The-People-Themselves-Are-Radicalizing-Venezuelas-Bolivarian-Revolution-20170903-0010.html

 

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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