合衆国は、キューバにハリケーン対策を学んだら

  • 2017.08.30 Wednesday
  • 05:07

今回のハリケーン・バービーの被害も相当なものだ。キューバとは、人間の命に対する考え方の違いだろう。ミサイルに頭を抱える訓練をしても何の役にも立たないが、頭を抱えたいのは、そんな阿保がいつまでも首相をやっていることだ。


合衆国にとっての一つの教訓:キューバのハリケーンに対する対応

(A Lesson for the US: Cuba's Response to Hurricanes)

2017年8月28日 teleSUR発

Residents struggle through flood waters from tropical storm Harvey in Beaumont Place, Texas, August 28.

8月28日、テキサス、ビューモント・プレイスで、熱帯暴風ハービーによる洪水と格闘する住民。|写真:Reuters

 

ほとんど資源を持たないカリブ海の小さな島国が、どれほど、お金持ちの国よりも異常気象から国民を守ろうとしていることか。

 準備と予防は、キューバ革命の折り紙つきの品質である。それらは、カリブ海の島の医療部門、教育制度、環境政策と1961年のヒロン浜で歴然としている。しかしながら、これら二つの質が、キューバ人家族の幸福を守っている見逃せない領域は、ハリケーン避難計画の発達である。

 かつてのハリケーン、今や熱帯の嵐、ハービーが、ヒューストンやテキサス州とルイジアナ州の各地で大惨事を引き起こしている時、そして、ハリケーン・カトリーヌの12周年の前夜に、テレスールがガイル・リードと話し合った。彼女は、ラテン・アメリカの健康と医療に関する評価ジャーナル『メディック・レビュー』の編集長で、キューバで30年以上過ごしたことのあるジャーナリストである。我々は、合衆国の災害救援の取組と比較して、キューバの現地の準備と予防計画について、そして、激しい暴風の間に、いかにこれらの異なった措置が、資産だけでなく、命を救うかについての彼女の見解を求めた。

 リードとの我々の会話は、テキサスとルイジアナの人々への連帯を表明することから始まった後、熱帯の暴風ハービーによってもたらされた破局的な洪水に直面している彼らの窮状は、「許せない」ものであると強調した。

 

 彼女は、キューバの部門を超えての準備とハリケーンへの対応を詳しく説明した。それには、最初に暴風が発見された時に、教育、訓練、並びに、この国の相対的に小さな市民防衛隊が、地域的、地方自治体と地元のコミュニティで展開される方法が含まれている。

 リードは、「ハリケーンが数日間の警告を与える」と、キューバ政府は7日間の警告を与え」、その間に、地元のコミュニティは、最悪の事態に備える十分な準備をする時間が与えられる、と強調した。

 彼女は、地元のリーダーは、「定期的な訓練を基礎とした災害警報プロセス」の主人公であることを指摘した。訓練は、すべての地域、市、町、村で「リスク軽減」の伝統の下で実施される。

 これらの定期的な訓練は、地元の消防局、医療、輸送やその他の重要な公共サービスと統合した対応と結合されている。なによりも、キューバは、コミュニティと家族、特に最も脆弱な安全を守るために、「住民の教育にすごく重点」を置いている。

 「タクシー運転手は、ハリケーンのカテゴリー5が、サファ・シンプソン・スケールであることを教えることができ、彼らは、どんな準備が必要なのというすべての知識を与えてくれると、リードは話した。

 このジャーナリストはまた、キューバはもはや、避難について話すことはなく、むしろ、「保護」に重点を置いていることを指摘した。保護には、親切な地元のコミュニティとペットを収容することができる「地元の学校」を補強することが含まれている。

 彼女は、熱帯の暴風ハービーによって影響を受けているテキサスやルイジアナの人々と違って、そのすべての人は連邦の援助を求めなければならないが、キューバ人は、この国のまったく二流の経済資源にもかかわらず、「たとえ何があろうと」まるで捨てられたかのように感じることはないし、今日、テキサスで目撃されているような、重要な商品の市場による便乗値上げを被ることもない、と述べた。

 

 キューバの生命や資産の僅かな損失は、ハリケーン・カトリーヌや今の熱帯暴風ハービーのような大規模な災害で見られるよりも、大抵は著しく少ない、とリードは強調した。そして、その理由は、この準備のレベルにある。

 リードによれば、キューバの防止策への取組は、自然の絶対的な力と気候変動の影響について良く考えられた洞察を示している。他方で、災害救援の合衆国の哲学は、結果論であり、それは人間の弱さを見誤っている。

 リードは、2005年に、半世紀以上に亘って合衆国の経済封鎖に苦しめられている、キューバが、ハリケーン・カトリーヌが襲ったすぐ後に、ニューオーリンズの人々を助けるために、エンリ・リーベス隊の1,500人の医療専門家の派遣を申し入れたことを思い出す。元大統領ジョージ・W・ブッシュは、すぐにこの申し出を断った。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/A-Lesson-for-the-US-Cubas-Response-to-Hurricanes-20170828-0025.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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