ベネズエラ:制憲議会選挙の次は

  • 2017.08.02 Wednesday
  • 09:50

1999年制定の現憲法では、「第340条【修正の目的】修正は、憲法の基本構造を変化させることなく、その一つ以上の条文を追加または変更することを目的とする。」と規定されている。


ベネズエラの制憲議会選挙の後に続くものは何か?

(What's Next After Venezuela's Constituent Assembly Vote?)

201781 teleSUR

Hundreds of thousands of Venezuelans voted for the National Constituent Assembly on July 30, 2017.

2017年7月30日の憲法制定国民議会に投票した沢山のベネズエラ市民。|写真:AVN

 

ANCの代議員を選ぶために800万人以上のベネズエラ市民が投票した後、この過程の次の一歩にテレスールは注目する。

 日曜日の制憲議会選挙の後、ベネズエラは、新しい議会と選挙の期間に入る。

 ベネズエラの日曜日の選挙で800万人以上の市民が投票した。選挙当局によれば、41%強の投票率である。6,120人の候補者の中からANCの議員545人を選んだ。

 州知事、市長と議員を含めて公職にある者は、その立場を辞任しない限り、立候補することはできなかった。候補者は、その政党を代表するのではなく、ANCの代議員となる個人レベルで争われた。

 「それは、人民の全面的な主権を呼び集める唯一の方法であり、この共和国で平和を回復する基礎を築く唯一の方法である。」とニコラス・マドゥーロが、5月1日に話していた。

 「これは、秩序をもたらすための、正義を実行し、平和を守るための憲法制定議会である。」とマドゥーロは、月曜日に語った。

 

【投票の後】

地域選出で364名が選ばれる。各自治体から1人、州都毎に2人、それに中央カラカスのリベルタドル行政区から7人。

 8人は、彼らの習慣や伝統に従って、81日に先住民コミュニティによって指揮される投票で選ばれる。一方、残りの173人は、いくつかのセクタに分割される。

 8人は農民と漁民から、5人が経営者から、5人が障碍を持つ人々から、24人が学生から、28人が年金生活者から、24人がコミューナル・カウンシルから、それと79人が公的管理、サービス、社会分野、商業、自営、工業、建設、運輸と石油産業から選ばれる。

 全国選挙評議会は、国内外の監視や監査と共に、ANCに席を持つと宣言する前に、すべての投票の集計を任されている。

 

【憲法制定議会の仕事]

 8月3日までに、選抜されたANCの議員は、新しい立法機関として宣誓を行う。

 招集命令によれば、それは、選出された議員の発表から72時間以内に設置され、連邦国会議事堂から仕事を開始する。

様々な出身や関心を持つこの組織は、いろいろな社会階層による提案を基礎として新しい国民憲法を討議し、起草する。

 これは、以前に大衆が参加した投票で、現在の憲法条文が起草された1999年以来、ベネズエラで選出された2回目の憲法制定議会となる。

 現在のボリバル憲法では、大衆の負託を完了させるために、新しく選出された機関の議員がどのくらいの期間をかけるのかについての期限が決められていないが、それは臨時議会となる。

 議員には、少なくとも、新しい条文を起草するのに3か月を有し、正義と経済問題にその仕事を集中させていくことが期待されている。

 

【ベネズエラ国民は、新しい憲法を承認しなければならない】

 この国の憲法349条は、その他の国家権力は、「憲法制定議会の決定をどんな方法によっても妨害することはできない。」、共和国の大統領は、新しい憲法に反対することはできない、と規定されている。

 ベネズエラ・ボリバル共和国の新憲法の最終条文は、公開されて、それを承認するか否かをすべての市民が決定する自由な国民投票にかけられる。

 憲法が、どのような最終的な条文を含むによって、この国は、共和国大統領、市長、州知事やその他の選出された公職の総選挙に面することになるかもしれない。

 国民投票は、12月19日に開かれることが予定されており、一方、地方自治体の首長の選挙は1210日に予定されている。

 

【考えられる結果】

 大衆部門は、経済的、司法的制度を強化するために、政府と共同歩調を取れるように、議会での多数派を勝ち取ることを望むし、無償か低コストの医療、教育と食料を提供するボリバル革命が開始した社会ミッションを守ることを望んでいる。政府によれば、参加型民主主義の新しい形態は、主権、文化プログラム、社会権と環境プログラムへの支援と同様に発展させられる。

 反対派のいくつかの派閥は、この民主的で、オープンなプロセスに参加しないことを決定しているが、別の部門は、参加すると発言している。

 アナリストによれば、反対派はこの議会で多数派を握ったとしても、1999年に作成されたこの国の基本的な憲法モデルを変更することはできない。

 彼らは、もっと、現在の憲法で人民に与えられている基本的な権利の基礎について検討する必要がある。(N)

 

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Whats-Next-After-Venezuelas-Constituent-Assembly-Vote-20170727-0016.html

 

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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