ベネズエラの制憲議会選挙は、帝国主義と人民の側に世界を2分した

  • 2017.08.02 Wednesday
  • 05:13

我が国のマスコミもまた、帝国主義の側についた。


ベネズエラの歴史的な憲法制定議会に対する世界の反応

The World Reacts to Venezuela's Historic Constituent Assembly

2017年7月31日 teleSUR発

Social movements across Mexico and Central America are among those expressing solidarity with Venezuela

メキシコと中央アメリカの社会運動は、帝国主義的介入に対するベネズエラの闘いに連帯を表明している人たちの一つである。|写真:Epn.com.ni – ConsulVeneNap

 

社会運動、地域運動、ボリバル革命の同盟者と反対派が、この出来事に反応して声高に叫んでいる。

 日曜日の憲法制定国民議会に向けたベネズエラの歴史的選挙は、あらゆる政治的色合いからの様々な反応を引き起こした。

 ベネズエラは、憲法を改訂するための歴史的な民主的プロセスを招集したわずか8か国の一つである。最近では、2007年のボリビアとエクアドルも含めて。この南アメリカの国は、この選挙が、この国の多くの機関を麻痺させている外国に支援された混乱を収束させ、永く続く社会平和への道を明確にしてくれるものと期待している。

 ボリビアの大統領エボ・モラレスは、日曜日朝の一連のツイートでベネズエラに対する継続した支援を表明し、ベネズエラの民主主義に対する攻撃は、ラテン・アメリカ全体に対する攻撃の一行為であると主張した。

 「憲法制定会議は、勝利する。」と確認し、ベネズエラを攻撃する暴力を組織し、それに財政援助したもの、それと反帝国主義のチャベス主義者を生きたまま焼き殺した者は、ICC(国際刑事裁判所)で裁判にかけられなければならない。」

 それから、彼は、選挙を認めないペルー、コロンビアとメキシコの右翼政府を非難した。彼らは、チュキサカ地方のビラ・セラノで公然たる活動を行って、ベネズエラの国内問題に介入しようとしている、と主張した。

 

 また、パナマ政府も、土曜日に、選挙は認めないというコミュニケを発表した。スペインもまた、その結果を認めないと主張した。

 ペルーは、憲法制定国民会議とその「ベネズエラの民主的秩序に与える影響」を討議するための特別外相会議を呼びかけた。

 日曜日に発表された報道声明で、ペルーの外相は、なかでも、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビアとメキシコの外相と会議を開くと述べた。

 一方、ドミニカ共和国では、70の連帯委員会が、ボリバル革命、社会主義とラテン・アメリカとカリブ諸国の統合の理念に対する支持を表明した。このグループはまた、この民主的プロセスが、カリブの兄弟諸国における永続する平和への貢献を助けることを希望し、ヨーロッパ、合衆国と米州機構が、ベネズエラの国内問題に介入する陰謀を止め、自決権を妨害することを止めることを保証してもらいたいと表明した。

 メキシコと中央アメリカの社会運動も、同じように、その主権を確かなものとし、ベネズエラの民主的秩序を保護することを確かなものとしようとする、ベネズエラの闘いとの断固たる連帯を表明した。エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コロンビア、パナマ、メキシコ、キューバとコスタリカからの約300名の代表は、民主的な選挙で選ばれたベネズエラ大統領ニコラス・マドゥーロ政府への支持を宣言した声明に署名した。声明は、ボリバル・プロセスに敵意を持つ、様々なメディア、政治的、経済的動作主体による広範な攻撃の中で、特定の代表者が開催する憲法制定国民議会を歓迎した。

「制憲議会への支持を表明し、同時に、ベネズエラ大使館へ結集する。」

 

 この声明は、合衆国によってカラカスに押し付けた勝手な一方的な制裁を非難した。また。OASの行動は、最終的にボリバルの機関を打倒し、故ベネズエラの指導者ウーゴ・チャベスによって基礎づけられた革命政府の成果を巻き戻すために国内問題に介入することを意味するものだと、非難した。

 コロンビア革命軍の指導者、ティモチェンコとして知られているロドリゴ・ロンドニョは、ツイッターに、「圧力や外国の干渉が無い状態で、ベネズエラの人民が主権を尊重された方法で決定することを、我々は確信している。」と書き込んだ。

 コロンビアの政治家グスタボ・ペトロもまた、ベネズエラの主権に最大限の尊重を持つことを要求した。「私は、どのようなクーデターも、世界中の、ましてラテン・アメリカの国への外国の侵略を支持しない。」

キューバ人民友好協会の議長フェルナンド・ゴンザレスは、帝国主義と国内のオリガーキーによって行われている攻撃に抵抗を続けている、ベネズエラ政府を支持するキューバの積極的な関与を強調した。

ブラジルでは、労働判事ホナタス・アンドラデは、一層の参加型で直接選挙プロセスを発展させようとするベネズエラに祝福を述べた。職能別に選抜することによって、アンドレドは、憲法制定国民議会の選挙プロセスが、より多くの層を代表することになると主張した。

「民主主義は、世界中でまさに疑問を持たれている。なぜなら、その基本原則を遵守しないから。すなわち、人民の、人民のための、人民による政府という原則。ベネズエラの第5共和制では、我々は、この必須の民主主義的な原則に忠実であろうとする一貫した実践的な取組を見てきた。そして、これらの取組の一つは、制憲議会の議員の3分の1を職能別に選ぶことである。」と彼は述べた。

「この職能別選出は、1999年の憲法以来、より大きな注目を得た、新しい社会の主題を考慮していることを意味している。先住民、農民、障碍者、以前には目に入らなかったこれらのセクタは、自分自身を主張し、保護を求め始めた。そして、今、彼らは、ブラジルを含めてあらゆるところで、我々が目にしている社会的な巻き戻しに脅威を感じている。」

デモ行進は、日曜日、チリとメキシコでそれぞれのベネズエラ大使館で行われた。そこでは、地元の社会運動組織とベネズエラ人移民が、同じように、制憲議会への支持を表していた。同様の行動は、ロンドン、スエーデンのマルメやヨーロッパのその他の都市で行われた。

オーストラリアの海員組合と森林鉱山建設・エネルギー労働組合は、7月29日にベネズエラのボリバル革命と連帯する集会をシドニーで開催した。

エクアドルの外相マリア・フェルナンダ・エスピノーサは、地元のテレビ局『テレアマソナス』に出演して、ワシントンの制裁と「ある国がどうすべきだとか、どうすべきでないとか指示するような態度」にアンデスの国としての反対を繰り返し主張した。

この国の与党アリアンサ・パイスは、木曜日、キトーで、ベネズエラの現在の状況と大陸全体の平和と安全保障にとっての考えられる反動を分析する会議を開いた。この左翼政党は、元大統領ラファエル・コレアよって率いられた「市民革命」を通して権力に到達した。そして、武闘派の幅広い部隊と指導者は、チャベスの遺産に刺激され続けている。

 ラテン・アメリカにある合衆国の伝統的な従属的パートナーの中では、この選挙に対する反応は、予想通り否定的だった。コロンビア大統領ファン・マヌエル・サントスは、日曜日の投票を認めないと約束し、また、メキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領の下での不人気なPRI政府とパナマ政府は、両方とも、合衆国大統領ドナルド・トランプの制裁に協力すると声明した。

 マドゥーロの支持率は、風土病の暴力、貧困と無法状態が、政治的権限の信頼を傷つけ続けてきた、コロンビアやメキシコの指導者よりも高いままである。

 ロシアの外相は、暴力を捨て、対話に着くようにという、マドゥーロの継続した反対派勢力に対するアピールの声明を発表した。

 「我々は、この選挙が、挑発を無くすこと、完全にベネズエラの法律を遵守すること、そして国内の政治状況の安定化に貢献することを期待している。」と声明に書いた。ロシアは、右翼反対派MUDへのワシントンの支援に言及して、「ベネズエラでカラー革命のシナリオと形式を適用しようとするいくつかの外国勢力による陰謀」によって、この国を統治不能な状態とすることに一貫して反対してきた。

「我々は、#Vzlaとその憲法改訂過程を支援しなければならない。なぜなら、それは、この地域の平和を支えることを意味するからである。」

 

 しかし、合衆国は、この選挙プロセスを批判している。合衆国の国連大使ニッキー・ケイリーは、この歴史的選挙を、「偽装選挙」とか「独裁に向けたもう一つの一歩」とツイッターのメッセージに書き込んだ。

 合衆国は、いわゆる「合衆国の敵国」ロシア、朝鮮民主主義人民共和国、イランとニカラグアに対して課した一方的な経済対策を云々した一週間のバカ騒ぎの最中の先週の水曜日にベネズエラに対する制裁を発表した。ワシントンが最後に「独裁主義」と名指ししたニカラグアは、

意に反して、民主的選ばれたダニエル・オルテガ大統領が非常に高い支持率を誇っている。

 この制裁に反撃して、カラカスは、ベネズエラ人民に対して仕掛けられた経済戦争に降伏することを拒否することを繰り返し主張し、この地域の兄弟国だけでなく、インド、中国やロシアのような戦略的パートナーと一緒に、生産や食料主権を拡大し、石油依存を終わらせる道を前に進め続けていくと発言している。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/The-World-Reacts-to-Venezuelas-Historic-Constituent-Assembly-20170730-0027.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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