ベネズエラ:選挙を前に、選挙を支持する数十万人の大結集
- 2017.07.28 Friday
- 07:40
ANCを支持する数十万人のベネズエラ市民が、外へ出てきた。|写真:@VillegasPoljak
ベネズエラで、立候補者と市民たちは、日曜日の歴史的選挙を準備する。
ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は、選挙のちょうど3日前にボリバル通りで演説し、彼は、この国の平和を達成する唯一の道を呼びかけた。そして、反対派の選挙をボイコットするという呼びかけにもかかわらず、彼は、7月30日の選挙の前に、現在の政治的情勢の解決策を見つけるために対話を呼びかけた。
ベネズエラの憲法制定国民議会の議員選挙は、木曜日、首都カラカスに数十万人の国民が参加した巨大な結集を持って終了した。
「私は、平和、再統一と対話を求めている。」とマドゥーロは述べた。「この暴力的な人々に教えてあげたいですか?憲法制定国民議会のために、平和的に選挙に出かけなければならない。」とマドゥーロが話した。
「憲法制定国民議会は、他の誰でもない、あなた方のものです。」と彼は、群衆に語り掛けた。
彼はまた、ベネズエラの憲法制定国民議会選挙の中止を要求している、合衆国大統領ドナルド・トランプ、コロンビア大統領ホセ。マニュアル・サントスとメキシコ大統領エンリケ・ペーニャ・ニエトを批判した。
「我々が何をするか?誰に答えるのか?」とマドゥーロは、通りでベネズエラ国民に尋ねた。「国民。」と群衆が応えた。
マドゥーロは、日曜日の投票は、帝国主義に対する、そして、トランプに対する投票であると語った。昨日、13人のベネズエラの高官に対する合衆国の制裁が発表されたことを受けての発言だった。
「日曜日に、我々は、自由な国か、それとも支配された植民地かのどちらかを選ぶ。」とマドゥーロは言う。
最終イベントで、数百人の立候補者が、7月30日日曜日の投票の後、憲法を書き換えることになる憲法本体に対する提案の要点を演説した。
この国の現在の政治的状況を、対話を通して平和的な解決へ到達するためにニコラス・マドゥーロが呼びかけた選挙の前に、水曜日から、沢山の人々が演説を聞こうとして集まっている。
約2,000万人のベネズエラ国民が、それぞれの職能と地域を代表する6,120人の立候補者から、545名の議会議員が選ばれる。
水曜日、ミラフローレスの大統領官邸で演説した時、マドゥーロは、選挙を支持する集会に参加するようにすべての人に呼びかけた。彼は、チャベス主義者と与党PSUVのメンバーは、すべての市民が、どんな脅しも無く投票する権利を行使できるように保証すると述べた。「我々は、憲法制定議会によって素晴らしい平和を再確認という行動を行う予定であり、そして、平和を準備する。」
一方、反対派のいくつかの部分は、選挙のボイコットを呼びかけ、マドゥーロの再三の対話の呼びかけを拒否した。
ボリバル政府の打倒を目指す、反対派が指導している抗議行動は、4月初めに始まり、100人以上の死者を出し、約1,200人が怪我をした。右翼MUD同盟は、好戦的な態度を変えておらず、選挙を妨害することに望みを持って1週間行動を呼びかけているが、大概は大きな支持を得ることに失敗した。
水曜日、合衆国政府は、ドナルド・トランプ大統領によれば脅威となっている、ベネズエラの13人の高官に対する制裁を発表した。もし、ベネズエラが7月30日の選挙を実施すれば、合衆国は、この南アメリカの国に「強い、即座の」制裁を課す、と述べている。(N)
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