ベネズエラ:反対派の呼びかけた48時間ストは失敗

  • 2017.07.27 Thursday
  • 06:08

7月30日の憲法制定国民議会選挙を前にして、7月26日に、反対派は48時間ストを行うと宣言していたが、ほとんど無視されたようだ。


ベネズエラの反対派の「ストライキ」が失敗だったことを証明する7枚の写真

(7 Pictures That Prove Venezuela’s Opposition ‘Strike’ Is a Flop)

2017年7月26日 teleSUR発

Venezuelan workers travel on Caracas

水曜日、カラカスの地下鉄で通勤するベネズエラの労働者。2017年7月26日。|写真:teleSUR

 

ベネズエラの反対派のチアリーダーである主要メディアの一つ、ロイターでさえ「ストライキ」が失敗だったことを認めざるを得なかった。

 ベネズエラの右翼反対派にとっては、7月26日は、契機の日であるはずった。

 彼らが、全国48時間「市民ストライキ」を打ち上げたのは、この日だった。それは、ベネズエラの国民が、彼への負託ともうすぐ行われる憲法制定国民議会に反対していることを、ニコラス・マドゥーロに見せるはずだった。

 「間違いなく、それは我々の契機だ。」と、ベネズエラの野党リーダー、フレディ・ゲバラが昨夜のツイッタに書き込んで、「数百万の国民」が参加すると主張していた。

 それはまた、この国が「麻痺」し、全国の公共サービスや活動が停止した状態になっているはずの日だった。

 しかし、水曜日の朝、これらの夢物語はすぐに打ち砕かれた。通常の朝の決まった行動、通勤や通学を続ける数十枚の写真が、ベネズエラ全国のソーシャル・メディアに載せられた。

 たぶん、気恥ずかしくて、#HuelgaYParoPorVzla(ベネズエラのためのストライキ)というハッシュタグを使って、ガラガラの通りの数千枚の写真を投稿しようという彼らの呼びかけは、無視された。クイック検索が、ゲバラと2,3の反対派リーダーが、「ガラガラ」の通りの写真をツイートしたことを暴露した。

 ロイターでさえ、ベネズエラの反対派のチアリーダーである主要なメディアの一つも、ストライキは失敗だったと認めざるを得なかった。

 「政府が伝統的に多くの支持を引き出している、労働者階級の地域や田舎の地帯に」ストライキに対する熱狂はほとんどなかったと、水曜日、その放送局は報道した。さらに、先週呼びかけられた同様の行動と比較しても、「操業停止に気を配る人は少なかったようだ。」と伝えた。

 ここに、ベネズエラの反対派が呼びかけた「ストライキ」が全く失敗だったことを証明する7枚の写真がある。(N)

写真:teleSUR

写真:teleSUR

写真:teleSUR

写真:teleSUR

写真:teleSUR

写真:teleSUR

写真:teleSUR

 

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/7-Pictures-That-Prove-Venezuelas-Opposition-Strike-Is-a-Flop-20170726-0013.html

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  • 2024.03.19 Tuesday
  • 06:08
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    コメント
    先日右翼野党が実施した「国民投票」では「700万票以上」が憲法制定議会選挙に「反対」を投じた、とされますが、それだけの反対勢力が「スト」に参加すれば、それなりに国の機能が麻痺するでしょうが、普段通りの真相をみれば、「700万票以上」という数字すら怪しいですね。
    フォックスやキロガといったラテンアメリカの右翼政治家が「国民投票」とやらの立会人を務めたとなれば、右寄りになるように1人で何票も入れるなどの不正投票がまかり通ってたのが容易に想像できます。
    • 痔憂は臭い
    • 2017/07/27 8:32 PM
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    趣旨

    今、ラテンアメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

    おことわり

    このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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