キューバ:マイアミのキューバ系住民もトランプを支持していない

  • 2017.06.20 Tuesday
  • 06:05

キューバに対する関係正常化を逆転させるトランプの政策は、誰も支持していない。ごく一部の右翼共和党員だけ?都合が悪くなると対外的に勇ましい言葉を吐く。政治の幼稚性は、日米共通?キューバ敵視を止めよ。


マイアミのキューバ人、島へのトランプの敵対行為を拒む

(Miami Cubans Reject Trump's Hostility Toward Island)

2017年6月18日 teleSUR発

Billboard against U.S. blockade of Cuba.

合衆国のキューバ封鎖に反対する広告掲示板。|写真:Reuters

 

ゴメスは、キューバ人も非キューバ人も、平和的に生きて発展している主権を持った人民の権利侵害に対して闘い続けると、繰り返し主張した

 マイアミのキューバ人は、キューバとの関係正常化の取組を元に戻そうとするトランプの新しい政策の宣言を拒絶した。キューバは、55年以上も合衆国に封鎖されてきた。

 アリアンサ・マルティナは、フロリダ州マイアミにあるいくつかの移民組織の連合体であり、アントニオ・マセオ隊、ホセ・マルティ協会、キューバ人労働者コミュニティ同盟、個人組織としてのアリアンサ・マルティナ、家族を守るキリスト教夫人の会、それに、マイアミのボリバリアン・サークル、知識人とスペイン系アメリカ人サークルで構成されている。

 トランプの宣言を取り上げて、アントニオ・マセオ隊の全国調整役であるアンドレス・ゴメスは、トランプに「できそうにない決定」を促進させた理由に疑問を投げかけたと、『プレンサ・ラティノ』が伝えた

 ゴメスは、フロリダ州の、主にマイアミのキューバ人コミュニティを喜ばせるためで、この地域のキューバ人移民の支持を獲得しておくための決定であるという主要マスメディアの主張に異議を唱えた。

 彼は、フロリダ州に住むキューバ人の50%がトランプに反対投票したことを考えれば、これは嘘であると強調した。

 彼は、8年以上前からの3回の選挙で、キューバ人移民が、キューバの人民に対する戦争と封鎖という政策を支持する大統領候補者を圧倒的に支持したことはなかったことを思い出させた。

 ゴメスによれば、「トランプが、キューバに対する見込みのない政策を支持する決定に導いた理由は、彼の政治的幼稚性と、難破寸前の大統領職を何とか浮上させようと絶望が拡大していることにあるのかもしれない。」

 ゴメスは、主権を維持するためのキューバ人民の決定を尊重して、平和の内に生活し、発展する基本的な権利に対するそのような侵害に反対して闘い続けるという、キューバ人と非キューバ人の約束を繰り返し述べた。

 マイアミのリトル・ハバナにあるフロリダの共和党職員に演説して、金曜日に、トランプは恥ずかしげもなく、キューバに関する国家安全保障の強化策の大統領覚書に署名した、キューバに関する彼の政治的意図を公表した。

 キューバへの渡航と通商を制限する新しい合衆国の政策は、元大統領バラク・オバマが行った変更の一部を覆すものとなる。

 その変更の下で、ワシントンは、合衆国市民のキューバ旅行に関する規則を強化する。学術的な教育目的で行くのではない旅行者は、再び、合衆国の会社が運営する組織されたグループと一緒に旅行することが必要となり、自由な個人旅行は禁止される。

 グランマは、トランプの宣言を「帝国主義的な言葉と一方的な要求に回帰したもの」と呼んだ。

 金曜日の彼の演説の中で、トランプは、キューバに向けた政策を「キューバとの完全に一方的な取引」と呼んでいる。この新しい制約はまた、キューバ革命軍が保持している、キューバ軍企業体グループと合衆国の会社間のほとんどの金融取引、とりわけ、旅行業、食料とエネルギーのような部門を含む取引を禁止する。

 この変更にもかかわらず、合衆国は、キューバ政府との外交関係を維持し、この島の首都にある大使館は維持する。トランプはまた、アサタ・シャクールの返還を要求している。彼女は、1984年にこの島に逃げ込んでいた。シャクールは、ブラック・パンサー党と黒人解放軍、合衆国に住む黒人の解放のために闘う組織のメンバーだった。

 「アメリカの正義からの逃亡者を返還しろ、警官殺害者ジョアン・チェシマード(アサタ・シャクール)の返還を含めて、カストロ体制に言う。繰り返す。犯罪者や逃亡者を匿うことは止めろ。選択の余地はない。終わりにしろ。」とトランプは宣言した。

 「政治的操作と人権に関する2重基準」を拒否して、キューバ政府は、金曜日の公式声明で、「キューバ人民は、基本的権利と自由を享受している。合衆国を含めた世界の国々にとってキメラであり続けるいくつかの達成物を、誇って見せることが出来る。例えば、健康に暮らす権利、教育と社会保障、同一労働同一賃金、子供の権利、さらに食料、平和と発展の権利である。」

 声明はまた、合衆国政府が、1962年以来、好都合な封鎖を用いてきた「高圧的方法」を多めに見ている。この封鎖は、「キューバ人民に対して損害や貧困を強い、我が国の経済発展の主要な障害物であっただけでなく、他の国々の主権と利益にも影響を与えている。それは、国際的な拒絶を目覚めさせた。」(N)

 

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Miami-Cubans-Reject-Trumps-Hostility-Toward-Island-20170618-0025.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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