コロンビア:1か月以上にわたる30万の教師のストライキが勝利

  • 2017.06.18 Sunday
  • 06:32

コロンビアのFARCとの和平達成は、予算を教育へ向けろという要求を産み出したようだ。我が国では、軍事予算がどんどん拡大し、反対に教育予算はどんどん削られ、OECDの中でもほとんど最下位である。科学の代わりに、「教育勅語」という宗教では、予算は要らないか?


コロンビアの37日間の教師のストライキ、教育者の勝利に終わる

(Colombia's 37-Day Teachers Strike Ends in Victory for Educators)

2017年6月16日 teleSUR発

Colombian teachers protest, demanding better salaries and working conditions, in Bogota, Colombia, June 13, 2017.

給与の増額と労働条件の改善を要求していた、コロンビア教師の抗議。2017年6月13日、ボゴタで。|写真:Reuters

 

この国は、政府が社会運動と労働組合の要求に対応しようとしてゴチャゴチャにしたことから、最近数週間、社会闘争にどっぷり漬かっていた。

 コロンビアの公的教育を改善するために、毎日のデモ、戦闘的な戦術と全国的な共同行動といった37日間の闘争の結果、コロンビア政府は、コロンビア教育労働者労働組合連合Fecodeという、戦闘的な組合が要求した条件の一部に合意した。

 組合は、学校のメンテナンス予算、支給品、学生の給食と尊厳のある給与を要求し、ファン・マニュアル・サントスが約束した教育の改善を果たすように主張してきた。貧弱な給与に悩まされてきた教師たちもいた。あるケースでは、月610US$ほどしかなく、高等教育機関での徹底した高価な訓練を要求されている教育労働者には、スズメの涙ほどだった。

 「大統領は、戦争に使っていた予算は、教育に向かうようになると話していたが、今、FARCはなく、銃もいらない。その予算はどこに行ったのだ。」と、高校の教師ホセ・エスコバル36歳が、金曜日早朝のボゴタのメイン広場で行われていた抗議行動中に話してくれた。

 昨年、コロンビア革命軍FARCは、悲惨な武装闘争と厳しい内乱の52年を終結し、サントス政府との和平合意を実現したが、不平等と闘うとか、社会正義の新しい時代を先導すると言った約束は、政府の設定した目標からは、情けないほどに抜け落ちていた。

 しかし、35万人の教師を代表するFecode労働組合は、財務大臣マウリシオ・カルデナスとの会談の後、政府と一つの協定に合意した。政府は、教育大臣ヤネス・ギアによれば、漸進的なボーナスの支給と予算計画の決定に関して、組合の情報を通して給与を改善することを約束した。

 「政府の優先順位は、いつも、教師の労働と国の発展において絶対に必要な教育の役割を評価する協定を締結すること、それと同時に公共財政で責任を果たすことであった。」と、ギアは記者に述べた。

 ボゴタのように国内至る所で、学校は、教育を必要とする学生全員を収容することさえできず、その代り、多くの学生は、僅か6時間の半日の授業に強制的に出席させられている。

 しかし、金曜日の協定で、政府が1日の授業の実現に取り組みことになる。

 コロンビアは、ブエナベンチュラと言う港町での抗議と公務員労働者の要求をゴチャ混ぜにしたことから、最近数週間は社会闘争で溢れていた。

 「もし、政府が本当に平和にために働くならば、ここから開始することが必要だ。」と、南ボゴタで5年生の教師アドリアナ・ツンホが話した。彼女は、他の抗議参加者と同様に、停電と時々しかない給食などの問題を話した。(N)

 

原文URL

http://www.telesurtv.net/english/news/Colombias-37-Day-Teachers-Strike-Ends-in-Victory-for-Educators-20170616-0026.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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