キューバ系アメリカ人の世論調査で、関係正常化賛成が急増
- 2017.06.16 Friday
- 06:03
引き続く封鎖は、歴史的に、キューバによる「大量虐殺」と「犯罪的な帝国主義的封鎖」と称されてきた。|写真:Reuters
フロリダ国際大学が行った世論調査は、キューバと約束した政策を支持する人が急増していることを示した。
金曜日、合衆国のドナルド・トランプ大統領が、渡航と通商の基準を引き締めるという報告をもって、キューバに対する現在の政策を改訂すると発表したころ、南部フロリダに住むキューバ系アメリカ人の新しい世論調査結果が発表され、2016年に決めたキューバに対する経済封鎖を完全に撤廃することに賛成の人が、回答者の63%となっていた。
フロリダ国際大学が行った、この世論調査の結果は、開放することを支持する人が48%だった2年前の調査から、キューバ・アメリカ間で約束した政策を支持する人が急増していることを示していた。
また、この調査は、年老いた亡命キューバ人の力や影響力が衰えつつあることを浮き彫りにしている。彼らは、キューバ革命に激しく敵対的であったが、キューバ系アメリカ人社会の中での人口動態の変化に直面している。キューバからのずっと最近の移民やキューバ系アメリカ人の2世の若者は、キューバの隔離継続やキューバへの渡航制限に反対する傾向が強まっている。
「キューバ系アメリカ人の人口は、同質には程遠く、その不均質性は、社会的、文化的、経済的、政治的な面では広がりを持っている。」とその報告は、始めている。「つい最近到着した人は、ずっと貧しく、もっと人種的に多様で、2世や3世のように、キューバと約束した政策を支持する傾向が強かった。」
続いている封鎖は、歴史的に、キューバによる大量虐殺と称されてきたものである。この政策は、フィデルが率いたキューバの人民が右翼の独裁者フルゲンシオ・バチスタを打倒した後、1960年にジョン・F・ケネディによって押し付けられたものである。フィデルは、すぐに、この革命が社会主義革命であることを宣言していた。
この封鎖は、カリブ諸国に対するワシントンの社会的、経済的、政治的モデルを拒否したキューバ人民に対する罰だと見られていた。このモデルは、植民地主義のモンロー・ドクトリンに根ざしたもので、ラテン・アメリカの人民の主権を犠牲として、アメリカ諸国での合衆国の覇権と権益を固めることを求めたものであった。
2014年に、合衆国の元大統領バラク・オバマが、この島に対するいくつかの制限を撤廃し、ある種の渡航といわゆる「独立系キューバ人企業家」との通商を解禁した。この動きは、キューバ人と合衆国に住むキューバ人離散家族に歓迎された。彼らは、この動きを、キューバに対するワシントンの不正で経済的な喉輪攻めを止める始まりと見ていた。
しかし、制限の緩和は、フロリダ出身の上院議員マクロ・ルビオや下院議員マリオ・ディアス・バラートのような議員とキューバ系アメリカ人が反対していた。彼らは、旅行者がラウル・カストロ政府のプラスになると、反対していた。
フロリダでキューバ人から54%の得票を得ていたトランプは、関係正常化に向けたオバマの限定的な動きを破棄し、その代り、キューバに対する昔からの合衆国の敵意に満ちた姿勢を復活させるものと見られている。
火曜日、国務長官レックス・ティラーソンは、上院外交委員会の事前ヒアリングで、キューバとの約束を疑問視し、このような対話の「負の側面」に触れ、この政権は、ワシントンが「体制変革の圧力をかける」ために必要な法律を固守し続ける、とコメントした。(N)
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こんな実態醸しだしてる連中の主張を「自由と民主主義を求める市民の大きな声だ」と欧米日本の資本主義奴隷マスゴミが過大評価して持ち上げてくれますから、残り少ない人生を反カストロわめいてられますがね(笑)
今日も読売新聞がトランプの経済制裁強化に関し、「キューバ景気が後退スルー」、「キューバは米国に制裁しないよう求めている」とかキューバが内面下では米国に屈して媚びだしてるかのような内容の記事載せてました。
さらにマイアミ・ヘラルドの「悲観的な」記事も引用しましたが、このマイアミ・ヘラルドこそが長年に渡るキューバに対する嘘の発信源である事は、右翼亡命キューバ人の強い影響下にあるマイアミ地元紙ゆえに日を見るより明らかです。
安倍ポチ新聞たる読売も真実を語る前川喜平氏を「出会い系バーに通った」という貶め記事を書く位劣化した新聞だから、
「自由と人権と民主主義を掲げてるカラー」として、再びキューバを奴隷にしたいだけの連中が持つ新聞の記事を「真実」としか受け止められないのでしょう┓( ̄∇ ̄;)┏
読売は、キューバやラテンアメリカに関してもゴミのような嘘を書くから、ゴミ売新聞という名前はココでもピッタリですね(笑)