トランプ、キューバの独立記念日に的外れな非難声明

  • 2017.05.23 Tuesday
  • 05:54

トランプは、無知蒙昧な非難は止めて、キューバとの関係正常化を進めるべきだ。


ラウル・カストロ、キューバの「専制」に関する「ヤンキー」トランプのコメントを「矛盾した的外れ」と非難。

(Raul Castro Slams ‘Yankee’ Trump’s Comments on Cuban ‘Despotism’ as ‘Contradictory and Clumsy’)

2017年5月21日 teleSUR発

A person carries a picture of Cuban President Raul Castro during a May Day rally in Havana.

ハバナでのメーデーのデモ行進中に、キューバのラウル・カストロ大領領の写真を掲げる人。|写真:Reuters

 

雪解けにもかかわらず、キューバは、植民地主義の痕跡を残すこの島に対するワシントンの外交政策を批判し続けてきた。

 155回目のキューバ独立記念日に、キューバは、このイベントについての「浅はかな」合衆国大統領ドナルド・トランプの罵倒を、「非常識な」「矛盾したもの」として非難した。

 土曜日のキューバ国営TVの放送で、ラウル・カストロ大統領は、この共産主義の島国について「残酷な専制」というトランプの帝国主義的な辛辣な批判は、「海外と国内問題の双方についての、億万長者から転身した大統領の矛盾した、的外れな表明である」、と述べた。

 スペインの植民地と合衆国の軍事支配に対するキューバの勝利から、土曜日で115年を記録した時に、トランプは、この国に対して使い古された批判を表明した。「キューバの国民は、平和的に、民主的価値、経済的自由、宗教的自由と人権を主張する政府を持つふさわしい。我が政権は、その構想を実現することを約束する。」

 

トランプのキューバ独立記念日についての声明全文

 

 独立は、初期のキューバが、1959年1月1日にキューバ革命によって打ち負かされるまでの数十年間、米帝国の介入のせいで、「ヤンキーの新植民地」になっていたことを刻んでいると述べて、ラウル・カストロは、キューバはその革命理念を継続していくと確認した。

 1902年5月20日、トーマス・エストラダ・パルマが、この島の市民によって選ばれた最初の大統領として任期に就いた。1898年に400年間のスペイン支配が廃棄された後すぐに、合衆国による軍事支配の3年へと変わった。その時には、スペインが、合衆国にこの島を譲ったので、キューバはいい加減な独立を得たのだった。数十年間、ワシントンは、合法的にキューバへの一方的な干渉が許され、ハバナと島の資源を支配した。

 トランプのコメントは、いつもの「ソフトパワー」の戦争で、国務省が、ホワイトハウスは、「全般的な政策の見直し」を行っているとしていた、「人権の進展」に関してキューバに圧力をかけると発言した2週間後に出された。

 合衆国とキューバは、2014年12月に、永い凍結関係を回復しようという計画を発表した。その時から、二つの国は、キューバと2国家間の双方の関係に対する合衆国の政策に、画期的な改革が見えていた。

 また一方、キューバは、合衆国が、キューバに対する財政的、商業的、経済的封鎖を廃止し、グアンタナモの軍事基地を閉鎖して、キューバの主権を完全に尊重することを約束しない限り、この関係の正常化は完了しない、という立場を取り続けている。

 しかし、トランプは、キューバに対して敵対的な姿勢を見せて、関係の解凍を拒否しており、ハバナがもっと良い「取引」に応じない限り、正常化プロセスは廃棄すべきだ、と主張していた。一方、ラウル・カストロは、この変化にもかかわらず、この社会主義国は、決して資本主義に向かうことはないと、明言して来た。(N)

 

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Raul-Castro-Slams-Yankee-Trumps-Comments-on-Cuban-Despotism-as-Contradictory-and-Clumsy-20170521-0011.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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