プエルトリコの独立運動家、35年ぶりに自由に

  • 2017.05.18 Thursday
  • 08:07

合衆国で35年間政治犯として刑務所に投獄されていた、プエルトリコの独立運動の活動家が釈放されました。プエルトリコは、自治連邦区と名付けられた合衆国の植民地です。住民に全く関係のない莫大な債務を背負わされ、厳しい緊縮策が実施されようとしており、それに反対する闘いが続いています。


オスカー・ロペス・リベラ、プエルトリコの独立のために闘い続けると誓う

(Oscar Lopez Rivera Vows to Continue Fight for Puerto Rico Independence)

2017年5月17日 teleSUR発

Oscar Lopez Rivera next to his daughter Clarissa Lopez (L) during a press conference in San Juan, May 17, 2017.

サン・ファンでの記者会見中のオスカー・ロペス・リベラと娘クラリサ・ロペス(左)。2017年5月17日。|写真:teleSUR

 

元政治犯が、プエルトリコ解放のための数十年の彼の闘いを支援してくれた、様々な進歩的運動に感謝した。

 36年間の合衆国の刑務所から自由の身となって数時間のうちに、プエルトリコ独立運動の指導者オスカー・ロペス・リベラが、水曜日、プエルトリコの自由と独立のために闘い続けると誓い、アメリカ大陸の色々な進歩的運動に連帯を表明した。

 「私が囚われていた間、私はずっと、家の戻ることを考えていた。」と、ロペスは、海辺でのサン・ファンの記者会見で述べた。そして、彼を支援し、何年にも渡って彼の解放のために活動してくれた、すべての進歩的組織と世界の指導者に感謝を表明した。

 「これまで派閥抗争を全くしてこなかった、プエルトリコ人がいる。私は、闘い、活動するためにここに居る。それが、私が為すべきことだ。」とロペス・リベラが話した。「我々は、プエルトリコを、将来性のある国へとすることが出来る。」

 プエルトリコの非植民地化と独立のための生涯をかけてきた自由の活動家は、フランシスコ法王、アルゼンチンの5月広場の祖母と母親たち、元ウルグアイ大統領ホセ・「ペペ」・ムヒカ、ベネズエラ、ニカラグアとキューバの政府、芸術家、それだけでなく、様々な活動家と特に青年と子供たちに感謝した。

 

 「この国の将来は、彼らの手の中にある。」と述べ、36年間の獄中生活の間に、さよならを言う機会を持てずに亡くなった友人や親せきのために、追悼を表すために黒い服を着ていた。

 彼はまた、手足を麻痺させている債務危機に直面しているこの島国を動揺させている、現在の厳しい緊縮政策について語り、公的教育の財政支援の重要性を強調し、教育の防衛とワシントンとの植民地的関係に抵抗するための闘いの最前線にいるプエルトリコの学生たちを称賛した。

 「団結が、非植民地化を可能とする。他の選択肢はない。」とロペス・リベラが話した。「我が国を愛することに犠牲は要らない、我々を犠牲にすることは、それを失うことだ。」

 彼はまた、ベネズエラとすべての「ボリーバル革命を防衛している人たち」に感謝し、ベネズエラへの干渉を止めるように合衆国に要求した。

 「私は、ベネズエラへの干渉を止める事、人間や機関を送り込んで暴力的で敵対的な環境を作ることを止める事を合衆国に要求する。」

 ロペス・リベラはまた、この島の債務を再構築するためにPRIMESAとして知られる問題の多い法律を通して、合衆国議会が昨年導入した、財政監視委員会を批判した。彼は、監視委員会から得られるものは何もない。それは、プエルトリコの民主主義を弱体化させ、植民地主義を深めると多くの人が批判してきたものであり、民営化を推し進め、この国の小農民の代わりに国際的な企業に利益を生み出すので、この島にとってはよくなるはずだと言って来た。

 「彼らは、我々を実験用のモルモットにして、我々をもっと貧しくする。」と彼は述べた。

 ロペス・リベラの娘クラリサ・ロペス・ロマスは、彼女の父に対する世界的な支援とこの国の主な中学卒業後の教育機関を防衛する闘い、プエルトリコの7万人の学生に感謝した。教育機関は、この島の莫大な債務に取り組むための厳しい緊縮計画の一部として大規模な予算削減に直面している。

 「オスカーの娘と息子たちは、プエルトリコの大学生であり、抵抗し、闘っている。」とロペス・ラモスが話した。学生運動がストライキと予算削減に抗議するその他の行動を開始したことをあげた。「私の父が、家に戻れたことを感謝します。」

 ロペス・リベラは、元大統領バラク・オバマが、1月に、彼の刑を減刑した後、2月に島に戻り、水曜に自由となるまで、刑期を全うする最後の数週間を自宅監禁となっていた。

 この活動家は、プエルトリコ人の政治犯の刑を減刑してくれた、合衆国の元大統領ジミー・カーター、ビル・クリントン、バラク・オバマに感謝を述べた。

 クリントンの1999年の恩赦の提案を拒否した時を思い起こして、この活動家は、他の同志がまだ悲惨な状態で投獄されていたから、拒否したのだと述べた。「私は、原則を信じるし、誰も残こすべきではないと思う。」

 最後に、彼は、自由な今、昔約束したように、この島の78の自治体を回ると話した。

 「愛と自由のプエルトリコ、万歳!いつも、抵抗と闘争の中に!」とロペス・リベラは、話した。(N)

原文URL

http://www.telesurtv.net/english/news/Oscar-Lopez-Rivera-Vows-to-Continue-Fight-for-Puerto-Rico-Independence-20170517-0013.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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