コロンビア:35万人の教師がストライキに突入

  • 2017.05.13 Saturday
  • 13:30

わが国でも、教育よりも戦争に使う予算の方が多くなっているぞ。コロンビアの教師のストライキには、学生も親も参加している。


コロンビアの35万人の教師が、より良い学校と銃の削減を求めてストライキ

(350,000 Colombia Teachers Strike for Better Schools, Fewer Guns)

2017年5月11日 teleSUR発

2月のボゴタでのデモ行進で、「もっと本を、銃を減らせ」と書いた横断幕を掲げる教師。|写真:EFE

 

ストライキ中の教師は、コロンビア政府が未だに、教育よりも戦争に支出している状況を強調した。

 コロンビアの最大の教員組合は、木曜日、ファン・マニュエル・サントス大統領の政府との合意に達しなかったことから、全国的な教育の国家予算を増やすことと、賃上げを要求して全国的なストライキを開始した。

 フェコーデ組合の約35万人の教師が、一般の公開授業を含めて、1週間にわたって計画された行動やイベントに参加すると予想されている。

 財務省の高官が教師への未払い賃金を解決する充分な予算がないと発言したことで、組合は、政府との対話を断念した。そして、組合によれば、教師は2019年まで全額支払いを待たなければならないと話した。賃金論争は、全国の教育予算の増額を求める組合の広範な要求の一つでしかない。

 「我々は、例えば、それぞれの教師が担当する学生の人数についての合意も得られなかった。」フェコーデの委員長カルロス・リバスが、『エル・エスペクタドル』に話した。「理論的には、各教師は、最大15人の学生を受け持つことになっているが、我々は35人から45人を受け持っている。彼らの面倒を見ることだけはできても、彼らに教えることはできない。」

 教員組合はまた、親と学生にこの抗議に加わり、教育部門への予算配分を要求することを呼びかけた。この国は、教育よりも戦争により多く予算配分している。

 

 教師たちは、食料プログラム、交通機関、インフラ、教師の給料、実験費、スポーツ広場と学校でのインターネット環境に予算措置することを要求している。

 サントスは、教員組合は、この国が財政逼迫に直面していることを思い起こすべきであり、他の公務員労働者よりも2014年以来、教師はすでに給与が増額されていると主張しており、ストライキの要求を受け入れることは拒否した。

 「我々は、資源を持っていないという単純な理由で、受け入れることはできないし、彼らの求めるものを与えることはできない。」とサントスは述べた。「我々は、追加的な約束を獲得するには非常に難しい状況にある。」

 教育省大臣ヤネット・ギハは、教師たちに交渉に戻るように呼びかけ、政府は、教師が要求したものは皆満足させた、と述べた。

 「我々は、800万人の子供たちに影響を与えるこのストライキを再考するように要請している。そして、これは不当なストライキだと繰り返している。」とギハが話した。

 組合もまた、健康保険サービスを借りる入札プロセスが、司法長官事務所の要請で中断してから、彼らの健康保険制度は危機的な状態となっている、と主張している。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/350000-Colombia-Teachers-Strike-for-Better-Schools-Fewer-Guns-20170511-0016.html

コメント
この組合の取り組みはまさに軍事費を削って民生に回せ、という活動ですね。親や学生も参加できるといいけど。驚いたのは教師一人に原則15人の生徒!!これ以上だと十分な教育はできないとのこと。日本の遅れをつくづく思う。シェアします。
  • 戸舘あき子
  • 2017/05/13 6:59 PM
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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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