チリ:教育の無償化要求と学生ローンに反対する25万人の学生デモ

  • 2017.05.11 Thursday
  • 06:16

ラテン・アメリカの多くの国の学生が、無償の教育や高額な学生ローンに反対して闘っている。我が国でも、高額な授業料に高額な利子付き奨学金(学生ローン)で、学生も悲惨な状況になっているはず。


25万人のチリの学生が、致命的な債務に反対して路上に溢れる

(250,000 Chilean Students Flood Streets Against Crippling Debt)

2017年5月9日 teleSUR発

Chilean students march for free quality public education and against massive student debts in Santiago, May 9, 2017.

無償で質の高い公共教育を求めて、大規模な学生ローンに反対してデモ行進するチリの学生。2017年5月9日、サンチャゴで。|写真:Twitter / @NicolsIbarra4

 

学生たちは、銀行を儲けさせ、莫大な負債で学生を衰弱させてしまう教育貸付制度を廃止する事を要求している

 いくつかの近隣地域では、警察の弾圧に直面しながらも、数万人のチリの学生たちが、サンチャゴなどの都市で、無償で平等の公共教育と衰弱させてしまう学生ローンを廃止することを要求して来た永年の運動を継続するために、火曜日、デモ行進を行った。

 「債務は終わり」という旗の下に、チリ学生連合Confechとチリ大学生連合FECHが、ミシェル・バチェレット政権が、債務免除はしない、そして、その問題の交渉はお終いと繰り返した後、CAEという国家保証プログラム付きクレジットのすべての債務をキャンセルするように政府に要求するために、新たな抗議を行うと発表した。

 「高等教育を受けているたくさんの学生が大規模な負債に直面していること、銀行がそこでビジネスをやっているという認識を持ってもらうこと」と、FECHの委員長ダニエル・アンドラーデが、この行動の目的を話した。

 Confechは、全国で25万人の学生が抗議を行い、サンチャゴだけで8万人の学生が通りを埋めた、と報告した。

 地元メディアは、抗議を押し戻すために放水銃を装備した警察が配備され、デモ中に警察とデモ隊との間で衝突することもあった、と報告している。

 

 火曜日のデモに先立って、また、チリの学生たちは、学生債務から脱走した時の影響についての認識を高めるためのソーシャルメディアでのキャンペーンに参加し、教育を受けるために銀行と民間貸出機関を儲けさせてきたローンというサインボードを掲げた。

 デモの主力部隊は、現地時間AM11時にサンチャゴのイタリア広場を出発し、首都を長く練り歩く予定である。FECHのアンドラーデは、学生指導部と対話することも、学生の要求を考慮しようともしない教育省大臣アドリアナ・デルピアノを批判した。

 「我々は、大臣に2つの主要な問題について呼びかけている。一つは、学生運動との討論や提案を拒否しないこと。2つ目は、債務免除のような訴訟に我々を閉じ込めないことである。」とアンドラーデは述べた。

 彼らの要求の中には、学生たちは、高等教育での不当利得を罰するという新しい方策だけでなく、全般的な無償の質の高い教育、透明性を保証した法令、民主主義と性差別のない教育を要求している。

 学生組織は、約100万人の学生が、勉学のために大きな負債を抱えていて、州立大学の学生は、入学者の僅か15%でしかないと、学生を利用した利益目的の高等教育の危機を強調した。

 「政府は、教育ローンを免除することが出来ないと言って手を洗うことが出来ない。しかし、悪政の結果をどうするかという効果的な解決策を、政府は作り出さなければならない。」とConfechのソフィア・バラホナが話した。

 チリにおける教育コストの上昇は、多くの学生を締め出し、債務で身動きが取れなくなった大勢の人たちを残している。一方で、この部門の民間会社は、大きな利益を作り続けているが、多くの教育機関が閉鎖されたり、合併を余儀なくされたりしている。

 チリの元独裁者アウグスト・ピノチェトは、1981年に公共教育を解体した。2011年に爆発した大規模な学生抗議の圧力の下で、バチェレットは、無償の大学教育を提供する計画を締結したが、学生たちは、その約束を果たしていないと政府を非難して来た。(N)

(原文には、紹介できなかったツイッターの動画や写真があります。是非、ご覧ください)

 

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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