ベネズエラ:米州機構(OAS)から脱退へ

  • 2017.04.28 Friday
  • 05:53

ベネズエラでは、3週間に及ぶ反政府派の暴動によってすでに28人の死者が出ているが、そのほとんどが反政府派の暴力破壊行為、殺人によるものなのだが、マスコミは死者の数だけ報道し、まるで政府の弾圧によるものであるかのように見せかけている。


ベネズエラは、OASからの引き上げ手続きを開始する

(Venezuela Begins Process of Pulling Out of OAS)

2017年4月26日 teleSUR発

ベネズエラは、この組織(OAS)が、ベネズエラの主権を犯したと主張している。

 ベネズエラの外相デルシー・ロドリゲスは、この組織の常任委員会が、ベネズエラについて討議するために、水曜日に外相会議を開催することに同意したことから、ベネズエラが米州機構から脱退する手続きを開始すると発表した。賛成19、反対10、棄権1、欠席1だった。

 外相は、OASが、外国の干渉を手助けするために、ベネズエラ政府を犯罪者として扱い、合憲的な民主主義を不安定化させることを求めている、と断言した。さらに、彼女とニコラス・マドゥーロは、OASに、「ベネズエラは、干渉主義を促進するいかなる行動にも参加することはない。」という書簡を提出するつもりであり、この脱退手続きに24か月かかる見通しだと述べた。

 ニコラス・マドゥ―ロ大統領は、OASの行動にツイッターで反論した。「ベネズエラのボリーバル革命とチャベス主義者は、我々の真の独立を目指して行進を続ける。何ものも、誰も我々を止めることはない。」

 ロドリゲスもまた、ベネズエラを支持してくれた姉妹国に感謝を述べ、さらに、5月2日には、CELACと共にサンサルバドルに居て、帝国主義の利益を永続化させようとする、OASの干渉主義を非難するだろう、と述べた。

 

 ベネズエラの米州機構代表のサミュエル・モンカダは、この南アメリカの国の運命は、OASのような機関やワシントンによって決定されることはあり得ない、と話した。

 モンカダは、ベネズエラは独立国であり、いかなる国の指導を受け入れることはあり得ない、と確認した。モンカダは、ベネズエラを攻撃しているOASの右翼指導部に、国内問題への干渉を受け入れろという圧力に言及して、「強制的な援助は、援助ではない」と繰り返し主張した。

 OASの事務総長ルイス・アルマグロは、繰り返しベネズエラ政府を攻撃し、ベネズエラに対して、この組織の資格停止となる民主主義条項の適用を求めていたが、彼は、ベネズエラに対する固定観念のために過去1年以上に渡って非難を誘導してきた。

 ウルグアイの大統領タバレ・バスケスは、水曜日、この状況の「先鋭化」を避けるために、ベネズエラに対する民主主義条項の適用を支持しないと繰り返した。

 スペインの相手役マリアノ・ラホイと一緒の記者会見で、ウルグアイ首脳は、「ベネズエラの問題は、ベネズエラ自身によって解決されるべきである。我々は、ベネズエラの人民に援助の手を差し伸ばさなければならない。」と発言した。

 マーチン・トリホス元大統領(パナマ)、レオネル・フェルナンデス(ドミニカ共和国)、ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(スペイン)とエルネスト・サンペル(コロンビア)は、ベネズエラにおける暴力を非難し、紛争を平和的に解決することを求める声明を発表した。

 「政治的ツールとして暴力を使用することは、その原点や動機が何であれ、いかなる観点からも非難されるべきものである。」と声明は述べている。

 ラテン・アメリカとカリブ諸国共同体の会議が、ロドリゲスによって要請された。外交筋によれば、CELAC会議は、「独立、主権と自決権を弱体化させる干渉行為だけでなく、ベネズエラにおける憲法的な秩序に対する脅威」に取り組む予定である。

 OAS憲章の143項は、あらゆる加盟国は、事務総長への書簡という手段でこの組織からの脱退を選択することが出来、事務総長がその通知を受け取ってから2年後に、その国は、この組織化からの脱退となる、と規定している。(N)

 

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Venezuela-Begins-Process-of-Pulling-Out-of-OAS-20170426-0031.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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