チリ:無償で質の高い教育を求めて学生が大規模デモ

  • 2017.04.13 Thursday
  • 06:04

ラテン・アメリカの学生運動では、無償の教育を求めることが多いが、近くに無償の教育を行っている社会主義国があるからだろうか?高い学資ローン(奨学金)で苦しめられている我が国の学生もそろそろ、無償の教育を求めて立ち上がってみては。


教育改革を要求して、数千人のチリの学生が路上デモに出る

(Thousands of Chilean Students Take to Streets Demanding Education Reform)

2017年4月11日 teleSUR発

Protests line the streets of Santiago demading changes to education in the country.

チリの教育の変更を要求してサンチャゴの街頭に並ぶ抗議参加者。|写真:Twitter/ Comunicaciones Fech

 

継続されている抗議行動は、数百万の学生をめぐって私的資本の利益に有利とはならない、より公正な教育制度を要求している。

 怒ったチリ中の学生と教師たちが、火曜日、この国の教育危機が深まっていると見られている中、民間資本の搾取に教育部門が開かれるのを防止しようとして、教育改革を要求する抗議行動に結集した。

 サンチャゴでは、北の都市から首都の中心へ、数千人の学生、教授と関連する公的部門の人々が連帯して通りを埋める国民的なデモ行進が行われた。彼らは、社会のすべてに階級のための無償で質の高い教育を要求している。抗議は、「教育は危機に瀕している。崩壊させないぞ。」、「奴らは、我々の教育を売った。我々は、奴らの改悪を買わない。」といったメッセージを書いた大きな旗を掲げて、デモ行進を行った。デモ隊は、大部分が平和的だったが、警察は、催涙ガスを発射して応酬した。

 学生組織は、ミシェル・バチェレット大統領政府の教育改革への努力が足りないと批判してきた。政府は、この国の法外に高い教育制度に向けて約束した、たくさんの改革の規模を縮小して来た。

 

 高騰する教育費は、多くの学生を除外し、どうにもならない負債を抱えた沢山の人を退学させた。一方で、この部門の民間会社は、大きな利益を得続けており、多くの教育機関が閉鎖されたり、合併されている。

 オルガナイザは、負債を抱えた学生は、2015年には約70万人おり、今では100万に達しているかもしれない、と述べている。

 「この危機は、多くの大学に打撃を与えており、我々の将来に影響を及ぼしている。政府が法律とすべきものを、ぐずぐずしているのをもう待っていられない。」と、チリのチリ学生連盟Confechとチリ大学学生連盟Fechが、このイベントをフェイスブックに書き込んでいる。「今年の4月11日、我々は、チリ全国で行進をおこなう。この改革が、学生ではなく、企業に利益をもたらし続けているからだ。」とFechは、抗議に先立ってツイートした。

 「国にとっては、人種や性差別することなく、学校と教育を保証する責任を持つ必要が存在している。」と、中学生の全国的なまとめ役の代表フランシスカ・フローレスが話した。

 「4月11日に、我々は、外に出なければならないすべての人に、特に、我々の仲間に、来て欲しい。なぜなら、彼らが、この教育モデルによって最も排除されそうだからだ。」と彼女は続けた。

 この行進は、最初は、2017年に向けて学生グループによって組織され、昨年、全国的な大きな抗議運動の一環として続けられた。労働者の権利と連動した教育改革、年金制度と減速する経済は、チリの11月の選挙に向かって重要な課題となる。

 チリの元独裁者アウグスト・ピノチェトは、1981年に、公的教育を破壊した。2011年に湧きあがった大規模な学生の抗議運動の圧力によって、バチェレットは、無償の大学教育を行う計画を締結した。しかし、学生運動は、政府が約束を果たしていないと批判してきた。(N)

 

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Thousands-of-Chilean-Students-Take-to-Streets-Demanding-Education-Reform-20170411-0022.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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