チリ:世界最大の銅山のストライキは2か月目に突入

  • 2017.03.15 Wednesday
  • 05:52

チリのエスコンディア銅山のストライキは、標高3,000メートルの地で、2月9日から続けている。このような労働者の尊厳を求める闘いと「過労死ライン」を超える100時間の残業を認めてしまう我が国の労働組合の差に愕然とする。


チリの鉱山労働者、ストライキは1か月を経過したが、操業停止継続を誓う

(Chilean Miners Vow to Continue Shutdown as Strike Marks 1 Month)

2017年3月13日 teleSUR発

Miners during the strike in front of the La Escondida mine, at 33,000 meters above sea level, in Antofagasta, Chile.

海抜3,300メートルにあるラ・エスコンディア鉱山の前でストライキ中の鉱山労働者。チリ、アントファガスタ。|写真:EFE

 

「我々は、最後までここの丘にいる。」と、エスコンディアでストライキ中の数千人の鉱山労働者の一人が、話した。

 世界最大の銅鉱山である、チリのエスコンディア鉱山でストライキ中の2,500人の労働者は、すでに世界的な鉱物資源価格に影響を与えている操業停止が2か月目に入っても、労働条件と賃金の改善要求で揺らぐことを拒否した。

 1か月以上に渡って、労働者の権利の改善を要求している鉱山労働者たちは、海抜10,800フィートのアタカマ砂漠の中心部で、銅の生産地として知られているアントファガスタ市の南約105マイルの地で野営してきた。

 「我々は、たくさんの闘争で勝ち取ったいくつかの権利や利益を維持するために闘っている。今の条件を達成するために20年以上かかった。我々は、それと同じように諦めらめない。」と鉱山労働者クリスチアン・ディアスがEFEに話した。

 土曜日に、労働組合は、労働争議の聴取で、重要な問題に対して会社が立場を明確にすることを要求して、オーストラリア所有の鉱山操業者BHPビリトンとの交渉テーブルに戻ることを拒否した。

 

 エスコンディアの労働者たちは、BHPとの契約交渉が決裂し、合意に達しなかったことから、2月9日にストライキを開始した。

 食い違っている重要な点には、計画された交代パターンの変更と収入だけでなく、新しく入って来た労働者が受け取る報酬レベルについての意見の相違がある。

 労働者たちは、BHPが報酬を削減したがっており、また、新しく雇用された人と長期間雇用されてきた人に安定した仕事を約束していないことに、不満を募らせている。組合は、7%の賃上げと39,000US$のボーナスを要求している。

 「我々は、ここで、尊厳を要求すべきだ。我々は過酷な条件下で働いており、我々の多くが、深刻な健康問題を抱えており、我々は月の半分を家族と離れて暮らさなければならない。」とディアスが付け加えた。

 労働者たちは、会社が、賃金を削減して14.5%の利益を得ること、新しい契約に差別的な条項を組み込んだ新しい協定を提案している、と主張している。

 会社と労働組合指導者間の交渉が現状のまま行き詰まった状態で、エスコンディアのストライキは、チリの鉱山史上、最も対立した労働争議になりそうである。

 「我々は、最後までここの丘に残るつもりだ。我々は、あと1か月か2か月、準備と組織をしてきた。」とディアスが話した。

 世界で2番目の銅鉱山であるインドネシアのグラスベルグは輸出禁止であり、ペルー最大のラス・バンバス鉱山もまた抗議に直面しているので、世界的な供給不安は、銅価格を記録的な高さに持ち上げている。

 エスコンディアは、2015年には115万トンを生産し、その年の国際的な生産高の6%にあたる。チリでは、銅は全輸出額の半分以上を占めている。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Chilean-Miners-Vow-to-Continue-Shutdown-as-Strike-Marks-1-Month-20170313-0003.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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