カール・マルクスの映画が、今年公開される

  • 2017.02.14 Tuesday
  • 06:17

この映画の日本での公開に期待しています。


ペックの「若き日のカール・マルクス」が、2017年に劇場でヒットする

(Peck's 'The Young Karl Marx' Set To Hit Theaters in 2017)

2017年2月12日 teleSUR発

ステファン・コナルスケ演じるエンゲルスとアウグスト・ディールのマルクス。|写真:「若き日のマルクス」PR写真

この映画は、マルクス主義の理論的発展に導いた労働者階級の運動の分析をめぐって、マルクスとエンゲルスがどのように強い結び付きを作ったのかを物語るものである。

 ハイチ人の監督、ラウル・ペックの最新映画、「若き日のカール・マルクス」は、2017年6月に劇場に到着する予定で、共産主義運動の誕生、マルクスとエンゲルスの共同研究とヨーロッパでの1848年のヨーロッパでの革命にいたる数年間にハイライトを当てている。

 ペックは、他の重要な2つの映画の監督である。2000年にアフリカ人の革命家パトリス・ルムンバの生涯を追った「ルムンバ」、そして、公開されたばかりのドキュメンタリー、合衆国の小説家で社会的批評家のジェイムス・ボルドウィンの人生を描いた「私はお前のネグロではない(I Am Not Your Negro)」である。これは今年のアカデミー賞候補である。

 ペックは、ボルドウィンとマルクスを同時に撮影した日々を次のように語った。「私は、18歳の頃、マルクスを学んだ。ボルドウィンは、もう少し若い時に知ったが、この二人は、私にとって重要な記念碑となり、今の私のような個人を造り上げた。彼らは、自分が何者であるか、思考方法や社会の分析方法の骨組みを作る。」

 ペックによれば、マルクスの映画は、10年かかった。というのは、マルクス、エンゲルスとマルクスの妻ジェニー・フォン・ウェストファーレンの間の往復書簡から脚本を作りたかったからである。この映画は、パスカル・ボニッツアとの共作である。「往復書簡を通して彼らの性格をうまく見出せたので、やりたかったアプローチとなった。構成に時間がかかったが、近道は取れない。」と付け加えた。

 

 オープニングのシーンは、1844年のドイツで、人々が、暖を取るために森で薪を集めていると残忍にも逮捕される。その時、革命的な記事のために、「ライン新聞」のスタッフと共に、マルクスも逮捕される。新聞は閉鎖された。その時、マルクスは、妻と子供を連れて、最終的にはロンドンに移住することになる。そこで、彼は、工場所有者の息子であるエンゲルスと出会う(2回目)。彼は、支配階級の出身であるが、労働者階級の闘争に参加していた。

 二人の男は、児童労働、労働条件や資本家階級に対する労働者の組織化の必要性など、貧困者や労働者階級が苦しめられている悲惨な状況について同じ結論に達していた。

 この映画は、マルクスとエンゲルスが、どのようにして、労働者階級の運動の分析、1847年の正義同盟(空想的社会主義者が支配していた)を共産主義者同盟への変革につながったマルクス主義の政治的、経済的理論の発展に関して強い絆を作っていったのかを物語っている。

 アウグスト・ディール、「Inglourious Basterds」や「The Counterfeiters」で国際的に知られているドイツ人の俳優が、カール・マルクスを演じ、ステファン・コナルシュケ、もう一人のドイツ人俳優がエンゲルスを演じ、ルクセンブルク出身のビッキー・クリープスがジェニーを演じる。

 2017年6月15日が、国際的な公開予定日となっている。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Pecks-The-Young-Karl-Marx-Set-To-Hit-Theaters-in-2017-20170212-0028.html

コメント
こちらのブログを初めて拝見しました。ラテンアメリカの動向については、外国語が分からない自分にとってはその情報にまったく手が届きませんでした。長く続けていただけたらと思っています。
  • 戸舘あき子
  • 2017/04/24 7:51 AM
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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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