メキシコ:暴動に発展した抗議行動は、「スパイ」によるものか

  • 2017.01.08 Sunday
  • 05:52

メキシコでのガソリン価格の値上げに対する抗議行動は暴動に発展したが、これは抗議行動に「潜入した」組織が火を点けたのではないかという推測があるという記事です。


メキシコのガソリン値上げ抗議行動で6人死亡、1500人逮捕

(Mexico Gas Protests, Looting, Leave 6 Dead, 1,500 Arrested)

2017年1月7日 teleSUR発

A man urges fellow demonstrators to calm down during a protest against the rising gas prices enforced by the Mexican government, at the Macroplaza in Monterrey, Mexico.

メキシコ政府によるガソリン価格に引き上げに抗議するデモ隊の仲間に落ち着くように呼びかける男。メキシコ、モントレイのマクロプラザで。|写真:Reuters

 

この略奪と破壊行動は、社会運動を弱め、行動を犯罪化する目的で運動に「潜入した」組織によってリードされたと推測する向きもある。

 政府は、ガソリン価格の2桁の値上げに対する全国の抗議行動と略奪行為の結果、メキシコで1,500人以上を逮捕した、と土曜日、内務大臣が報告した。

 今までのところ、6人が殺され、経済界の首脳は、今週、1,000以上の店と会社が略奪と破壊行為を受け、その他は盗難を恐れて閉鎖した、と推定している。

 政府は、噂を流し、違法行為を呼びかけたソーシャル・ネットワークのアカウントを特定するために「サイバー捜査」を行っている、と述べた。

 しかし、この略奪と破壊行為は、エンリケ・ペーニャ・ニエト大統領政権に対する批判を止めさせるために、国内に混乱を作り出し、社会的な抗議運動を弱体化させ、活動家を犯罪の対象としようとして、「潜入した」組織によって導かれたものだ、と推測している人もいる。

 ペーニャ・ニエト政府は、2017年の初日に、ガソリン価格を20%値上げし、大変な騒動が起きた。彼は、この値上げは、国際価格に対応したものであって、新自由主義改革の結果ではない、と主張している。

 変更は、プレミアム・ガソリン1リッターの平均価格をほぼ1ドルに引き上げた。4リッター、ほぼ1ガロンが、メキシコで引き上げられたばかりの1日の最低賃金,約4ドルとほぼ同じとなる。

 1週間の間に、数万人の抗議行動が、メキシコ・シティと第2の都市モンタレーなどの幾つかの都市の路上になだれ込み、燃料価格を最高まで値上げするという政府決定は、石油産油国で正当化できるものではないと主張している。

 「それは難しい変更であるが、大統領として、将来の大きな問題を避けるために、現在難しい決定を取るべき私の責任である。」と支持率が23%以下のペーニャ・ニエトが話した。

 この悪名高きリーダーは、同じ価格を維持することは、医療や福祉の一時停止につながる、と発言した。

 「あなた方はどうするつもりなのか、訊きたい?」と彼は述べた。

 広範な大衆の怒りを知りながら、ペーニャ・ニエトは、自由化された、あるいは規制撤廃された価格構想を前に進めると述べた。それは、燃料補助金を無くし、ガソリン価格を市場の決定に委ねるということである。

 ガソリンとディーゼルの両方に適用された値上げは、食料品、輸送やその他のコストを引き上げると、アナリストは警告している。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Mexico-Gas-Protests-Looting-Leave-6-Dead-1500-Arrested-20170107-0007.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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