パナマ:12月20日は合衆国の侵略から27年

  • 2016.12.22 Thursday
  • 06:24

合衆国はずっと世界中を侵略し、破壊し続けている。世界中からその被害の補償を求めたらどうだろう。


合衆国のパナマ侵略の犠牲者数は、27年間知られていない

(Number of Victims of US Invasion of Panama Unknown 27 Years On)

2016年12月20日 teleSUR発

A tank patrols Panama City after the 1989 U.S. invasion of Panama.

1989年の合衆国のパナマ侵略後、パナマ市内を巡回する戦車。|写真:EFE

 

「パナマ人にとって、市民の死を正当化することはありえない。」と侵略の背後にある真実を暴くことを遂行している委員会の一人が語った

 事件から四半世紀以上経過しても正確な犠牲者の数が分からないまま、パナマ人は1989年の合衆国の中央アメリカのこの国に侵略した27回目の記念日を火曜日に迎えた。

 しかし、今年の記念日は、被害者家族の閉じ込めと血塗られたパナマの歴史を称賛することを当て込んでいたが、侵略の史実と正確な死者数を明らかにする突破口となる捜査の最終局面が進行している中で迎える。

 委員会のメンバーであるファン・プラネルスは、色々な困難、例えば、合衆国の重要な文書が機密扱いのままであるとか、直接の目撃者がどんどん減っているといった困難にもかかわらず、ずっと後になっても捜査が重要であり、1989年の侵略を正当化できるものはない、と月曜日に放映されたパナマのTVNのインタビューに応えた。彼は、異論のある歴史自身が、背後で幾つかの組織が徹底した捜査にずっと抵抗していた基本的な理由であると示唆した。

 「我々が侵略の原因を議論しようとすると対立があり、避けられないものを避けようとする要求があった。それは、その時代に何が起きたかをパナマ人が決定できるという事実と、この侵略によって被害を被った沢山の無実のパナマ人の死が隠されないようにするという捜査である。」とプラネルスは語った。

 1989年12月20日、ジョージ・H.W.ブッシュの「ジャスト・コーズ作戦」の一環として、27,000人以上の合衆国兵士がパナマに侵略した。この侵略は、麻薬密売容疑でパナマ人独裁者マニュアエル・ノリエガの逮捕することが狙いとされていた。ノリエガは、以前は合衆国の親しい同盟者であり、この地域の合衆国の反乱鎮圧作戦を援助するCIAの情報提供者であった。

 しかし、この侵略は、ノリエガがワシントンの利益と合わなくなった結果、クーデターと経済制裁が失敗した後実行されたのだが、一般的には、パナマにおける支持政府とこの地域における合衆国支配を維持する合衆国の企みであると解釈されている。

 血塗られた軍事作戦は、最大3,000人の市民と軍人の被害者を出し、多くの死体は、焼かれて路上に山積みされて身元不明のまま放置された。

 しかし、様々なグループが、非常に沢山の違った状況を報告しており、27年経った後でも捜査する必要性が強調されている。米軍は、この侵略でわずかに市民202人が殺されたとしているが、中央アメリカの人権擁護委員会は、もっとずっと多くて2,500人から3,000人が殺されたと主張している。

 合衆国は、この侵略の影響を受けて生き残った人たちや被害者家族に補償することはしていない。

 昨年の侵略記念日に、政府は、この歴史を掘り起こし、パナマのこれらの暗い時代に何が起きたのかを明らかにする、真相究明委員会を立ち上げる計画を発表した。

 この委員会は、公式には7月に立ち上げられたが、被害者の特定と30年近く後になって真実を究明するという名目で、この侵略に関する集団的な記憶を呼び戻すことを狙いとしている。この捜査は、被害者家族への補償と学校の授業で称賛されてきた歴史や公的記念碑への道を整備することが期待されている。

 パナマは、1968年から1989年にかけて、オマール・トリホスとマニュエル・ノリエガの軍事独裁時代に行われた不正を捜査する別々の委員会を設置した。その時代の体制には、拷問、被害者に対する「残虐な、非人間的な劣悪な扱い」の罪が指摘されていた。

 トリホスは、一般的には、パナマ運河の管理を取り戻そうとした左翼の民族主義者として見られているが、1981年に謎の飛行機事故で死亡した。ノリエガは、合衆国とフランスで投獄されていたが、今は、人道に対する罪でパナマで収監されている。

 独裁時代の不正は以前にも捜査されていたけれども、27年前の事件を捜査中の特別委員会は、現在、1989年の合衆国の侵略に特に焦点を当てた、パナマの「真相報告」を作成する予定である。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Number-of-Victims-of-US-Invasion-of-Panama-Unknown-27-Years-On-20161220-0011.html

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趣旨

今、ラテンアメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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