ペルー:新自由主義政策によって公立病院が危機に

  • 2016.11.18 Friday
  • 06:19

新自由主義は、世界中で医療や教育を破壊しています。この記事の最後に、ペルーでの鉱山開発がすさまじい環境破壊を起こしている動画あります。


ペルーの医療労働者、無期限ストライキに突入

(Peru's Health Care Workers Start Indefinite Strike)

2016年11月15日 teleSUR発

The march included a crucified patient as a metaphor for the situation in hospitals.

病院の状況の例えとして、十字架に張り付けられた患者を交えたデモ行進。|写真:teleSUR・Rael Mora

 

政府は、幾つかの病院が経済的な危機にあることは認めたが、新しい融資は認めなかった。

多くの公立病院の労働者が、無期限ストライキを始め、火曜日、首都リマでデモ行進を行った。彼らの主要な要求は、公立病院への資金を増額することと、賃金を上げることである。

 デモ参加者たちは、ロアイサ公立病院で集まり始め、経済財政省の外で抗議を終えた。労働者たちは、20年間以上に渡るそれぞれの政府によって押し付けられた新自由主義経済システムが、今の危機の原因である、主張している。全国の医療労働者連合は、ストライキを組織しており、10万人近い労働者を代表している。彼らは、この地方の看護師、産婦人科医、管理担当者、検査技師、助手、保全、運転手、補助労働者と医師を代表している。

 ロアイサの労働組合リーダー、ケサル・テレロスによれば、 施設の緊急用の機器が動作しない。例えば、電気ショック、密度計、人工呼吸器と分泌用吸引器などである。彼は、「我々は供給物が不足しており、インフラは完全に崩壊した。これらの機器を修理するお金がなければ、患者は、民間の診療所に行かなければならない。」と付け加えた。

 この国のすべての地域の数十の病院が似たような状況にあり、労働組合に結集した病院労働者たちは、この危機がストライキと抗議の主要な理由である、と主張している。しかしながら、病院の資金を増額しろ、という要求には、賃金を上げ、労働者の取り分を増やすことを含まれている。

 デモ参加者たちは、17,930人の病院雇用者は、低賃金の一時委託という条件下で働いている、と説明した。

 「政府にとっては、我々は存在しないようなものだ。我々は、何年も差別されている。」と労働組合リーダーのミゲル・プーマが話した。「我々は未払いの職員を抱えており、政府は彼らを解雇したがっている。」と病院労働者のバージニア・ピルコが説明したように、他の労働者たちは、3,4か月給料が支払われていない。

 警察は、労働者たちにデモ行進をさせないようにしたが、うまくいかなかった。組合指導者と警察当局の激しい議論の後、デモ行進は開始され、経済省へ向けて進んだ。経済省は、国家予算の作成に責任のある機関で、抗議者たちは、この国で新自由主義政策を擁護し、進めてきたことを非難している。

 しかし、政府の役人は、労働者たちと会うために、経済省の外には誰も出てこなかった。医療労働組合連合の書記長である、グラディ・オロテグイは、「我々は、今のところ、回答を得ていない。我々の行動は、最終結論が出るまで続ける。」と話した。オロテグイはまた、政府の対応は、「全く消極的であり、もし、関心があるのならば、最も実現可能な方法を探すために、我々に交渉を求めてくるはずだと思う、と話した。

 抗議者たちは、2016年に、国は、公的部門の必要性を満たすために民間病院へ7500万ドルを移動させた、と批判した。彼らは、この政策を、公的医療制度の民営化を偽装するものと呼んでいる。(N)

原文URL:

http://www.telesurtv.net/english/news/Perus-Health-Care-Workers-Start-Indefinite-Strike-20161115-0029.html

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趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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