ボリビア:昨年のクーデターはリチウム目当て

  • 2020.07.27 Monday
  • 05:02

ボリビアの最高選挙裁判所(TSE)が9月6日に予定されていた大統領選挙を10月18日に延期すると発表した。MAS党の候補者ルイス・アルセが投票意向調査で大きくリードしていることが判ってからの変更で、延期はこれで3度目である。MAS党に対する選挙妨害や嫌がらせも続いている。


イーロン・マスクがボリビアのリチウム・クーデターを自白する

Elon Musk Confesses to Lithium Coup in Bolivia

2020年7月25日 teleSUR発

Tesla CEO Elon Musk (L) Authorities of Chayanta (R), Norte Potosi, Bolivia. May 24, 2020

テスラCEOイーロン・マスク(左)とチャヤンタ当局(右)。2020年5月24日、ボリビア北ポトシで。|写真:Twitter/ @KawsachunCoca

 

テスラの億万長者のCEOでリチウム開発の資本家が11月のクーデターにおける彼の役割を認めた。

米国を拠点とするテスラ自動車製造会社のCEOが、モラレス大統領が「リチウム・クーデター」と呼んでいたものに関わっていたことを認めている。

 「我々が望むものであれば誰でもクーデターをする!それに取り組む。」が、マスクがボリビアのリチウムを手に入れることが出来るよう米国政府がエボ・モラレスに対するクーデターを組織したことについてのツイッターでの非難に対するイーロン・マスクの答えである。

 世界最大の埋蔵量を持つボリビアのリチウムの外国の略奪が2019年11月10日のクーデターの背後にある主要な動機だと広く信じられている。

 テスラの自動車に使われているバッテリーの重要な構成要素の一つであるリチウムは、電気自動車、コンピューターや産業機器用のバッテリーに使用するために製造業者が入手したがっている世界で最も重要な天然資源の一つである。

 ヘニーネ・アニェスという事実上の政権はすでに、貴重な軟質金属がある、ポトシの広大な塩原ウユニ塩湖へ多数の多国籍企業を招待する計画を発表している。

 アニェスの共同候補で右翼の副大統領候補サムエル・ドリア・メディーナはウユニの町からリチウムを使用するブラジル=ボリビア・プロジェクトを提案している。

 一方、クーデター政権の外務大臣カレン・ロンガリックがイーロン・マスクに当てた3月31日付けの書簡には「あなたやあなたの会社のように我が国へ供給出来る会社は喜んで歓迎されます。」と書かれている。

 社会運動は、原材料を北半球へ輸出するのではなく、リチウムをボリビア国内で加工しようとするエボ・モラレスの社会主義志向運動(MAS)の計画を逆転させて、クーデター政権によってリチウムと天然資源が外国資本に明け渡されると繰り返し警告している。

 このプロジェクトはラテンアメリカ諸国が帝国主義の中心と持つことが多い新植民地的関係を拒否することを表していた。

 ボリビアの元MAS政府は、ドイツのACISA社との提携で、国営企業ヤシミエントス・デ・リチオ・ボリバノス(YLB)によるバッテリーと最初の電気自動車の生産を監督していた。この契約では、ボリビア国が支配権の過半数を握っていた。

 この契約はその他の多くの国家プロジェクトと共に破棄され、選挙は違法な事実上の政権によって3度も延期され、ウユニの人々と全国の社会運動は、進行する民営化に反対を続けており、残酷に搾取する外国資本によるボリビアの天然資源の略奪への回帰に反対を続けている。

原文URL:

https://www.telesurenglish.net/news/elon-musk-confesses-to-lithium-coup-in-bolivia-20200725-0010.html

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趣旨

今、ラテンアメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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