ブラジル:警官の黒人少年殺害に対する抗議行動が続く

  • 2020.06.18 Thursday
  • 05:10

ブラジルでCOVID-19の感染が拡大し、国境を接した周辺国の脅威となっている。ベネズエラの国連大使はブラジルの無為無策を「人間爆弾」だと国連に警告している。


ブラジル:警察の残虐行為に対する抗議行動が続く

Brazil: Protests Against Police Brutality Continues

2020年6月17日 teleSUR発

Silva Clara favela demonstration, Sao Paulo, Brazil. June 16, 2020.

シルバクララのデモ。2020年6月16日、ブラジル、サンパウロで。|写真:Twitter/@NiltoTatto

 

最近、軍事警察がパリイゾポリスの貧民街で二人の若者を殺害した。

 ブラジルのビラクララの貧民街の住民たちが火曜日、6月15日に軍事警察に殺害されたと報告されている15歳のアフリカ系ブラジル人ギルヘルメ・シルバ・ゲデスの正義ための2日目のデモ行進を行った。

 ビラクララの抗議行動参加者たちは地域のバスに火を付け、バリケードを築き、警官に石を投げた。彼らはシルバ殺害に関与したと疑われている軍事警察官に対して殺人罪で起訴することを要求している。

 「彼らはギルヘルメに何をしたの。彼らは彼にすごく批判的だった。頭を2発撃った。彼は撃たれた時、頭に手をやったと思う。彼の手も貫通していた。彼は何かいけないことをする子ではなかった。」とギルヘルメの祖母アントニオ・アルカンホ・ダ・シルバが話していた。彼女はデモの先頭に立った。

 月曜日夜、ビラクララの抗議参加者たちはバスに火を点けた。デモの2日目の夜、イベントは平和的に始まったが、警察の介入の後、彼らはバリケードを築き、軍事警察に向かって石を投げた。

 「彼の殺害は家族全体を傷つけた。彼の母親は4日間食べ物も飲み物も口にしない。私は彼女が気の毒で死にそうだ。彼女がどんなに耐えているか神様だけがご存じだ。」とシルビアの祖母が話した。

 彼女の親戚によれば、彼が自宅の玄関にいた時、武装した2人の男が彼を車へ無理矢理押し込んだ。ギルヘルメ・シルバの遺体は大サンパウロのディアデマ地区で発見された。15歳の少年の遺体の側に軍事警察の制服が残されていた。それは警察官の不正行為を示唆している。

原文URL:

https://www.telesurenglish.net/news/brazil-protests-against-police-brutality-continues-20200617-0003.html

 

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    趣旨

    今、ラテンアメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

    おことわり

    このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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