コロンビア:デモで積極的な役割を果たすアーティストたち

  • 2019.12.11 Wednesday
  • 05:24

全国ストライキ委員会は世界人権デ―の12月10までは抗議行動を継続すると発表している。


抗議行動が続く中、「コロンビアのための歌」が大勢の人を集める

‘A Song for Colombia’ Gathers Thousands as Protests Continue

2019年12月8日 teleSUR発

Since the beginning of the national strike, on Nov. 21 artists have played an active role in the demonstrations, not only musicians but from all artistic genres.

11月21日に全国ストライキが開始されてから、ミュージシャンだけでなくあらゆる芸術ジャンルのアーティストたちがデモにおいて積極的な役割を果たしてきた。|写真:Heinner Rodriguez/ El Espectador

 

250以上のアーティストたちが同国を揺るがしている平和デモを支持しようとコンサートに参加した。

 首都ボゴタの日曜日に大勢のコロンビア市民が集まり、継続中の全国ストライキを支援するために「コロンビアのための歌」コンサートのアーティストたちに合流した。

 サンチャゴ・クルス、セサール・ロペス、ドクター・クラプラら250人の演奏者がこのイベントに参加し、4週間以上にわたってこのラテンアメリカの国を揺るがしている抗議行動を支持した。

 「このコンサートはこのような大きな変革の瞬間に第一の社会的機能をアーティストが持っていることをすべてに人に伝える良い方法になる。すなわち、仲介者であり、人間的感情を大切にする守り手である。」と主催者がエル・エスペクタドールに話した。

 11月21日に全国ストライキが始まってから、ミュージシャンだけでなく、あらゆる芸術的ジャンルのアーティストたちがデモで積極的な役割を果たしてきた。年金支給年齢の引き上げ、若年層の最低賃金の引き下げといった経済計画に反対して、それと並んで彼らが主張しているのは汚職や人権活動家数百人の殺害を止めさせる行動を政府が取っていないためにデモに結集している。

 まさにこういった理由のために、日曜日に数千人が街頭に出て、一緒に歌い、イバン・デューケ大統領の新自由主義政府に反対する平和的なデモを行った。チリから、有名なグループであるロス・プリシオネロスのクラウディア・ナレアとミゲル・タピアが象徴的な「取り残された者たちのダンス」を歌った。それは大合唱となった。

 抗議行動参加者や諸組織はデューケが実行した政策と同国での暴力の復活に反対するストライキを続けている。11月21日には数百万のコロンビア市民が街頭に出て、2018年8月にデューケが権力に就いてから最大の抗議行動が行われた。

 政府が和平協定に対してほとんど何もしていないという懸念に加えて、人々は新自由主義的な政策パッケージを拒否している。それには退職年齢の強制的引上げ、年金制度への労働者の積立金の引き上げ、社会保障に対する国家の役割の削減、若年層の最低賃金の引き下げなどがある。

 しかしこれまでのところ、右翼大統領は提案を承認するための議会での多数派工作に失敗した。提案は「汚職との闘い」のツールであるかのようにしばしば正当化されて来た。(N)

Massive Marches in Colombia.

Thousands of students, teachers and social leaders have taken to the streets to protest against the government of Ivan Duque.

teleSUR Englishさんの投稿 2019年11月21日木曜日

原文URL:

https://www.telesurenglish.net/news/un-canto-x-colombia-concert-celebrated-amid-demonstrations-20191208-0011.html

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    趣旨

    今、ラテンアメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

    おことわり

    このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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