米国:感謝祭は先住民にとっては民族哀悼の日

  • 2019.12.03 Tuesday
  • 06:01

メイフラワー記念日の暗い真実を語る先住アメリカ人

Native Americans To Tell Dark Truths on Mayflower Anniversary

2019年11月29日 teleSUR発

King Philip waged a war against the Native inhabitants of New England between 1675-1678.

フィリップ王は1675−1678年にかけてニューイングランドの土着の住民に対して戦争を行った。|写真:Wikimedia

 

400年前、イギリス清教徒の小さなグループがマサセッチューに到着した。

 2020年9月16日のDデ―まで続く一連のイベントと共に始まった永いメイフラワー記念行事の中で、米国の歴史上初めて先住アメリカ人に声が与えられた。

 「何世紀もの疎外による影響のない、同時代のイベント・プランナーの検閲も無いこの記念館に我々の歴史的・文化的知識を提供しないかと誘ってくれたことに感謝しています。」とワンパノアグ委員会顧問代表パウラ・ピーターがEFEに語った。

 ワンパノアグ族は、プリマスから新世界へメイフラワー号に乗って旅した約100人の乗員を受け入れた部族である。

 ワンパノアグ委員会顧問は、現代米国市民が感謝際を祝っているが、北米先住民にとってそれは民族的な哀悼の日であることを思い起こさせた。これらのコミュニティにとってはイギリス部族の到来は破壊の道を開くものだった。

 民族哀悼の日は1970年に始まった。その年、ワンパノアグ部族の一人、ワムシュッタ・フランク・ジェームスがメイフラワー350周年を記念する夕食会で演説を行った。フランク・ジェームスは植民地を称賛する歌を歌うことを拒否した。

 いわゆる流浪者たちが1620年にアメリカの東海岸に着いた時、彼らには食料も無く、狩猟や栽培の知識、魚を取る技術もほとんど持っていなかった。

 イギリス人に生き残る方法を教えたのは先住民のコミュニティだった。

 しかし、入植者が彼らの生存を保護して来た先住民コミュニティを殺害し、奴隷化することを始めた時に、市民的共存と知識の共有は終わった。

 1630年までに、先住民は自分自身の土地の中で少数派になってしまった。

 メイフラワー記念式典の責任者アドリアン・ビケンは、イギリスの植民者が米国の建国の父であると考えられていることは正しくないと認めた。

 この旅の本当の歴史的意義と遺産を正すためには、メイフラワーに乗った流浪者の旅だけでなく、ストーリー全体が知られる必要があるとビケンが話した。

 新世界に到着する前、この宗教的流浪者たちは一つの政治制度を採用し、統治者を任命し、メイフラワー協定として知られている法典を作った。それが1787年の米国憲法の前身と考えられている。

 血塗られた戦争と入植者が先住民に服従させた強制的な改宗はメイフラワー記念を語るうえで無視することはできないとビケンが続けた。

 「入植者がすぐに礼節を忘れてしまったという話は片隅に追いやられたままとなっているものの一つである。」とピーターは嘆き、宗教的迫害を受けた流浪者自身が先住民の霊的な信念に寛容ではなかったことは「恐るべき皮肉」だと話した。(N)

原文URL:

https://www.telesurenglish.net/news/Native-Americans-To-Tell-Dark-Truths-on-Mayflower-Anniversary-20191129-0007.html

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趣旨

今、ラテンアメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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