コロンビア:教師が命を防衛する全国ストライキへ
- 2019.09.11 Wednesday
- 05:43
ボリバル広場で抗議する教師たち。2019年9月9日、コロンビア、ボゴタで。|写真:Twitter/ @AdidaSindicato
イバン・デューケが大統領になって以来、10人の教師が殺され、約700人が殺人の脅迫を受けた。
コロンビア教育労働者連合(FECODE)が、この南米の国が経験している「非常に危険な状況」に対して抗議するために、9月12日の24時間全国ストライキを呼びかけた。
「この抗議行動の目的は、教師、労働組合と社会運動指導者の命と身体的健全性を防衛し、それがどこらかくるものであれ、この国でのあらゆる形態の暴力を拒否することである。」
少し前の9月3日、FECODEは、コロンビアの極右と麻薬密売組織との結びつきを維持している準軍事組織『アギラス・ネグラス』(黒いイーグル)によって指導者たちが脅されていると非難していた。
この脅迫の結果、暴力の影響が最も大きい県の一つカウカ県で行われることが予定されていた平和的な集会「命を守るキャラバン」を教師たちは中止した。
木曜日に、教師たちは交渉で署名したあらゆる合意事項を完全に順守することをイバン・デューケ大統領に求める予定である。そのうちの一つは「教育機関を平和的な分野として認めること」である。
FECODEはコロンビア政府が2016年の和平協定を支持すること、および武力紛争中に犯された犯罪を審理することに責任を持つ機関『和平のための特別裁判所』を尊重することも要求している。
🇨🇴226 líderes sociales asesinados en lo que va de 2019🇨🇴
— Descifrando la Guerra (@descifraguerra) 2019年9月7日
Leon Humberto Alcaraz Godoy y Wilder Elias Godoy Restrepo, se convirtieron tristemente en las víctimas #225 y #226 respectivamente#Colombia #LideresSocialesAsesinados pic.twitter.com/A9o55Vu1FR
「2019年のこれまでに226人のリーダーが殺された。レオン・ウンベルト・ゴドイとウイルダー・エィアス・ゴドイ・レストレポが残念なことに225番目と226番目の犠牲者となった。コロンビアの社会運動指導者が殺された。」
コロンビア教師との連帯の表明に加えて、国際労働者連合(ITUC)はデューケ大統領に和平プロセスを保証するように要請した。
「我々は政府に路線を変えることを要請し、和平への道と共有された繁栄が完全に満たされることを保証することを要請する。」とITUC書記長シャラン・ブロウが述べた。
「デューケ大統領政権は和平協定を完全に実施することを保証する義務に違反しており、その結果、この国が武力紛争の暗黒の時代に戻ってしまう危険がある。」
今度のストライキはこの国のすべての自治体で実施される。抗議行動の最大の結集点はボゴタ、バランキージャ、ブカラマンガ、カリとメデジンである。
デューケが大統領となって以来、10人の教師が殺され、約700人が民兵組織に殺人の脅迫を受けている。
『デシファリング・ザ・ウォー』によれば、2016年から2019年9月7日までに、少なくとも848人の社会運動指導者がコロンビアで殺されている。(N)
Indigenous Communities Of Colombia Send an S.O.S.For some tribes the situation is so critical that they will go extinct if no direct action is taken.
teleSUR Englishさんの投稿 2019年5月7日火曜日
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