ホンデュラス:医師と教師が約1カ月に及ぶストライキを継続
- 2019.06.18 Tuesday
- 05:30
政府に反対するデモを続けるホンデュラスの医師と教師たち。|写真:Reuters
ホンデュラスの医師と教師たちが医療と教育部門の民営化に反対する抗議を続けている。
ホンデュラスの教師と医師たちが、日曜日、ファン・オルランド・エルナンデス政府に対するデモを続け、医療と教育部門の改善を要求した。
「この国のそれぞれの場所で行動を継続しようという呼びかけが実施されており、我々はこの運動の組織化と参加を継続することを市民に呼び掛ける。」とホンデュラス・パダゴグエス大学の学長エドウィン・エルナンデスが話した。
『医療・教育防衛行動』は主に公的部門の医師と教師で構成されており、彼らが提出した9つの議題への回答があるまで政府が招集する会談への参加を拒否している。
「今までこれらの条件は出来ていない。大統領府で政治家たちが設置したサーカス以上の政府からの回答を我々は得ていない。」とエルナンデスが続けた。
教師、学生、医療専門家、そして一般市民が、4月遅く議会を通過した二つの法律に対する反対行動のためにホンデュラス全土で約1カ月のストライキを継続している。
多くのホンデュラスの国民は、この法律は国の医療と教育プログラムを民営化するもので、これらの部門の大量解雇に繋がると話している。この法令は6月2日に公式に取り消されたが、抗議参加者たちは懸念が残っていると話している。
公安省が抗議者に対する「容赦しない」政策を取った後、警察の弾圧事件があったにもかかわらず、デモは続けられている。抗議に対する警察の残虐行為を止めろということも、この事件に対する公平な捜査と並んで要求項目に追加された。
ホンデュラスのタクシー協会(Ataxis)も連邦政府からの補助金を要求して抗議に参加している。(N)
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