在ベネズエラ・カナダ大使館一時閉鎖

  • 2019.06.07 Friday
  • 06:32

ブラジルはグアイド派使節の招待を取り消す。


グアイドが今年末までにマドゥーロを追い出すと約束したのでカナダはベネズエラ大使館を閉鎖する

Canada Closes Venezuela Embassy as Guaido Promises Maduro Out by End of Year

2019年6月3日 venezuelanalysis(By Paul Dobson)発

オタワもカナダにいるベネズエラ外交部隊の立場を見直すことを明言した。

Canada’s embassy in Caracas is to be temporarily shut. (Miguel Gutierrez / EPA)

一時閉鎖されたカラカスにあるカナダ大使館。|写真:(Miguel Gutierrez / EPA)

 

 カナダ外相クリスチナ・フリーランドがカナダ大使館の「一時」閉鎖とベネズエラから外交官の撤退を発表し、オタワには「それ以外の選択肢」はないと主張した。

 日曜日の記者会見で、フリーランドは外交官のビザ更新に失敗したことにより「外国大使館の機能が制限された」とマドゥーロ政府を非難した。その主張を支持する証拠は提示されなかった。彼女はさらにそのカリブの国は「独裁へ深く傾きつつある」と主張した。

 この措置は、言われているように6月終わりに期限切れとなるためすぐに効力を持つ。すべての大使館と領事館のサービスは1500Km離れたコロンビアのボゴタへ移される。

 フリーランドは、オタワは「マドゥーロが指名した」在カナダ・ベネズエラ外交官の立場を「評価」するとも表明した。

 カナダは、ファン・グアイドが1月23日に「暫定大統領」を自称した後、彼を承認した2番目の国である。その時からカナダはグアイド政府を追放するというグアイドの陰謀を支持することを続けており、カナダで野党指導者の代表オルランド・ビエラ・ブランコとの外交関係を構築し始めた。彼は政府代表やオタワやバンクーバーの議員とたくさんの会合を重ねている。

 この措置がどのくらいのベネズエラ在住カナダ人に影響を与えるかは分からないが、最近の野党主導の推定によれば、カナダには5万人のベネズエラ人が住んでいるとされている。

 最新の外交的いざこざは3月の同様の対立に続くものである。その時には米国とベネズエラ双方が外交チームを引上げ、外交関係を遮断し大使館を閉鎖した。米国は同様にグアイドの使節カルロス・ベッチーノを同国のベネズエラ代表として承認した。

 外交的な行き詰まりは、米国政府がウイーン条約に違反し、カラカス政府が支持した米国市民の保全グループをベネズエラ大使館から強制退去させた時に顕在化し、数人の逮捕となった。

 

【ブラジルはグアイド代表を退けた】

 グアイドのチームがブラジルでマドゥーロの外交代表を置き換えようとする取り組みが失敗に直面した時外交的小競り合いが起きる。

 右翼ボルソナロ政府は、同様にベネズエラの合法的な大統領としてグアイドを承認しているが、先週火曜日に大統領官邸でグアイドの使節マリア・テレサ・ベランドリアの認証をするために既に彼女を招待していていたが、後日招待が撤回されたことが通知された。

 「私は招待された。」と彼女はロイターに話し、このニュースの影響を軽視した。

 サンパウロにあるゲテュリオ・バルガス財団の外交関係教授オリベル・ステュエンケルは、この行動はブラジリアがマドゥーロ追放というグイアドの取り組みに信頼を失ったことを示唆しているのかもしれないと話している。

 「(政府は)、ブラジルはマドゥーロがすぐにはどこにも行かないという現実に取り組まなければならないと認識している。」と彼は説明した。

 ブラジルの外交官パウロ・ロベルト・デ・アルメディアもこの考え方を共有し、この冷たい態度はブラジルの一般市民と軍の指導部の間の軋轢が増大していることを示していると主張している。

 「グアイドの使節を承認することは決して軍の同意を得られなかった。」と彼は話した。

 

【グアイドはマドゥーロが今年いなくなると約束している】

 一方、グアイドはベネズエラの支持者たちに今年の終わりまでに権力を握るという彼の目標を達成すると話した。

 バリナス州の小さな集会で、グアイドが宣言した。「我々は決定的な、前進する、行動の時にいる。これは2019年に始まったのではないが、みんなに言おう、2019年に終わると。」

 グアイドはすでに支持者たちに、人道「援助」をベネズエラに持ち込む、彼の理念に軍が加わるように説得する、新しい大統領選挙を呼びかけると約束してきた。彼はまた失敗に終わった4月の反乱も主導した。

Guaido talks to a small number of supporters in the western state of Barinas. (Courtesy / Twitter)

西部バリナス州での小人数の集会で話すグアイド。|写真:(Courtesy / Twitter)

 

 月曜日のツイッターで、グアイドはマドゥーロを追放するために「必要なこと」は何でもやると繰り返し約束し、ベネズエラに関しては「すべての選択肢がテーブルの上にある」というワシントンの声明を繰り返した。

 グアイドは公然とベネズエラへの外国の介入を要請し、現在では、米州相互援助条約(TIAR)へのベネズエラの再加入を求めている。それは米国の軍事行動を法的に正当化することが可能となるものとして引き合いに出される、この地域で16カ国が加盟する相互防衛条約である。(N)

原文URL:

https://venezuelanalysis.com/news/14520

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

趣旨

今、ラテン・アメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM