パナマ:大統領選挙で右翼を破り、中道が勝利

  • 2019.05.07 Tuesday
  • 06:14

メキシコに続いて大統領選で右翼を破る。流れは少し変わって来たのか。ベネズエラに対するスタンスを変更するか注目しよう。

(動画に和訳字幕を追加しました)


中道のニト・カルティソがパナマの大統領に選出、ルーが異議

Centrist Nito Cortizo Elected President of Panama, Roux Objects

2019年5月5日 teleSUR発

President-elect Laurentino Cortizo of the Democratic Revolutionary Party (PRD) attends an electoral campaign closing rally in Panama City.

パナマ市での選挙運動閉幕集会に出席した、大統領に選出された民主革命党(PRD)のラウレンティオ・コルティソ。|写真:Reuters

 

1979年にオマール・トリホスが設立した民主革命党(PRD)出身の、新しく選出された国家首脳は、2024年までこの中央アメリカの国を率いて行くことになる。

 日曜日の総選挙で、接戦となった、右翼ロムロ・ルーと中道左派ラウレンティノ・「ニト」・カルティソの大統領レースは、カルティソが33.01%を獲得し、31.08%のルーに勝利した。パナマ中央選挙評議会によれば、91%の開票段階で逆転不可能な情勢と見られている。

 この数字にもかかわらず、ルーはツイッターで、彼の党はこの結果を認めておらず、一定の選挙記録に対する「不正行為と異議」申し立てに基づく再集計を選挙機関に要請するだろうという声明を発表した。

 1979年のオマール・トリホスが設立した民主革命党(PRD)出身の新しく選出された国家首脳は、2019年から2024年の間、この中央アメリカの国を率いて行くことになる。65歳の元農業相は、主に政府の汚職を止めさせ、不平等と闘うことを約束すること中心として選挙キャンペーンを展開した。

 また、外務省内部にプロパナマと呼ばれる新しい部局を設立することを約束した。それは、パナマペーパーやオデブレヒトといった汚職スキャンダルの余波にあるこの国の信頼を回復するために、大使館や領事館および外国の投資家と一緒に活動しようとするものである。汚職スキャンダルは、非常に疑り深くなった有権者に与党に再び投票させることを控えさせる結果となった。与党は第4位だった。

 しかし、パナマの選挙アナリスト、リチャード・モラレスは、左翼のサウル・メンデス(0.6%の得票)を除くすべての候補は、不安定な労働条件、社会保障の危機、少数エリートへの富の集中のような労働者階級の市民に影響を与える問題を取り上げることを避けたとテレスールに述べている。

 コルティソは、ベネズエラに配慮して、彼の国のスタンス、特にファン・グアイドを暫定大統領として承認することを含むリマ・グループ内で採用された政策を再検討すると発言していた。

 PRDの候補は、日曜日の有効投票270万票のうち約608,000票を獲得した。この選挙でパナマの有権者は、国会議員、中央アメリカ議会議員と地方の首長を選んだ。

 国民議会の71議席のうち、コルティソの同盟は中道左派PRDが28議席、中道右翼自由民族共和国運動が2議席の合計30議席を獲得し、続いて右翼のルーの同盟は民主変革が17議席、同盟党が0議席の合計17議席、中道右翼連合はパナマ党の7議席と大衆党0議席の合計7議席、最後の4議席は無所属の議員が獲得した。(訳者注:計算が合いません)

 パナマの立法議会の構成は全体として右翼傾向にあり、それが今後の5年間の同国の政策を特徴づけることになる。(N)

動画:H.W.ブッシュとパナマ侵略

原文URL:

https://www.telesurenglish.net/news/Centrist-Nito-Cortizo-Elected-President-of-Panama-Roux-Objects-20190505-0020.html

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趣旨

今、ラテンアメリカでキューバを先頭とする社会主義、ないし社会主義を志向する大衆闘争が注目です。特に、昨年末(2015年)アルゼンチン、ベネズエラで右翼が勝利し、米国に支援された反動右翼と進歩的な人民大衆との熾烈な階級闘争が繰り広げられています。日本のマスコミは歪められたものしか報道していません。 だからこそ今、目の前で闘われている大衆闘争について現地の報道機関やブログで報道されているものを日本語にして日本の労働者に紹介していくことは、国際連帯としても日本での民主主義を闘いとる闘争にとっても有意義なことであるように思います。

おことわり

このブログでは英文記事を翻訳してご紹介しておりますが、筆者はかなずしも英語に堪能であるわけではありません。 従って、多々誤訳等があるかと思いますが、ご容赦願います。

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